「大谷翔平」カテゴリーアーカイブ

大谷翔平の対戦相手など

アイアトンさんのようなフィリピン系野球選手を


水原一平氏の突然の解雇により、急遽通訳を任されることになったウィル・アイアトン氏。俄然注目が大きいが、その中でフィリピン代表選手として2013年ワールドベースボールクラシック(※1) に出場していた意外な事実が話題になった。
※予選は2012年に開催されている

MLB名鑑.comでアイアトン氏のようにフィリピンにルーツを持つ現役・元野球選手を紹介していきたい。

2013年WBC予選
小川龍也:ドラフト2位で中日ドラゴンズに入り、その後西武ライオンズでプレーしたサウスポー。母親がフィリピン人。千葉県出身でフィリピンにルーツがあることはあまり知られていなかったため、フィリピン代表選出は日本のファンの間で驚きのニュースだった。

ジョン=ジョン・ロブレス:165cmの小柄な身体からファストボールを投げ込む先発左腕。2007年のアジア選手権で日本相手に先発登板したことがある。2013年、17年のWBC予選に出場。近年は一塁手でフィリピン代表候補に挙げられている。

チャーリー・ラブラドール:2000年代のフィリピンを代表するエース右腕。国際大会では勝ち試合、大量失点した試合問わず幾度となく登板し、国に尽くした。

ジーノ・エスピネリ:純血のフィリピン人初のメジャーリーガー。テキサス州ヒューストンで生まれ、テキサス州内の大学からドラフト14巡目でサンフランシスコ・ジャイアンツに入団。2008年7月にメジャーデビューを果たし、リリーフで2勝(無敗)を挙げた。翌年以降は3年間トリプルAでプレーを続けたが再びコールアップされることはなかった。退団した翌年、WBC予選ではフィリピン代表のクローザーとして投げた。

ウラジーミル・エギア:2010年代前半~中頃に国際大会で活躍したリリーフ左腕。2013年のWBC予選ではエスピネリの前を投げるセットアップマンのような役を任され、タイ戦ではジョニー・デイモンをゲッツーに仕留めた。2017年のWBC予選はフィリピン系アメリカ人をメインに代表チームを作ったため、出番は1試合だけしかなかった。1988年生まれだがまだ現役で今も代表チームに呼ばれるほど健在。

・デボン・ラミレス:ロサンゼルス近郊出身、大学はソフモア(2年生)までUCLAに通った生粋のカリフォルニアっ子。2013年の予選ではデボン・ブライス・ラミレスの名前で出場した。打撃も得意なため国際大会には外野も兼任しており、WBC予選も投手登録だったが二刀流で出場した。大学はUCLAから2度転学してドラフト指名を目指したが夢叶わず、独立リーグで延べ5年プレーした。

アルフレッド・オリバレス:2014年に独立リーグの信濃グランセローズでプレーしたフィリピン人捕手。2017年のWBC予選に出場した。

クレイ・ラパダ:サイドスローなのかアンダースローなのか微妙なアングルから投げる変則左腕。2007~13年までメジャーでプレー。2012年にはヤンキースでシーズン70試合とフル回転した。父親がフィリピン人。

クリス・アギーラ:ソフトバンクホークスに在籍した元メジャーリーガー。フロリダ・マーリンズの強打の有望株外野手だったがレギュラー争いに敗れて契約解除。2008年に入団したホークスでは外国人枠に恵まれず消化不良のまま退団した。

・J.R.ブンダ:父親がハワイで上院議員を務めるフィリピン系アメリカ人。高校時代に野球とアメフトの両方で活躍する地元ではスター選手だった。大学のサマーリーグで心臓発作に見舞われたことがあったが、無事に復帰して卒業後は独立リーグでプレーした。2017年WBC予選ではラパダやギャリソンらを差し置いて先発1番手に指名された。

・ケビン・バンス:最高位トリプルAまで昇格した元マイナーリーガー。2017年のWBC予選でフィリピン代表に召集され、ニュージーランド戦でリリーフ登板したがボコボコにされ敗色濃厚に。一緒にフィリピン代表に選ばれた兄マットはハーバード大学でキャプテンを務め、卒業後はヨーロッパのプロ野球リーグを渡り歩いた。

・テイラー・ギャリソン:1990年生まれ。ヤンキースに7巡目指名で入団、トリプルAまで到達したリリーフピッチャー。マイナーではクローザー候補として育成されていた。双子の弟もヤンキース傘下の元マイナーリーガー。


【それ以外のフィリピン由来の選手たち】
ティム・リンスカム:サンフランシスコ・ジャイアンツ在籍時に2度サイ・ヤング賞を獲得した大物投手。小柄な体格からダイナミックなフォームで人気を博したが、同時に足腰への負担は大きく全盛期は短めだった。

・アディソン・ラッセル:シカゴ・カブスでショートを守っていた元メジャーリーガー。マイナー時代に超有望株として期待され、メジャー昇格後はショートに定着。当時有望株だったハビエア・バイエズがしばらくユーティリティ扱いを受けたのはラッセルが優先的に起用されたせいだった。
2017年にDV疑惑が浮上してバイエズと立場が逆転。19年オフにノンテンダーとなって翌年から韓国に渡った。

ボビー・シナード:第二次世界大戦後では唯一のフィリピン生まれのメジャーリーガー。1999年のシーズンオフに、妻の頭に拳銃を突き付けて逮捕されたことで知られている。懲役刑と社会奉仕活動後にロッキーズでプレーしているが、今ならメジャー復帰はアウトだろう。

・クラウディオ・マネラ:戦前のニグロリーグでプレーしたフィリピン生まれの選手。今世紀に入ってニグロリーグも大リーグの一部に認定され、遡ってマネラがフィリピン生まれのメジャーリーガー第1号になった。

・ファーハン・ザイディ:サンフランシスコ・ジャイアンツの野球部門の全権を握る編成本部長。書籍”マネーボール”に感銘を受けてビリー・ビーン元GMの下で働き、ドジャースの要職を経てジャイアンツに引き抜かれた。
カナダで生まれ、4歳の時にマニラに移住し現地のインターナショナルに通ったパキスタン系アメリカ人という複雑なルーツを持つ。信仰はイスラム教。少年時代から自分はカナダ人であると認識していて、トロント・ブルージェイズの選手たちを応援していた。

・ホリ・ホリバタ(ホリバタ ツヨシ):フィリピンで生まれ、学生時代をアメリカで過ごした日系フィリピン人。高校時代は有望投手として州の代表に選出され、ディビジョンⅠ所属のニューヨーク州立ビンガムトン大学で4年間公式戦に出場した。卒業後は選手の道には進まず、フィリピンに戻り政治家になった。

・ティム・ティーボウ 言わずと知れたアメフトの元スター選手。カレッジフットボールのMVPにあたるハイズマン賞を初めてソフモア(2年生)で受賞したことで絶大な人気を誇ったが、NFLでは活躍できなかった。2016年に唐突にニューヨーク・メッツとマイナー契約を結び、本気でメジャーリーグを目指した。トリプルAでも77試合に出場したが昇格時点で31歳だったこともあり、惜しくもメジャー昇格は果たせなかった。

キリスト教徒の両親がフィリピンで布教活動をしていたときにティムが生まれた。2020年にWBC代表に選ばれるも新型コロナの影響で延期。その後はフィリピン自体が予選対象国から外れ、ティーボウの代表デビューは幻となった。

(書き途中。)


ロサンゼルス・ドジャース チーム情報 2024開幕版


MLB名鑑.com チーム別紹介

Los Angeles Dodgers
ロサンゼルス・ドジャース
ナ・リーグ西地区

2024年開幕版
(→2023年トレードデッドライン版はこちら)
今シーズンの展望
Coming soon...             
40人ロースター ※太字は26人枠+故障者
投手野手
先発山本由伸1 遊ムーキー・ベッツ
先発タイラー・グラスノー2 指大谷翔平
先発ボビー・ミラー3 一フレディ・フリーマン
先発ジェームズ・パクストン4 捕ウィル・スミス
先発ギャビン・ストーン5 三マックス・マンシー
抑えエバン・フィリップス6 中ジェームズ・アウトマン
中継ブラスダー・グラテロル7 左テオスカー・ヘルナンデス
中継ジョー・ケリー8 右ジェイソン・ヘイワード
中継ライアン・ブレイシア9 二ギャビン・ラックス
中継アレックス・ベシアオースティン・バーンズ
中継ブレイク・トレイネン内野ミゲル・ロハス
中継ダニエル・ハドソン内外クリス・テイラー
中継ライアン・ヤーブロー外内エンリケ・ヘルナンデス
先発ウォーカー・ビューラーハンター・フェデュシア
先発クレイトン・カーショウ外野アンディ・パヘス
先発ダスティン・メイ内外ミゲル・バルガス
先発トニー・ゴンソリン内野アンドレ・リプシアス
先中ランドン・ナックディエゴ・カルタヤ
中継リッキー・バナスコ
先中★ニック・フラッソ
先中エメット・シーアン
先中カイル・ハート
中継J.P.ファイヤライゼン
先中マイケル・グローブ
中継ガス・バーランド
中継マット・ゲージ
40人枠外の主な選手 (★は有望株)
投手野手
先発リバー・ライアンクリス・オーケイ
中継ジャスティン・ウィルソン★ダルドン・ラッシング
中継エリエザー・ヘルナンデス内野ジョナサン・アラウズ
中継ディネルソン・ラメット外一ライアン・ウォード
中継ナビル・クリスメット内野ケビン・パドロ
中継T.J.マクファランド内外クリス・オーウィングス
中継ジェシー・ハーン外野ホゼ・ラモス
中継スティーブン・ゴンサルベス外野トラビス・スワガティ
チーム情報
球団名Los Angeles Dodgers
本拠地ドジャー・スタジアム
筆頭オーナーマーク・ウォルター
エグゼクティブアンドリュー・フリードマン編成部門長
GMブランドン・ゴームズExecutive VP兼GM
監督デーブ・ロバーツ
下部組織1AAA オクラホマシティ・ドジャース
AA タルサ・ドリラーズ
A+ グレートレイクス・ルーンズ
A ランチョクカモンガ・クエークス
マスコットなし
直近のチーム成績
地区勝率最終成績
2018NL西1位9271.564リーグ優勝
2019NL西1位10656.654DS敗退
2020NL西1位4317.717世界一
2021NL西2位10656.654NLCS敗退(WC)
2022NL西1位11151.685DS敗退
2023NL西1位10062.617DS敗退
チームの歴史
世界一7回 (1955, 1959, 1963, 1965, 1981, 1988, 2020)
リーグ優勝25回
地区優勝21回
プレーオフ進出37回
永久欠番【1】ピー・ウィー・リース
【2】トミー・ラソーダ
【4】デューク・スナイダー
【14】ギル・ホッジス
【19】ジム・ギリアム
【20】ドン・サットン
【24】ウォルター・オルストン
【32】サンディ・コーファックス
【34】フェルナンド・バエンズエラ
【39】ロイ・キャンパネラ
【42】ジャッキー・ロビンソン
【53】ドン・ドライスデール
2000年代~の主なスター選手クレイトン・カーショウ(投手)、ジャスティン・ターナー(三塁手)、エイドリアン・ベルトレ(三塁手)、マット・ケンプ(外野手)、アンドレ・イーシア(外野手)…
チーム名の由来 かつて球団がニューヨークのブルックリンにあった頃、路面電車が多く走行していたブルックリン地区の住民のことを”トロリー・ドジャース(路面電車をよける者達)”と呼んでいたことが由来。1911~12年には正式なチーム名がブルックリン・トロリードジャースだった。
 ドジャースのルーツはニューヨークにあり、1884年にブルックリン・アトランティックスとして誕生。チーム名はブライトグルームズ、スーパーバスなどと頻繁に愛称が変わり、1911年からはトロリードジャースとして知られた。その後チームは1914~31年までレジェンドのウィルバート・ロビンソンに敬意を表しブルックリン・ロビンズに変更されたが、ロビンソン引退後にドジャースとなった。また、オーナーのウォルター・オマリーが1957年のシーズン後にロサンゼルスへ移すも、愛称はドジャースのままにすることを決めた。
球団変遷1884-1884 ブルックリン・アトランティックス
1885-1887 ブルックリン・グレイス
1888-1890 ブルックリン・ブライトグルームス
1891-1895 ブルックリン・グルームス
1896-1898 ブルックリン・ブライトグルームス
1899-1910 ブルックリン・スーパーバス
1911-1912 ブルックリン・トロリードジャース
1913-1913 ブルックリン・スーパーバス
1914-1931 ブルックリン・ロビンス
1932-1957 ブルックリン・ドジャース
1958-2023 ロサンゼルス・ドジャース
球団記録
通算記録ベスト5 打者
rWAR1 ピー・ウィー・リース
2 デューク・スナイダー
3 ジャッキー・ロビンソン
4 ザック・ウィート
5 ウィリー・デービス
68.4
65.3
61.8
59.9
54.6
試合数1 ザック・ウィート
2 ビル・ラッセル
3 ピー・ウィー・リース
4 ギル・ホッジス
5 ジム・ギリアム
2322
2181
2166
2006
1956
打率1 ウィリー・キラー
2 ベーブ・ハーマン
3 ジャック・フォーニアー
4 マイク・ピアッツァ
5 ハービー・ケンドリック
.352
.339
.337
.331
.318
安打1 ザック・ウィート
2 ピー・ウィー・リース
3 ウィリー・デービス
4 デューク・スナイダー
5 スティーブ・ガービー
2804
2170
2091
1995
1968
本塁打1 デューク・スナイダー
2 ギル・ホッジス
3 エリック・ケアロス
4 ロイ・キャンパネラ
5 ロン・セイ
389
361
270
242
228
打点1 デューク・スナイダー
2 ギル・ホッジス
3 ザック・ウィート
4 カール・フリーロ
5 スティーブ・ガービー
1271
1254
1210
1058
992
四球1 ピー・ウィー・リース
2 ジム・ギリアム
3 ギル・ホッジス
4 デューク・スナイダー
5 ロン・セイ
1210
1036
925
893
765
敬遠四球1 デューク・スナイダー
2 ロイ・キャンパネラ
3 ギル・ホッジス
4 ビル・ラッセル
5 マイク・ソーシア
141
113
108
106
101
死球1 ジャスティン・ターナー
2 ザック・ウィート
3 ジャッキー・ロビンソン
4 アンドレ・イーシア
5 マイク・グリフィン
96
73
72
58
55
三振1 マット・ケンプ
2 デューク・スナイダー
3 ギル・ホッジス
4 エリック・ケアロス
5 クリス・テイラー
1179
1123
1108
1105
955
盗塁1 モーリー・ウィリス
2 デイビー・ロープス
3 ウィリー・デービス
4 トム・デイリー
5 スティーブ・サックス
490
418
335
298
290
OPS1 ゲイリー・シェフィールド
2 ジャック・フォーニアー
3 マイク・ピアッツァ
4 ベーブ・ハーマン
5 デューク・スナイダー
.998
.973
.966
.953
.936
通算記録ベスト5 投手
rWAR1 クレイトン・カーショウ
2 ダジー・バンス
3 ドン・ドライスデール
4 サンディ・コーファックス
5 ドン・サットン
77.1
61.9
61.4
53.1
50.5
登板数1 ケンリー・ジャンセン
2 ドン・サットン
3 ドン・ドライスデール
4 ジム・ブリュワー
5 ジョン・ペラノスキー
701
550
518
474
457
投球回1 ドン・サットン
2 ドン・ドライスデール
3 ビックヤード・ケネディ
4 ダジー・バンス
5 クレイトン・カーショウ
3816.1
3432.0
2866.0
2757.2
2712.2
勝利数1 ドン・サットン
2 クレイトン・カーショウ
3 ドン・ドライスデール
4 ダジー・バンス
5 ビックヤード・ケネディ
233
210
209
190
177
敗戦数1 ドン・サットン
2 ドン・ドライスデール
3 ビックヤード・ケネディ
4 アドニス・テリー
5 ナップ・ラッカー
181
166
149
139
134
防御率1 ザック・グレインキー
2 ジェフ・フェファー
3 ケンリー・ジャンセン
4 ナップ・ラッカー
5 ラリー・チェニー
2.30
2.31
2.37
2.42
2.45
奪三振1 クレイトン・カーショウ
2 ドン・サットン
3 ドン・ドライスデール
4 サンディ・コーファックス
5 ダジー・バンス
2944
2696
2486
2396
1918
K/91 ケンリー・ジャンセン
2 エリック・ガニエ
3 前田健太
4 クレイトン・カーショウ
5 ウォーカー・ビューラー
13.0
10.4
9.8
9.8
9.7
BB/91 カート・デービス
2 ワトソン・クラーク
3 ザック・グレインキー
4 フランク・キットソン
5 ルーブ・マーカード
1.8
1.9
1.9
1.9
2.0
WHIP1 ケンリー・ジャンセン
2 クレイトン・カーショウ
3 ザック・グレインキー
4 ウォーカー・ビューラー
5 ケビン・ブラウン
0.928
1.004
1.027
1.036
1.100
セーブ1 ケンリー・ジャンセン
2 エリック・ガニエ
3 ジェフ・ショウ
4 トッド・ウォーレル
5 ジム・ブリュワー
350
161
129
127
126
シーズン記録 打者
rWARジャッキー・ロビンソン(1951)9.7
打率ベーブ・ハーマン(1930).393
安打ベーブ・ハーマン(1930)241
本塁打ショーン・グリーン(2001)49
打点トミー・デービス(1962)153
四球エディ・スタンキー(1945)148
敬遠四球ピー・ウィー・リース(1947)29
死球ヒューイ・ジェニングス(1900)20
三振ジェームズ・アウトマン(2023)181
盗塁モーリー・ウィリス(1962)104
出塁率マイク・グリフィン(1894).466
長打率ベーブ・ハーマン(1930).678
OPSベーブ・ハーマン(1930)1.132
シーズン記録 投手
rWARサンディ・コーファックス(1963)10.7
登板数マイク・マーシャル(1974)106
投球回ヘンリー・ポーター(1885)481.2
勝利数ボブ・カラザーズ(1889)40
敗戦数アドニス・テリー(1884)35
防御率ルーブ・マーカード(1916)1.58
被安打アドニス・テリー(1884)486
奪三振サンディ・コーファックス(1965)382
与四球エド・スタイン(1894)170
与死球ジョー・マギニティー(1900)40
暴投サム・キンバー(1884)52
K/9クレイトン・カーショウ(2015)11.6
BB/9柳賢振(2019)1.2
WHIPザック・グレインキー(2015)0.844
セーブエリック・ガニエ(2003)55

【大谷翔平】今週対戦するピッチャー 2021-9-25~【エンゼルス】


レギュラーシーズンも終盤戦に差し掛かり、ホームラン王争いも大詰めを迎えている。今週のマリナーズとの3連戦で出てくる投手を紹介する。
なお、今回から日付は日本時間で表記する。

対シアトル・マリナーズ
9月25日(土) ローガン・ギルバート

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エースになれるポテンシャルを持つ本格派新人投手。5月中旬に昇格してからローテーションを崩さず登板を続け、投球回数は100イニングに到達。メジャーデビューから4試合は0勝2敗・防御率6点近くと苦しみ、5試合目で5回・7奪三振・1失点で初勝利を挙げたが相手はエンゼルスだった。エンゼルスは2度目の対戦となった7月19日も5回1/3で9三振を喫しており苦手意識が付いてしまったかもしれない。

9月26日(日) タイラー・アンダーソン

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もともとロッキーズで先発として投げていたサウスポー。1年目は規定投球回未満ながら防御率3点台を記録したことがある。投球内容は軟投派そのもので、平均90~91マイルの遅めのフォーシームとカッター、チェンジアップを投げ分ける。今シーズンはパイレーツのローテで投げていたが、フィリーズへのトレードが破談になった後、マリナーズが獲得した。エンゼルスは2018・20年にインターリーグで対戦したことがあるが、トラウトやレンドン、プホルス、ザック・コザートら”今いない選手”たちが集中打を浴びせた。大谷はどちらの試合も打席に立っていない。

9月27日(月) マルコ・ゴンザレス

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勝てないマリナーズで辛抱強く投げ続けるエース格。今季は前半戦不調で、7月は一時6.00まで悪化していた防御率も4.14まで戻してきた。オールスター後の防御率は2.81で、現在8連勝中。大谷はゴンザレスから1ホーマー放っているが、絶好調のゴンザレスからも打つことができるか?なお、この試合は大谷の登板が予想されている。

次週は敵地でテキサス・レンジャースと3連戦の後、再びマリナーズと3連戦のスケジュールとなっている。
対テキサス・レンジャース
9月29日(水) A.J.アレクシー
9月30日(木) テイラー・ハーン
10月1日(金) グレン・オットー

<MLB名鑑.com>


今週対戦するピッチャー 2021-9-3~【エンゼルス】


今週はテキサス・レンジャースを本拠地に迎えての4連戦。両チームともプレーオフ進出は厳しいため俄然大谷翔平のプレーに注目が集まりそうだ。対戦相手の予想先発は以下の通り。※日付は現地時間

対テキサス・レンジャース @エンゼル・スタジアム
9/3(金) グレン・オットー

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前回登板の8/27がメジャー初登板初先発。5回を被安打2・奪三振7・無四球無失点の完璧なデビューを飾った。ジョーイ・ギャロ放出の見返りにヤンキースからゲットした若手の1人。クロスステップ気味のフォームから投げるスライダーはホームベースを横切るようなエグい角度があり、右打者は初見で打つのは難しい。

9/4(土) コルビー・アラード

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ブレーブスの元ドラフト1巡目左腕。将来の先発ローテーション投手として高い期待をかけられていたが大成せず、クリス・マーティン(元日本ハム・ファイターズ)とのトレードでレンジャースに放出された。昨年は0勝6敗・防御率7.75に終わった。

9/5(日) テイラー・ハーン

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左の若手投手でノビのあるフォーシームが武器。コントロールと変化球の精度に課題がありリリーフ向きとの声もある。ハーンはメジャーでは少数派のデイゲームに強い投手で、奇しくも4連戦のうちこの試合だけ5時間早く開始される。

9/6(月) A.J.アレクシー

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オットーと同じく前回登板8/31がメジャー初登板、5イニング無失点の上々デビューとなった。こちらは4年前ダルビッシュ有を放出する1対3のトレードで手に入れた若手投手だが、交換要員の目玉がウィリー・カルフーンだったためアレクシーのことは話題に上がらなかった。
テイクバックが小さくピッチングフォームがシェーン・ビーバーに似ている。

初戦は大谷翔平が登板予定である。パドレス戦で手首にデッドボールを受けた影響で登板日をずらしたが、どの程度影響があるだろうか?MLB名鑑.comでは、前日の試合で9回に手痛い3失策を犯し、挽回に燃えているナサニエル・ロウとのマッチアップに注目したい。対大谷は5打数2安打のうちホームラン1本、2塁打1本。さらに2四球を選んでいてOPS1.771。ロウに軍配が上がっている。

【予想オーダー】
1番 三塁、ヨニー・ヘルナンデス
2番 遊撃、イサイアー・カイナー=ファレファ
3番 右翼、アドリス・ガルシア
4番 一塁、ナサニエル・ロウ
5番 DH、D.J.ピータース
6番 捕手、ジョナ・ハイム or ホゼ・トレビーノ
7番 二塁、ニック・ソラック
8番 左翼、ジェイソン・マーティン
9番 中堅、レオディ・タベラス

レンジャース戦以降は2週間ぶりの対パドレス2連戦。ブレイク・スネル、ダルビッシュ有が出てくる予定。

対サンディエゴ・パドレス @ペトコパーク
9/7(火) ブレイク・スネル
9/8(水) ダルビッシュ有
9/9(木) 休み

ベースボーラー <MLB名鑑.com専属コラムニスト>


今週対戦するピッチャー 2021-8-30~【エンゼルス】


今週はエンゼル・スタジアムにてニューヨーク・ヤンキースとの3連戦。春先は低調、夏場にケガ人続出してもヤンキースは強かった。前回対戦時は3人揃えるのがやっとだった先発陣も気付けばメジャーレベルが6人になった。また、大谷翔平は第2戦に登板予定だが、前回の1イニング持たずノックアウトの借りを返せるか注目だ。※日付はすべて現地時間

対ニューヨーク・ヤンキース @エンゼル・スタジアム
8/30(月) コーリー・クルーバー

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サイ・ヤング賞に2度輝いた実績のある巧投手。2019年は打球をヒジに受けシーズン終了、2020年は背中のケガで1登板のみ、2021年は5月にノーヒッター達成も翌週に右肩甲骨下筋を痛めて長期離脱とここ3年はジェットコースターのようなキャリアを歩んでいる。エンゼルスがクルーバーと対戦するのはインディアンス在籍時の2018年8月以来で、このときは3安打完封を許している。また、2番アップトン・3番大谷・6番フレッチャーで10打数無安打に抑えられている。

8/31(火) ジェイムソン・タイオン

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パイレーツでエースを張っていた右投げ先発投手。2017年に精巣がんの治療を受け、2019年はトミー・ジョン手術(昨季は全休)と苦難を乗り越えてきた。TJ前は腕を大きく振り回すようなピッチングフォームだったのを少し控えめにした効果か、今シーズンは10日間負傷者リスト入りがあっただけでほぼローテを守っている。

9/1(水) ゲリット・コール

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8月16日に1試合行われた雨天順延による再試合以来の再戦。エンゼルス打線6回途中9三振を喫し敗れてしまった。対大谷は打った瞬間ホームランか?という特大飛球が印象的だったが、今回はどんな名場面が生まれるだろうか?

ヤンキース戦後は1日offを挟んで対レンジャース4連戦。その後再びパドレスとのインターリーグが組まれている。

対テキサス・レンジャース @エンゼル・スタジアム
9/3(金) コルビー・アラード
9/4(土) テイラー・ハーン
9/5(日) 梁玹種(ヤン・ヒョンジョン)
9/6(月) ジョーダン・ライルズ?

ベースボーラー <MLB名鑑.com専属コラムニスト>


今週対戦するピッチャー 2021-8-25~【エンゼルス】


1日休みをはさんで、今日からボルティモア・オリオールズとの3連戦。オリオールズの先発陣でまともなのはジョン・ミーンズのみ。他の投手は他球団なら全員とっくにDFAされているレベルで、ア・リーグ最低勝率に沈む最大の原因になっている。

というわけで今回は相手打線の方にスポットを当ててみたいと思う。大谷翔平は2戦目に登板予定だ。

【予想オーダー】
1番 中堅、セドリック・ムリンズ
投はミーンズ、打はムリンズがオリオールズの顔と言える存在になった。今季は開幕から走攻守に活躍、オールスターに選出され、前半戦はOPS9割超え。シーズン成績も30-30に手が届きそうな勢いでチームを牽引している。ただし直近数試合は調子を落としている。

2番 DH、ライアン・マウントキャッスル
日本のネット掲示板で山城さんと呼ばれている新人一塁手。ウリは長打力。三塁と左翼も平均以下だが守ることができる。

3番 一塁、トレイ・マンシーニ
大腸がんの治療から復帰したことで有名な長距離砲。2019年に35ホーマーを放っている。右投手に滅法強い。

4番 左翼、アンソニー・サンタンダー
ルール5ドラフトでオリオールズに加入。2018年に打ちまくり、上位打線を担うようになった。ルール5ドラフトの成功例としてよく名前が挙がる。変化球に手が出やすく選球眼が良くない弱点はデビュー以来解消されていない。

5番 右翼、D.J.スチュワート
開幕時点のチーム構想ではレフトのレギュラーにオースティン・ヘイズが入る予定だったが、不調により対右投手にスチュワート、対左にヘイズのプラトーン起用となっている。元ドラフト1巡目。

6番 二塁、ラモン・ウリアス
2020年スプリングトレーニング序盤に拾ってきた小柄なメキシコ人内野手。昨年メジャーデビューした。パワーはあまりないが広角に打ち分ける能力がある。弟のルイス・ウリアスの方が有名で、すでに2018年にメジャーデビュー済み。

7番 捕手、ペトロ・セベリーノ
ドミニカ出身のキャッチャー。守備型のキャッチャーという評価だが打撃力もそれなりにある。待ち球系で三振が多い代わりに四球も選ぶ。

8番 三塁、ケルビン・グティエレス??
それまでレギュラーを張っていたマイケル・フランコが一昨日DFAされたためサードのポジションは無名のマイナーリーガーが務めるとみられる。

9番 遊撃、リッチー・マーティンorホルヘ・マテオorジャーメイ・ジョーンズ??
レギュラー不在の遊撃手には若手の争い。皆伸びしろがあるが現状いずれも平均以下の打力しかない。ジョーンズが入った場合はセカンドに就き、ウリアスがショートを守る。

なお、予想先発投手は御覧の通り。パドレス2連戦ではダルビッシュ有が出てくる可能性もある。(※日付は現地時間)

対ボルティモア・オリオールズ @オリオールパーク・アット・カムデンヤーズ
8/24(火) スペンサー・ワトキンス
8/25(水) ディーン・クレイマー?
8/26(木) キーガン・エイキン

対サンディエゴ・パドレス @エンゼル・スタジアム
8/27(金) クレイグ・スタンメン
8/28(土) ?

8/29(日) 休み

ベースボーラー <MLB名鑑.com専属コラムニスト>



今週対戦するピッチャー 2021-8-20~【エンゼルス】


40号を放ちMVP獲得に現実味を帯びてきた大谷翔平。今週末は敵地プログレッシブフィールドでのクリーブランド・インディアンス戦が行われる。3連戦で登板予定の予想先発投手を紹介しよう。※日付はすべて現地時間

対クリーブランド・インディアンス @プログレッシブ・フィールド
8/20(金) サム・ヘンジェス

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2014年に高卒でドラフト4巡目入団した生え抜き先発左腕。今年メジャーデビューを果たしたが、実力的にはまだAAレベル。今年のインディアンスは先発投手陣に故障が相次いでおり、無名のマイナーを複数メジャーデビューさせている。ヘンジェスもその1人で、このレベルの投手を使わざるを得ないところにインディアンスの台所事情の苦しさが伺える。5月に大谷との対戦で特大ホームランを打たれているが、打たれた球があまりに高く外れたクソボールだったため日米で話題になった。

8/21(土) トリストン・マッケンジー

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鉛筆みたいな身体からテンポよくストライクゾーンに投げ込む。2015年にドラフト1巡目(戦力均衡ラウンドA)で指名された有望株で、契約金230万ドルはこの年指名された高卒投手で最高額だった。フォーシームは91~95マイルと速くないが長い腕を生かしたフォームで球持ち・回転数がハイレベル。メジャー初年度の2020年は防御率3点台と好結果も、今季序盤はフォアボールを出しまくり一時AAAに降格。昇格後はコントロールは良くなったが昨年ほど球にキレがなく、2年目のジンクスに嵌まったように見える。

8/22(日) カル・クアントリル

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今シーズンがメジャー3年目の有望株先発右腕。パドレスの元ドラフト1巡目選手で昨年マイク・クレベンジャーとのトレードで移籍してきた。父親は主にリリーフ投手として841試合に登板したポール・クアントリル。スピードを抑え気味のシンカー主体だった父と違い、息子は平均95マイルの2種類の速球(フォーシーム・ツーシーム)とカッター、スライダー、チェンジアップで押す強気のピッチングを見せる。実はスタンフォード大学出身の秀才。

8/23(月)はオフ。24(火)からは敵地でボルティモア・オリオールズ3連戦、エンゼル・スタジアムに戻ってパドレス2連戦。

対ボルティモア・オリオールズ @オリオールパーク・アット・カムデンヤーズ
8/24(火) スペンサー・ワトキンス
8/25(水) ホルヘ・ロペス
8/26(木) キーガン・エイキン?

対サンディエゴ・パドレス @エンゼル・スタジアム
8/27(金) ライアン・ウェザーズ
8/28(土) ?

ベースボーラー <MLB名鑑.com専属コラムニスト>


今週対戦するピッチャー 2021-8-16~【エンゼルス】


8月も後半。今週は雨天順延のヤンキース戦を挟んでデトロイト・タイガースと3連戦。長い暗黒期を脱出しつつあるタイガース相手に大谷翔平はホームランを量産できるか?注目だ。
※日付は現地時間

対ニューヨーク・ヤンキース @ヤンキースタジアム
8/16(月) ゲリット・コール

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一時は3人しかいなかった先発陣だが、新型コロナの陽性反応が出ていたコールの復帰が決定。今日(日本時間では8/17)のエンゼルス戦に滑り込み、登板見込みだったルイス・ヒールは翌日のレッドソックス戦に登板することとなった。

今季もすでに10勝を挙げてチームの大黒柱となっているが、粘着物質の取り締まり強化以降は成績は悪化、直近7ゲームで4.87では雑音が止まないのも無理はない。今季エンゼルス戦は初めてだが2018~19年はコールが圧倒しており巻き返しを図りたいところだろう。

対デトロイト・タイガース @コメリカパーク
8/17(火) ケイシー・マイズ

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タイガースが大事に育ててきた2018年の全体1位指名投手。メジャー初年度の昨季はお試し昇格の感があったが(防御率6点台)、今季は実質的なエースとなっている。球界を代表する投手になる可能性を秘めているが、肩と背中に負担がかかりそうなピッチングフォームに一抹の不安を感じる。大谷は6月に23号2ランをお見舞いしている。

8/18(水) タリック・スクーバル

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マイズとともに先発陣を背負うことになる左の若手投手。マイズの成長は間違いないとして、スクーバルの成長度合がタイガースの将来を左右するだろう。今季はここまで8勝10敗・防御率4.10とまずまず。7月に入ってから別人のようにコントロールが良くなり、38回2/3で与四死球はたったの5個。8月は2試合投げて無失点と覚醒の兆しか?

8/19(木) マット・マニング

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今季メジャーデビューの2016年ドラフト1巡目右腕。マニングも同じく将来のタイガースの先発ローテーション形成を期待されているが、防御率6.10と今のところ力不足。フォーシームの球速はメジャー平均だが威力がなく、三振狙いで高めの吊り球としてファストボールを投げても空振りが取れない。デビュー戦の相手がエンゼルスで、5回を投げ切って2失点と健闘したが負け投手になった。父親は元NBAの選手。

引き続きビジターとなる今週後半はクリーブランド・インディアンスとの3連戦となっている。ローテーションの順番では下記の投手が登板予定だが不安定な先発陣のため入れ替えがあるかもしれない。

対クリーブランド・インディアンス @プログレッシブ・フィールド
8/20(金) サム・ヘンジェス
8/21(土) トリストン・マッケンジー
8/22(日) カル・クアントリル
8/23(月) 休み

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今週対戦するピッチャー 2021-8-13~【エンゼルス】


今週後半からヒューストン・アストロズと3連戦が行われる。ブルージェイズ戦では待望の8月初アーチが飛び出した大谷翔平は同地区の雄を相手にどんな活躍を魅せるか注目したい。
※日付は現地時間

対ヒューストン・アストロズ @エンゼルスタジアム

8/13(金) ザック・グレインキー

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メジャー18年目を迎えた超一流投手。年齢も35歳を超え平均球速が90マイルを割り込んでもなおローテーションの柱として投げている。ただしスライダーの精度が悪化しているせいで対右打者相手に空振りを奪えなくなってきており、ここ2年の対右打者の被打率.289・長打率.503と打たれている。対左は被打率.201。エンゼルスは今シーズン2試合対戦して2試合とも7回2得点に抑えられている。

8/14(土) ルイス・ガルシア

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昨年メジャーデビューしたベネズエラ出身右腕。昨年限られた登板機会で結果を出し、2021シーズンは開幕から先発ローテーションを守っている。こちらは左打者に弱く、また球団の方針なのか常に85球前後で降板させられている。もし好投しても大谷の3打席目が回ったところで右ピッチャーが出てくるだろう。

8/15(日) ランス・マッカラーズJr.

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トミー・ジョン手術から復活した、ナックルカーブがウリの先発右腕。マイナー時代からナックルカーブを高く評価されてきた。速球は平均94マイルだが勝負どころでは98マイル出すこともある。トミー・ジョン手術後はチェンジアップもうまく使えるようになった。なぜかホゼ・イグレシアスを苦手としていて通算で8打数被安打5・奪三振0。大谷はマッカラーズにまったく打てておらず10打席でヒットなし・4三振。

対ニューヨーク・ヤンキース @ヤンキースタジアム

8/16(月) ルイス・ヒール or ブルペンデー?

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8/16は先月に雨天中止となった試合の振替で1試合のみヤンキースタジアムで行われる。故障者&コロナ陽性者続出のヤンキースはメジャーレベルの先発は3人しかアクティブロースターにいない。AAAにいるルイス・ヒールを先発させるかブルペンデーで乗り切るだろう。

敵地でのヤンキース戦のあとはデトロイト・タイガース、クリーブランド・インディアンス戦と遠征が続く。

対デトロイト・タイガース @コメリカパーク
8/17(火) タリック・スクーバル
8/18(水) マット・マニング
8/19(木) タイラー・アレクサンダー

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今週対戦するピッチャー 2021-8-10~【エンゼルス】


今日からブルージェイズをエンゼル・スタジアムに迎え入れて4試合が行われる。初日8/10のダブルヘッダー第1試合のみブルージェイズがホームチームとなり、第2試合以降はエンザルスのホームゲームとなっている。ブラディミール・ゲレーロJr.と大谷翔平と足並みを揃えるかのようにお互い調子を落としているが、直接対決でMVP争いが動き出すだろうか?
※日付は現地時間

対トロント・ブルージェイズ @エンゼル・スタジアム
8/10(火) 第1試合 ロス・ストリップリング

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昨年ドジャースからブルージェイズにやってきた先発右腕。ドジャース時代、かつての前田健太のように滅茶苦茶な起用をされたせいでスウィングマンのイメージが定着している。ブルージェイズに来てからは先発投手として扱ってもらえているが、一番脂が乗った時期は過ぎてしまった。地味だがオールスターに選ばれたことがある。
大谷は過去に5打席対戦して1度も打てていない。


8/10(火) 第2試合 スティーブン・マッツ

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2020年までメッツで投げ、今シーズンからブルージェイズに加入した先発左腕。メッツ時代は先発ローテ4~5番手に食らいつき、2019年に初めて2桁勝利を挙げるも2020年は防御率9点台に終わりチームを追われた。ツーシームをメインにストライクゾーンの際どいところを突いてくるが、以前よりコマンドが悪くなったように思える。大谷対マッツは春先対戦して3打数1安打。ア・リーグなので機会はないがバッティングが得意。


8/11(水) アレック・マノーア

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2020年のドラフトで1巡目に指名を受け、今年の5月下旬にデビューしたばかりの右の有望株。ここまで10試合に先発して4勝1敗・防御率2.58と大健闘。エンゼルス相手に投げるのは初めてでア・リーグ西地区との対戦もない。体重120キロの巨漢。


8/12(木) ロビー・レイ

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ノーコン投手の代表格だった先発左腕。制球という単語を知らないのでは?と思うほどの荒れ球っぷりだったが、今シーズンは適度に球を散らつかせつつストライクを投げるようになり、いまやサイ・ヤング賞の大穴候補にあがっている。

金曜日からはアストロズと3連戦後、1試合のみヤンキース戦と続く。 

対ヒューストン・アストロズ @エンゼル・スタジアム
8/13(金) ザック・グレインキー
8/14(土) ルイス・ガルシア
8/15(日) ランス・マッカラーズJr.

対ニューヨーク・ヤンキース @ヤンキースタジアム
8/16(月) ネスター・コルテスJr.

ベースボーラー <MLB名鑑.com専属コラムニスト>