Gavin Stone (フルネーム/Gavin Blaine Stone)Embed from Getty Images1998-10-15生|185cm79kg|先発、リリーフ 右投右打出身地/アメリカ合衆国 アーカンソー州レイクシティドラフト/2020年LAD5巡目(全体159位)指名メジャーデビュー/2023-5-3 |
■選手紹介メジャー初年度は壁に阻まれた先発の有望株。大学でほとんど使っていなかったチェンジアップとプロ入り後レベルアップしたファストボールを軸に投球を組み立てる。2022年にマイナーで最優秀投手賞を獲得、翌年メジャーデビューもトリプルAでも成績を大きく落とした。まずはメジャー定着を目指す。セントラルアーカンソー大学でリリーフを中心に投げ、ジュニア(3年生)シーズンに先発に転向。4試合目にノーヒッターを達成したが、コロナパンデミックの影響でこの試合が大学最後の登板となった。2020年のドラフトではドジャースから5巡目(全体159位)指名を受け入団した。大学野球の知名度が低いセントラルアーカンソー大では5巡目は歴代3番目、21世紀に入ってからは最も高い指名順位だった。 この年のドラフトは各球団5巡目までに制限されたシーズンだった。アーカンソー州立大に在籍中の2歳年上の兄コリンも球界入りを目指していたが、コリンの方は2021年まで在学するもドラフトにかからず、独立リーグの球団で1年プレーして引退した。AA~AAAで過ごした2022年は、マイナーリーグ全体でトップとなる防御率1.48を記録、マイナーの最優秀投手賞(Branch Rickey Minor League Pitcher of the Year)に選出された。しかし23年はAAAでも防御率4.73、メジャーでは防御率9.00、31イニングで8本塁打を浴びメジャーの壁に大いに阻まれた。【投球スタイル】 速球はプロに入って球威が増したフォーシームとシンカーの2種類。最速は98マイルを計時したがメジャーでは平均94マイルを投げていた。大学時代はほとんど投げていなかったチェンジアップはスプリットに近い握りで、変化量よりスピード差を念頭に置いている。左右どちらにも決め球に使えるクオリティの高い球種だ。スライダーとカットボールは使用頻度が少なく、カーブは封印した。 体格やスタミナ面が先発適正に疑問符を付けられる一方、コマンドは優秀。デビューイヤーに打ち込まれはしたものの制球に困る場面は少なかった。メジャーレベルで空振り率を上昇させられれば、ロングリリーフ~先発ローテ入りが見えてくるか。寄稿日:2024-02-23 最終更新日:2024-02-23 |
オールスター:なし主な表彰:なしタイトル:なし |
▼レギュラーシーズン個人成績年 チーム 試 勝 敗 セ 防御率 イニング 安 責 本 四 死 三振 WHIP K/BB(~2022年メジャー経験なし) |