ギャビン・ラックス


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Gavin Lux (フルネーム/Gavin Thomas Lux)

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1997-11-23生|188cm86kg|遊撃手、二塁手 右投左打

出身地/アメリカ合衆国 ウィスコンシン州ケノーシャ

ドラフト/2016年LAD1巡目(全体20位)指名

メジャーデビュー/2019-9-2
■選手紹介

膝の大ケガを乗り越えてショートのレギュラーに就きたい元トッププロスペクト。高校時代に全米の年間最優秀選手に選ばれた野球エリートであり、マイナー時代から二遊間のレギュラーになることを期待され続けている。打撃では余計なボール球を振らない能力に長け、送球は怪しいが内野の守備範囲に定評がある。

ラックスはウィスコンシン州出身。地元の高校のスター選手で、高3のときに打率.560を記録。ゲータレード年間最優秀選手賞に選ばれ全国レベルの知名度を得た。ドジャースからドラフト1巡目(全体20位)指名を受け、名門アリゾナ州立大への進学か悩んだ末、プロ入りを選択した。

ラックスの叔父であるオージー・シュミットもかつてドラフト1巡目でプロ入りしている。同じショートを守っていた。ブルージェイズに全体2位の高順位で入団しただったが、後に5度オールスターに選ばれることになる若き日のトニー・フェルナンデス(1年だけ西武ライオンズに在籍)が台頭した時期と重なり、また自身は故障渦に見舞われメジャーに上がることはなかった。

入団後のラックスはマイナーを問題なくクリアし、2020年にはメジャー公式の有望株ランキング2位の評価を受け、今後のキャリアを期待された。しかしドジャースは生え抜きのコーリー・シーガー、途中加入のトレイ・ターナーや他にもショートを守れるスーパーユーティリティを抱え、選手層が厚すぎるドジャースでは出場機会が限られていた。

2022年オフ、ショートのFA市場に大物が溢れていたが翌年の大谷翔平獲得を控え、ドジャースは大型契約が必要な選手の獲得を回避していた。球団もラックスをショートのレギュラーに据えると公式に発表し、ラックスにとって初めてと言って良い大きなチャンスがやってきた。スプリングトレーニングで精力的にアピールしていた矢先、オープン戦で走塁中に2ヶ所のヒザの靭帯を断裂した。WBCに出るはずだったミゲル・ロハスが辞退して年間をショートで出るための再調整を行った。

2024年のスプリングトレーニングでは、再度レギュラー獲りに向けて順調に備えているように映った。長所だったスピードと守備範囲がどれ程回復したかが大いに気になるところ。今年こそはアマチュア時代からの期待値通りの実績を残せるだろうか?

寄稿日:2024-02-23 最終更新日:2024-02-23
オールスター:なし

主な表彰:なし

タイトル:なし

▼レギュラーシーズン個人成績

年  チーム 試 打席 安打 2B 3B 本 打点 四 死 三振 盗 打率 出塁 長打

2019 LAD 23  75  18  4 1  2  9  7 0 24  2 .240 .305 .400

2020 LAD 19  63  11  2 0  3  8  6 0 19  1 .175 .246 .349

2021 LAD 102 335  81 12 4  7 46 41 3 83  4 .242 .328 .364