Teoscar Hernandez (フルネーム/Teoscar Jose Hernandez)Embed from Getty Images1992-10-15生|188cm93kg|左翼手 右投右打出身地/ドミニカ共和国 サンチェス・ラミレス州コトゥイプロ入り/2011年2月HOU契約メジャーデビュー/2016-8-12 |
■選手紹介粗さはあるが打線の中軸を担うだけの実力があるパワーヒッター。両翼を守り、もともと強肩で鳴らしていて捕殺が多い。外野守備は不安定との評価だったが2023年に指標が向上。30代に入ってから予想外に守備力をアップさせた。またパワーと強肩の陰に隠れているが脚が速かったりする。控えめな性格と言われ、人格面の評判も良い。ドミニカ共和国出身のヘルナンデスは国際FAでアストロズに入団後、2016年にメジャー初昇格。デビュー戦で左腕フランシスコ・リリアーノからホームランを放ったが、アストロズではマイナーとのエレベーターから抜け出せなかった。2017年のシーズン途中、そのリリアーノを交換相手にブルージェイズへ放出。このトレードが好転のきっかけとなった。持ち前の強打を開花させ、2020年から2年続けてシルバースラッガー賞を受賞。短縮シーズンとなった2020年はキャリアハイのOPS.919をマーク。翌21年は打率.296・32本塁打・116打点・OPS.870の好成績を残した。FAを1年後に控えた2023年、ブレージェイズとの契約延長の望みも虚しく、長打力不足のマリナーズに求められてトレード移籍。自己最多の160試合に出場して26本塁打・93打点をマークした一方、選んだ四球は38個、三振はリーグワースト2位の211三振。シーズンオフに「三振を減らす」大号令のもと、マリナーズは打撃の荒い野手を大胆にコストカットしていった。ワースト1位のジーノを対価に見合わぬと悪評のトレードで放出し、ヘルナンデスに対してはクオリファイング・オファーを提示せず、二大巨頭(巨砲)を追い出した。短縮シーズンの2020年を除いて、2018年にレギュラー野手になって以来6年連続で20本塁打以上を、19年以降は25本塁打以上を記録。バレル率やハードヒット率はメジャー最上位レベルの数字を叩き出しており、コンスタントに長打が期待できるのは大きな強みだ。また、キャリアを通じて左腕に強いのが特徴。マリナーズを追い出され、2024年シーズンから所属するのは勝つために資金を惜しまないドジャース。新戦力の大谷をはじめフレディ・フリーマンら主力に左打者が多く、ヘルナンデスは左腕キラーとしてスター軍団の中でも決して見劣りしない輝きを魅せてくれるだろう。寄稿日:2024-02-23 最終更新日:2024-02-23 |
オールスター:1回(21)主な表彰:ALL-MLB 2nd1回(21), シルバースラッガー賞2回(20,21), タイトル:なし |
▼レギュラーシーズン個人成績年 チーム 試 打席 安打 2B 3B 本 打点 四 死 三振 盗 打率 出塁 長打2016 HOU 41 100 23 7 0 4 11 11 0 28 0 .230 .304 .4202017 HOU 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 --- --- ---2017 TOR 26 88 23 6 0 8 20 6 0 36 0 .261 .305 .6022018 TOR 134 476 114 29 7 22 57 41 3 163 5 .239 .302 .4682019 TOR 125 417 96 19 2 26 65 45 1 153 6 .230 .306 .4722020 TOR 50 190 55 7 0 16 34 14 1 63 6 .289 .340 .5792021 TOR 143 550 163 29 0 32 116 36 7 148 12 .296 .346 .524 |