ローガン・ギルバート


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Logan Gilbert (フルネーム/Logan Keith Gilbert)

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1997-05-05生|198cm102kg|先発 右投右打

出身地/アメリカ合衆国 フロリダ州ウィンターパーク

ドラフト/2018年SEA1巡目(全体14位)指名

メジャーデビュー/メジャー経験なし
■選手紹介

キング・フェリックス以来の本格派エースに育ってほしいマリナーズの長身スターター。シーズン途中にデビューした2021年は球数制限がある中でチームで4番目に多い100イニング以上を投げ、あっさりローテーション定着を果たした。

フロリダ州にあるウェキバ高校で絶対的エースとしてプレーしていたギルバート。ウェキバ高からは過去に球界入りした選手は36巡目指名のマイナーリーガー1人しかいない無名高だったため、コーリー・クルーバーとジェイコブ・デグロムを輩出したステッソン大学からの勧誘に飛びついた。ステッソン大ではフレッシュマン(1年生)から先発のマウンドに上がっていたが、この頃はコントロールにかなり難があった。しかし、マウンド上でのメンタルの保ち方を追求するようになると確かな効果があり、長い腕から放たれる94~97マイルの速球の威力そのままにフォアボールを出さなくなった。ジュニア(3年生)ではシーズン中に単核球症による不調で球速が出にくくなった時期があったが、カレッジレコードとなるシーズン163個の三振を奪い、2年連続でASun(アトランティック・サン・カンファレンス)の最優秀投手に選ばれた。

2017年のドラフト会議では1巡目での指名が予想され、マリナーズに全体14位でコールされた。ちなみにマリナーズが1巡目でピッチャーを指名したのは2011年のダニー・ハルツェン以来6年ぶりだった。入団後はシングルAからスタートするはずだったが、球団が単核球症の治療に専念させることにしたため2018年は試合に出られなかった。2019年はシングルAでスタートしたが5試合22回2/3を投げて被安打9・奪三振36と、この階級の打者をまったく相手にしなかった。AAでも防御率2.88に抑え、早期のメジャー昇格を期待させた。

2021年は開幕前のメジャー公式有望株ランキングで全体33位にランクイン。同年開幕を初のAAAで迎え、1試合投げただけでメジャーリーグで投げることが決まった。5/14(※日本時間)にメジャー初出場となったが、この日は同年開幕前のランキング6位のジャレッド・ケルニックもメジャーデビューした。メジャー公式ランキングで上位100人に名を連ねる有望株が同じチームで同じ日にメジャーデビューする珍しい出来事となった。ギルバートの最初の4試合は0勝2敗・防御率5.94と苦しんだが、初勝利を挙げた後はギルバートの登板試合でチームが9試合連続勝利を記録した。

ピッチングは94~97マイルのフォーシームを軸に、70マイル中盤~後半のブレーキの効いたカーブ、80マイル前半のチェンジアップ、85マイルのスライダーを投げる。その日の調子で上手く使い分け、4球種ともどのカウントからでもストライクを取る能力がある。フォアボールを出さない投球はメジャーでも実践できているので、あとはコマンドが良くなればサイ・ヤング賞級のエースになれるはずだ。

寄稿日:2021-09-25 最終更新日:2021-09-25
オールスター:なし

主な表彰:なし

タイトル:なし

▼レギュラーシーズン個人成績

年  チーム 試 勝 敗 セ 防御率 イニング 安 責 本 四 死 三振 WHIP K/BB

(~2020年メジャー経験なし)