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ダグアウト | |||
両軍の選手が控えるベンチのこと。MLBのダグアウトは日本のそれと比べて汚い。 | |||
ダブルスイッチ | |||
2人の選手を同時に交代させること。次の攻撃で投手に打順が回るタイミングで使われる。 2022年からユニバーサルDHが導入されることに決まり、今後はダブルスイッチはほとんど見られなくなる。 ⇒ユニバーサルDH |
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ダブルヘッダー | |||
1日に2試合行われること。英語ではbargain billという。ほとんどが気象の影響などで中止になった試合の振り替えのために組まれる。 なお、試合の48時間以上前に決まったダブルヘッダーに限ってはアクティブ・ロースターに1人追加登録できる。 |
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タルの丘 | |||
かつてアストロズの本拠地ミニッツメイド・パークのフィールド内にあった小高い丘。センター後方からバックネット方向に盛り上がっていて、フェンス手前にポールが立っていた。以前の球団社長タル・スミスの名前をとってタルの丘と呼ばれていたがとにかくセンターを守る選手からの評判が悪く2016年シーズン後に撤去された。 Embed from Getty Images |
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タンキング | |||
低迷する球団が大胆に主力選手の放出を行いそのシーズンの優勝争いをあきらめてチーム再建を図ること。トレードでかき集めた若手有望株とドラフト上位指名の選手が数年後に一斉に育って短期間のうちに強豪チームを作ることができるが、過度なタンキングの流行がメジャーリーグをつまらなくしているとの批判もある。 |
ち | |||
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チェイス・アトリー・ルール | |||
一塁ランナーが二塁ベースに滑り込む際、併殺崩しが目的の野手の足を狙ったスライディングを禁止するルール。2016年レギュラーシーズン前に施行された。 ⇒コリジョン・ルール |
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地区シリーズ | |||
⇒ディビジョン・シリーズ | |||
チャップマンフィルター | |||
かつてMLBの公式サイトが球速ランキングのページに設置したボタン。クリックするとアロルディス・チャップマン以外の投手のランキングが表示される仕様になっていた。Statcastのリーダーボードの”Fastest Pitches”の上位50球がほぼ全球チャップマンになってしまったため、公式サイトがわざわざボタンを用意した。 | |||
チャレンジ | |||
2014年から採用された、監督が審判にビデオ判定を要求できるルール。ビデオ判定自体は2008年にホームラン判定に限定して導入されたのが始まり。 |
つ | |||
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ツーウェイプレイヤー | |||
二刀流選手のこと。 2020年から二刀流としてプレーするのに”資格”が必要になった。 |
て | |||
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ディビジョン・シリーズ | |||
リーグ優勝決定シリーズの出場チームを決める試合。3戦先勝。3地区制になった1994年から行われている。 | |||
デイゲーム | |||
照明を点ける必要のない時間に行われる試合。どちらかのチームが翌日に2時間30分以上の移動を要する日はナイトゲームの開始時間を早めなければならない。 ⇒ナイトゲーム |
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テキサスリーグ | |||
AAにクラスされるMLB傘下のリーグ組織のひとつ。 ポテンヒットのことをテキサスヒットとも呼ぶが、レベルが高くないテキサスリーガーが打つような当たりが語源という説がある。 |
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ドーピング | |||
選手が隠れて禁止薬物を使用すること。代表的なものでアナボリックステロイド、HGH、アンフェタミンなどがある。初犯で80試合、2回目で162試合の出場停止、3回目で球界を追放となる。 ⇒Three-strikes Policy |
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独立リーグ | |||
メジャーリーグ傘下に入っていないプロリーグ組織の総称。全米各地で新設、消滅が繰り返され、野球のレベルもリーグによって様々であるが、アトランティック・リーグ、フロンティア・リーグ、アメリカン・アソシエーション、カナディアン・アメリカンリーグが4大独立リーグとみなされており、Upperリーグと呼ばれたりしている。 ⇒アトランティック・リーグ ⇒フロンティア・リーグ ⇒アメリカン・アソシエーション ⇒カナディアン・アメリカンリーグ |
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トニー・コニグリアロ賞 | |||
難病や逆境を克服してメジャー復帰した選手に贈られる賞。 | |||
トミー・ジョン手術 | |||
ロサンゼルス・ドジャースのチームドクターだったフランク・ジョーブ博士が編み出した、ヒジの腱の再建手術のこと。手術しない側の患者自身のヒジの腱、もしくはヒザの腱を移植する。戦列復帰まで1年~1年半程度かかる。手術前より球速がアップする投手もいる。 | |||
ドミニカン・サマーリーグ | |||
ドミニカ共和国内で6~8月に行われているリーグ組織。MLB傘下に属しており、ルーキーリーグにクラスされている。 | |||
ドライブライン | |||
シアトル郊外に拠点を置くトレーニング施設。投球フォームやスイングの軌道を解析し、個々の選手に適したトレーニング方法で能力アップを目指す。トレバー・バウアーは股関節のケガをきっかけに通うようになり成績を向上させた。 | |||
トラックマン | |||
迎撃ミサイルを製造しているTrackman社が技術を転用して開発した弾道測定機のこと。スポーツ界ではゴルフのショットのトラッキングのために取り入れられた。公式戦の行われるすべての球場に設置され、ピッチャーが投げたボールの球速や回転数、変化量、バッターの打球速度や角度、飛距離など、全投球・打球をモレなく計測している。 ⇒スタットキャスト |
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ドラフト(ファーストイヤー) | |||
毎年6月前半に行われる、各球団が新入団選手を指名する会議のこと。 MLB球団と契約したことのない選手を指名するファーストイヤー(First-Year Player Draft)とルール・ファイブ・ドラフト(Rule 5 Draft)があるが、通常はファーストイヤーの方を指す。 対象者はアメリカ、カナダ、プエルトリコに住んでいる高校生以上の学生か独立リーグに所属する選手。3日かけて延べ1000人以上が指名される。 ⇒ルール5ドラフト |
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トリプルクラウン | |||
三冠王のこと。 | |||
トレード・デッドライン | |||
40人ロースターに入っているメジャー契約の選手をウェーバーにかけずにトレードできる期限のこと。7月31日の東部時間16:00と決まっている。 以前はトレード・デッドラインを過ぎても(8月に入っても)ウェーバーを通したトレードは可能で第2のトレード・デッドラインが存在したが、2019年からは7月31日に一本化された。なお、マイナー契約の選手のトレードはいつでも可能。 |
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トレード拒否権 | |||
選手側のオプションのひとつで、望まないトレードによる移籍を拒否できる権利。メジャー在籍10年以上かつ同一球団に5年以上在籍した選手に与えられることが多い。ノートレード条項ともいう。 ⇒10&5 |
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トレバー・ホフマン賞 | |||
レギュラーシーズンで最も優れた成績を残したナ・リーグのリリーバーに与えられる賞。クローザー以外のリリーバーも対象。2005年から始まった両リーグ1人を選ぶ最優秀救援投手賞が2014年に変更された。 ⇒マリアーノ・リベラ賞 |