A | |||
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A | |||
マイナーリーグのクラスのひとつ。”シングルエー”もしくは”ワンエー”と読む。MLB直轄のマイナーリーグ組織の中で一番下のクラスに位置する。 | |||
A+ | |||
ハイA(High A)のこと。マイナーリーグのクラスのひとつ。かつてはアドバンストAと呼ばれていたが、2021年の再編に伴いハイAに名称変更された。 | |||
A- | |||
2020年までマイナーリーグのクラスのひとつだったショートシーズンAのこと。2021年のマイナーリーグ再編に伴い廃止された。 | |||
AA | |||
マイナーリーグのクラスのひとつ。”ダブルエー”もしくは”ツーエー”と読む。1つ上位にAAAがあるが、AAから直接メジャー昇格(または降格)するケースもある。 | |||
AAA | |||
マイナーリーグの最上位のクラス。”トリプルエー”もしくは”スリーエー”と読む。 | |||
ABS | |||
Automated Ball Strike System ストライクボールの判定を補助する装置。2019年に独立リーグのアトランティック・リーグで試験的に導入された。日本ではロボット審判と訳されている。 |
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A-ROD | |||
アレックス・ロドリゲスの愛称。 | |||
Around-the-horn | |||
5-4-3のダブルプレー(もしくはトリプルプレー)のこと。無死・1死ランナーなしから三振に打ち取った後に行うボール回しのことを指すこともある。 ⇒例)動画 |
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A’s | |||
アスレチックスの略。 | |||
B | |||
Back to back | |||
連続ホームランのこと。 | |||
Blooper | |||
①面白いプレー ②ポテンヒット ③野手のエラー ④アトランタ・ブレーブスの公式マスコットの名前 ・・・といった意味がある。 | |||
bunt | |||
バント。どちらかというとセーフティバントを指す。MLBでは基本的にはバッターランナーが出塁するのが目的であるので、犠牲バントはsacrifice buntとして区別している。 | |||
D | |||
DFA | |||
Designated for assignment 球団が40人枠に登録されている選手を一時的にロースターから外す行為のこと。球団は10日以内にDFAした選手を①40人枠に戻す②トレードする③ウェーバーに掛ける④リリースし、選手をFAにする・・・のいずれかの措置をとらなければならない。 日本のメディアでは、DFAのことを「事実上の戦力外」と訳すことがある。 ⇒アウトライト |
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DL | |||
disabled list 故障者リストのこと。2019年よりInjured List(IL)に変更された。 ⇒IL |
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F | |||
FA(フリーエージェント) | |||
所属先が決まっておらず、すべての球団と契約交渉することができる状態の選手。 サービスタイムが6年以上となってFAになる選手と区別して、年俸調停権を得るタイミングで球団から契約の申し出がされずFAになる選手のことをノンテンダーFAと呼ぶ。 ⇒サービスタイム ⇒ノンテンダーFA |
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G | |||
good eye | |||
良い選球眼を持っている打者。 | |||
good hit, no field | |||
打撃はいいが守備がダメな野手。 | |||
Goodbye | |||
ホームランのこと。 | |||
H | |||
He gone. | |||
元メジャーリーガーでシカゴ・ホワイトソックスの専属アナウンサーだったケン・ハレルソンが実況で使う言葉。He is goneを省略している。ホワイトソックスの投手が三振を奪ったときにHe gone! と叫ぶが、「ひがお」と言っているように聞こえる。 | |||
HOF | |||
Hall of Fame 野球殿堂。野球発祥の地とされているニューヨーク州クーパーズタウンにある。(史実は異なる) ⇒クーパーズタウン |
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I | |||
I-70シリーズ | |||
カンザスシティ・ロイヤルズとセントルイス・カージナルスが対戦する交流戦のこと。2つの都市がカンザス州道70号線(Interstate70)で結ばれていることが由来。 セントルイスはミズーリ州都。カンザスシティはミズーリ州とカンザス州にまたがっているが、ミズーリ州側の方が発展しており、本拠地カウフマン・スタジアムもミズーリ州側にある。 |
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IL/故障者リスト | |||
Injured List 病気やケガで試合に出られない選手を登録するリスト。公式の医師の診断が必要。日数によって細かなルールが異なる。10日間(15日間)と60日間、脳震盪用の7日間がある。 MLBでは長きに渡ってDisabled Listと呼んでいたが、disabledに障害を持ったという意味もあることから誤解を避けるため、2019年のスプリングトレーニングより名称が変更された。ルールは従来のDLと同じ。 ⇒DL |
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Inside the park homerun | |||
ランニングホームランのこと。 | |||
J | |||
JAWS | |||
Jaffe Wins Above Replacement Score ジェイ・ジャッフェ氏が考案した成績比較システム。rWAR(Baseball-reference版のWAR)を用いて、任意のメジャーリーガーと同ポジションの殿堂入り選手の平均値と比較する。時代が進むにつれて殿堂入りする選手の価値が偏らないようにする目的で開発された。 ⇒HOF |
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K | |||
K | |||
三振、または奪三振。スコアブックに三振を記録するときにK(またはSO.)と書くことから。奪三振能力の高いピッチャーが投げる試合では、三振を奪うたびに観客がKと書かれたボードを並べる光景が見られる。また、見逃し三振を空振りと区別して”Ʞ”で表すこともある。 | |||
K-ROD | |||
フランシスコ・ロドリゲスの愛称。 | |||
L | |||
LHP | |||
Light handed pitcher 左投げ投手のこと。 |
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M | |||
MiLB | |||
マイナーリーグの略称。Minor League Baseball のイニシャルをそのまま取るとMLBになってしまうためMiLBと表記するようになった。 ⇒マイナーリーグ |
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MLB The Show | |||
実在するMLB球団・選手を扱ったプレイステーションのゲームソフト。2006年から毎年発売されている。 2017年版は引退を表明したケン・グリフィーJr.が採用されたが、基本的には最も目立った選手が翌年のパッケージを飾ることが多い。2021年の二刀流での大活躍を受けて、22年版のパッケージは大谷翔平で即決した。 対して翌23年版は全員が納得するような適任者がおらず(62本塁打のアーロン・ジャッジは18年版)、青田買いのような形でジャズ・チズムが採用され驚きの声が上がった。 |
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MNSports | |||
「ご覧いただきありがとうございます」で始まるのが特徴のAki猪瀬氏のYoutubeチャンネル。乱闘や退場のシーンでのアテレコを武器にメジャーリーグ系Youtuberの世界を一人勝ちしている。 超大型契約を結んだメッツのフランシスコ・リンドーアの打率をいじったり、2022年後半からはサザエさん風にジャンケンで締める回が増えた。 また、チャンネル名の由来は明かされていないがMがMLB、NがNBAの略だとする説がある。 |
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MVP | |||
Most Valuable Player Award レギュラーシーズンで最も活躍した選手を表彰する最優秀選手賞。投手に票が入りにくい傾向がある。 なお、レギュラーシーズンのほかにワールドシリーズ、リーグチャンピオンシップシリーズ、オールスターゲームでもMVPが選ばれる。 |
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O | |||
Oh Canada Derby | |||
オー・カナダ・ダービー ともにカナダに本拠地を置くトロント・ブルージェイズとモントリオール・エクスポズが対戦する交流戦のこと。2005年にエクスポズが本拠地を移したことで今は見ることができない。 |
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P | |||
PECOTA | |||
著名な統計学者ネイト・シルバー氏が開発した、選手の翌年の成績を予測する手法。”Pitcher Empirical Comparison and Optimization Test Algorithm”の頭文字を取って付けられた。現在ではベースボール・プロスペクタスが運用している。 | |||
PED | |||
Performance Enhanced Drug 選手のパフォーマンス向上に効果があるとされる薬物のこと。 |
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play of the week | |||
2019年シーズンから新設された賞で、毎週最も優れた守備を披露した選手に贈られる。 | |||
Power-speed number | |||
数式は 2×本塁打×盗塁÷(本塁打+盗塁)で算出される。長打力(ホームラン)と走力(盗塁)のバランスの良さを測る指標。例えば20本・20盗塁の方が30本・10盗塁の選手より数値が高くなる。日本では馴染みがなく、MLBでもマネーボール以降はほとんど使われなくなった。 | |||
PRP療法 | |||
多血小板血漿治療。美容やアンチエイジングで取り入れられている治療法で、損傷した組織に患者の血液から取り出した多血小板血漿を注入、回復力を高める。 ヒジの腱を部分断裂した投手がトミー・ジョン手術を回避してPRP療法により早期復帰を目指すケースが多い。 |
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PTBNL | |||
Player To Be Named Laterの略で、トレード移籍が後日発表される選手のこと。”後日指名選手”と和訳されている。数名の選手のリストが提示され、後日その中から欲しい選手を選ぶことが多い。トレード合意から6か月以内に決まらない場合は金銭トレードに変わる。 PTBNLを含んだトレードでは交換相手が自分自身になるケースが稀に起こる。直近では2005年、守備職人の遊撃手だったジョン・マクドナルドが7月にデトロイト・タイガースに移籍したが、11月にマクドナルドが後日指名選手となって古巣のトロント・ブルージェイズに移籍している。 ⇒後日指名選手 |
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Q | |||
QO | |||
Qualifing Offerの略。 ⇒クオリファイング・オファー |
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R | |||
RBI | |||
Runs Batted In 打点 |
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RBI chance | |||
得点圏にランナーがいる状況のこと。RBIは打点。 | |||
RHP | |||
Right handed pitcher 右投げ投手のこと。 |
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ROY | |||
Rookie of the Year 新人王のこと。 |
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S | |||
See ya | |||
入ったー、ホームラン! | |||
See you later ! | |||
実況でホームランが出たときに言う言葉。 | |||
ST | |||
スプリングトレーニング(Spring Training)の略。 | |||
Steamer | |||
FangraphsがZiPSと併せて採用している成績予測システムの名称。ニューヨークの高校教師とその教え子たちが開発した。彼らが在籍していたセント・アンズ高校の愛称”Steamer”が名前の由来。 | |||
Swing and miss | |||
空振りのこと。現地の中継ではスウィンガナミスと聞こえる。 | |||
T | |||
Take me out to the ball game | |||
⇒セブンスイニングストレッチ ⇒私を野球に連れて |
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TDL | |||
トレードデッドラインの頭文字をとったもの。決して東京ディズニーランドではない… ⇒トレードデッドライン |
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Three-strikes Policy | |||
MLBの禁止薬物に対するペナルティの基準のこと。日本では司法試験になぞらえて三振制度と訳されることがある。 2005年11月に1回目の違反で50試合、2回目で100試合の出場停止、3回目で永久追放となる規定が労使間で合意された。2014年に見直しがあり1回目が80試合、2回目が162試合の出場停止とさらに厳しくなった。 |
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TTO | |||
Three True Outcomes 打席数のうち野手の守備力やシフトに左右されない本塁打、三振、四球が占める割合。(本塁打+三振+四球)÷打席数で計算される。 なお、日本のネット掲示板では「アダム・ダン率」として浸透している。 |
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W | |||
walk-off | |||
サヨナラ | |||
Z | |||
Zips | |||
FanGraphのダン・シンボルキー(Dan Szymborski)氏が開発した成績予測システムの名称。数ある成績予測システムの中で最も信頼度の高いシステムと認識されている。 |