MLB用語 – ら行


ライブBP
Live Batting Practiceの略。
スプリングトレーニング中に行われる実戦形式の打撃練習。日本のシート打撃とフリーバッティングの中間のような練習方法。日本では打撃に主眼を置いた練習方法だが、メジャーでは投手のプレシーズンの調整が主な目的である。
2023年のWBC前のあたりから急に日本のスポーツニュースで多用されるようになった。
ラインドライブ
ライナー性の打球。
ラグジュアリー・タックス
球団が選手に支払う年俸総額が一定額を超えると納めなくてはならないペナルティ。ぜいたく税と訳される。
課徴金制度
ラリー・モンキー
ロサンゼルス・エンゼルスのキャラクター。試合終盤の劣勢な状況で登場するとチームが逆転することがあるため、ファンからは奇跡のサルとして崇め奉られている。
リーグ優勝決定シリーズ
ポストシーズンにて、ディビジョン・シリーズを勝ち上がったチーム同士が戦うリーグ優勝。1969年の地区制(当時は東西の2地区)導入時に始まり、1985年以降はワールドシリーズ同様に4戦先勝となっている。
リードオフマン
1番バッターのこと。
ルー・ゲーリッグ賞
Lou Gehrig Memorial Award
実績だけでなく人格者としても知られたルー・ゲーリッグの功績を讃え、球場内外での優れた精神や人柄の良さを評価されて与えられるMLB公認の賞。ゲーリッグがかつて籍を置いたコロンビア大学のPhi Delta Theta友愛会によって贈られる。
ルーキーリーグ
マイナーリーグの最下層のクラス。さらにルーキー・アドバンスト(Rookie+)、ルーキー(Rookie)と2つのレベルがある。
ルール5ドラフト
他球団のファームで燻っているマイナーリーガーを奪うことができる制度。有望株の飼い殺し防ぐために設定されている。毎年ウィンターミーティングの最終日に行われる。
レイエス
Youtubeにクリフ・レイエス(Cliff Reyes)というアカウント名で動画を投稿しているメジャーリーグ・フリーク。以前はニコニコ動画がメインだったがYouTubeに活動拠点を移した。
毎月、好珍プレーの動画がアップされるのを日本中のマニア達が待ちわびている。
レンジ
守備範囲のこと。2010年代に入り、RF(レンジファクター)など個々の選手の守備範囲の広さを数値化した指標が開発された。
ロースター(40人枠)
expanded roster
メジャー契約の選手登録枠。最大40人まで登録可能。
2020年より大きなルール改定がされた。
アクティブ・ロースター
ローンスター・シリーズ
同じテキサス州に本拠地を構えるテキサス・レンジャーズとヒューストン・アストロズの対戦カードのこと。ひとつ星が特徴的な州旗がローン・スターと呼ばれていることから。以前はインターリーグの注目カードのひとつだったが、2013年のアストロズのア・リーグ移籍によりレギュラーシーズンで頻繁に対戦するようになった。
ロケット
サイ・ヤング賞7度受賞のロジャー・クレメンス元投手の愛称。
ロベルト・クレメンテ賞
プレーだけでなく積極的に慈善活動にいそしみ、フィールド内外で活躍した選手に贈られる賞。両リーグから1名選ばれる。もっとも名誉ある賞の一つと位置付けられている。
ロングリリーフ
中継ぎ投手の役割のひとつで、スターターが浅いイニングで降板したあとに複数イニングを投げるリリーバー。先発ローテから漏れた投手や経験を積ませたい先発タイプの若手が担うことが多い。