【確定】WBC2026 韓国代表メンバー一覧|選手名鑑


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最終更新日:2026/3/1

【寸評】前回初めて外国人であるエドマンを招集した韓国は、今大会ではさらに国外戦力を拡充。だが最大の目玉だった100マイル右腕オブライエンが直前でふくらはぎを故障。加えて金河成(キム・ハソン)や宋成文(ソン・ソンムン)ら中心選手にもケガが相次いでいる。

 とはいえグループ内で日本が頭一つ抜けている構図は変わらず、2位争いは十分射程圏内。オーストラリアに前回の雪辱を果たせるか?そして上り調子の台湾を返り討ちにできるか?今大会の見どころの1つだ。

▼目次 – 韓国代表選手一覧
【先発】
高永表孫珠瑛蘇珩準デーン・ダニング郭彬鄭宇宙宋昇基柳賢振

【リリーバー】
趙丙炫金榮奎高祐錫盧景銀劉泳澯朴英賢金澤延

【捕手】
金亨俊朴東原

【内野手/ユーティリティ】
文保景金慧成申旼宰金倒永金周元盧施煥シェイ・ウィットコム

【外野手】
ジャーメイ・ジョーンズ朴海旻李政厚安賢民文賢彬具滋昱

【指名投手枠】
文棟柱 / そのほかの投手

【不参加、選考漏れ】
元兌仁ライリー・オブライエンJJ・ウェザーホルトロブ・レフスナイダー

【監督/主なコーチ/GM】
柳志炫李晋暎柳澤鉉

――――――――――――――――――――――――
【参考:日本に来た助っ人外国人】
李大浩(イ・デホ) / 具臺晟(ク・デソン) / 李承燁(イ・スンヨプ) / 宣銅烈(ソン・ドンヨル) / 林昌勇(イム・チャンヨン)

◇先発
1 高永表 コ・ヨンピョ(KTウィズ)
34歳 ※WBC開幕時点 本職:先発 右投右打
1991年9月16日生/出身地:韓国 全羅南道羅州市
WBC2023
 187cm/91kgの立派な体格をしているがサイドスローの先発投手。国際大会の常連で、日本戦にもよく登板している。2021年の東京オリンピックでは日本相手に5回6被安打2失点と好投した。

 横手投げなので最速でも140km/hほどだが、相手打者を振り遅れさせる投球術が光る。背番号1番にこだわりを持っているらしく、たとえ代表チームであっても誰にも渡さない。前回WBCやプレミア12でも1をつけた。

29 孫珠瑛 ソン・ジュヨン(LGツインズ)
27歳 ※WBC開幕時点 本職:先発 左投左打
1998年12月2日生/出身地:韓国 蔚山広域市
 変化量の多いカーブと好調時は150km/h超のファストボールを投げる先発左腕。右バッターに有効な球が無く、国際大会での使いどころが難しい。

 生まれの蔚山はロッテ・ジャイアンツの地元だが、首都圏の球団でのプレーを希望。ソウルに本拠地を置くLGツインズに入団した。

30 蘇珩準 ソ・ヒョンジュン(KTウィズ)
24歳 ※WBC開幕時点 本職:先発 右投右打
2001年9月16日生/出身地:韓国 京畿道議政府市
WBC2023
 動くファストボールを効果的に使う先発右腕。前回のWBCにも出場したが、そのシーズン中にヒジを故障。現地で「WBC後遺症」と呼ばれた。

 2024年終盤にトミー・ジョン手術から復帰すると、本調子ではないながらもプレミア12に選出。昨季はTJ手術前以来となる規定投球回超え&2ケタ勝利をマークした。

33 デーン・ダニング (マリナーズ傘下AAA)
31歳 ※WBC開幕時点 本職:先発、リリーフ 右投右打
1994年12月20日生/出身地:アメリカ合衆国 フロリダ州オレンジパーク
 母が韓国人のアメリカ人投手。シンカーボーラー。レンジャースの先発兼ロングリリーフの立ち位置が長かった。

 シーズン後に大物投手の加入でロングリリーフに回されるも、ケガ人続出のため先発ローテを下支え…というシーズンが続いたが、昨季はついに放出されてしまった。投げればそれなりに抑えるのに、常に競争にさらされる不運な印象がある。

47 郭彬 クァク・ビン(斗山ベアーズ)
26歳 ※WBC開幕時点 本職:先発 右投右打
1999年5月28日生/出身地:韓国 ソウル
WBC2023
 常時150km/h超を計時する速球派先発投手。前回WBCやアジアチャンピオンシップ、プレミア12にも出場。いまや韓国代表のエースに成長した。

 高校時代に二刀流で鳴らし、プロ入り後は投手に絞って育成された。デビュー後にトミー・ジョン手術を受けて丸2年投げられなかったが2021年に復帰。課題だったコントロールとコマンドも改善されつつある。

61 鄭宇宙 チョン・ウジュ(ハンファ・イーグルス)
19歳 ※WBC開幕時点 本職:先発 右投右打
2006年11月7日生/出身地:韓国 京畿道南楊州市
 まだ19歳の速球派右腕。本来は先発投手だが、昨季は高卒1年目のためリリーフ起用が中心だった。将来性は宇宙のように広がっている。

66 宋昇基 ソン・スンギ(LGツインズ)
23歳 ※WBC開幕時点 本職:先発 左投左打
2002年4月10日生/出身地:韓国 京畿道始興市
 使える変化球の多さに定評がある若手先発左腕。球速が上がれば海外挑戦もありえそう。

99 柳賢振 リュ・ヒョンジン(ハンファ・イーグルス)
38歳 ※WBC開幕時点 本職:先発 左投左打
1987年3月25日生/出身地:韓国 仁川広域市
オールスターx1 最優秀防御率x1
 2019年にナ・リーグ最優秀防御率、2020年はウォーレン・スパーン賞の輝かしい実績を持つ大ベテラン左腕。前回WBCの期間はトミー・ジョン手術のリハビリ真っ最中だった。

 左投げだがボール投げ以外はすべて右。バッティングも右打席に立つ。メジャー時代だけでなく、韓国球界に来てからも一貫して背番号99をつけている。

 
◇リリーバー
11 趙丙炫 チョ・ビョンヒョン(SSGランダース)
23歳 ※WBC開幕時点 本職:リリーフ 右投右打
2002年5月8日生/出身地:韓国 牙山市
 SSGランダースの若手クローザー。昨季は30セーブを挙げ、防御率1点台中盤とブレイク。今後のKBOを代表するリリーバーに成長することを期待されている。

 常時150km/hを計時するファストボールが魅力だが、一昨年受けた脱毛手術のおかげで肌がきれいなのも見どころの1つ?だと思う。

14 金榮奎 キム・ヨンギュ(NCダイノス)
26歳 ※WBC開幕時点 本職:リリーフ 左投左打
2000年2月10日生/出身地:韓国 全羅南道潭陽郡
 5年前にリリーフ転向が成功した左腕投手。評価の高いスライダーとスプリッターを持ち、速球は時に150km/hを超える。転向後は4年連続で40試合以上に登板している。

 以前は野球の時だけかける丸メガネが気になる選手だった。ピッチコムが使いづらいという理由で昨シーズンから裸眼に戻したが、投球内容はそれほど悪くならなかった。

19 高祐錫 コ・ウソク(タイガース傘下AAA)
27歳 ※WBC開幕時点 本職:リリーフ 右投右打
1998年8月6日生/出身地:韓国 仁川広域市
WBC2023
 LGツインズで長くクローザーを務めた韓国球界屈指の高速右腕。一昨年からポスティングでメジャーに挑戦しているが、これまでのところ一度も昇格できていない。マイナーでも打たれており、今回は代表落選の予想が少なくなかった。

 これまで韓国代表の常連リリーバーではあるが、国際大会向きとは思えない。前回はグラウンド外でも大谷死球発言があった。Baseball Referenceの発音ガイドでは”OOO-suck GO”とかなりweirdな表記になっている。

38 盧景銀 ノ・ギョンウン(SSGランダース)
41歳 ※WBC開幕時点 本職:リリーフ 右投右打
1984年3月11日生/出身地:韓国 全羅南道咸平郡
WBC2013
 WBC期間中に42歳を迎える大ベテラン投手。斗山ベアーズ、ロッテ・ジャイアンツ時代は先発をメインにやっていたが、タイトル争いに絡むような成績ではなかった。

 2022年にSSGに移籍し、リリーバーに転向すると確変。直近3年続けて70試合以上に登板し、特に2025年は防御率2点台前半をマーク。13年ぶりのWBC選出となった。

劉泳澯 ユ・ヨンチャン(LGツインズ)
28歳 ※WBC開幕時点 本職:リリーフ 右投右打
1997年3月7日生/出身地:韓国 京畿道安山市
 プロ2年目の昨季からクローザーを任されているLGツインズの守護神。4シームは好調時に150km/h超を計時し、ブレーキの効いた遅めのスライダーで空振りを奪う。たまにコントロール難に陥るときがある。

60 朴英賢 パク・ヨンヒョン(KTウィズ)
22歳 ※WBC開幕時点 本職:リリーフ 右投右打
2003年10月11日生/出身地:韓国 全羅南道求礼郡
 出所の見にくいフォームから高回転の直球を投げ込むリリーフ右腕。KTウィズのクローザーを任され、昨季はセーブ王に輝いた。ファンサービスに積極的で人気があるが、昨年はグラウンド外で色々あった。

金澤延 キム・テクヨン(斗山ベアーズ)
20歳 ※WBC開幕時点 本職:リリーフ 右投右打
2005年6月3日生/出身地:韓国 仁川広域市
 KBO2024年ドラフト全体2位で斗山ベアーズに入団した期待の逸材。150km/h超のファストボールが最大の武器。スプリッターかVスラのような落ちる球と合わせて三振を奪うスタイル。

 チームでは巨人でも活躍した李承燁監督の信頼を得ることに成功。1年目から好成績を残し、韓国代表クローザーの有力候補。

 
◇捕手
13 金亨俊 キム・ヒョンジュン(LGツインズ)
26歳 ※WBC開幕時点 本職:捕手 右投右打
1999年11月2日生/出身地:韓国 ソウル
 パワーが魅力の守備型捕手。NCダイノスの正捕手争いを制し、昨季は常時スタメン出場した。

 盗塁阻止率は韓国球界No.1だが、課題は打率2割前後のバッティング。

27 朴東原 パク・トンウォン(LGツインズ)
35歳 ※WBC開幕時点 本職:捕手 右投右打
1990年4月7日生/出身地:韓国 釜山
 パンチ力のある打撃と強肩に定評があるベテラン捕手。梁義智(ヤン・ウィジ)が君臨していたため国際大会とはあまり縁がなかったが、前回WBCをもって梁が代表を引退。一昨年のプレミア12では朴が正捕手を務め、これからは彼の時代になりそうだ。

 韓国の缶詰市場売上No.1の唐辛子ツナ缶を製造している東遠(ドンウォン)と同じ読みであることから、ツナと呼ばれている。

 
◇内野手/ユーティリティ
2 文保景 ムン・ボギョン(LGツインズ)
25歳 ※WBC開幕時点 本職:三塁手、一塁手 右投左打
2000年7月19日生/出身地:韓国 ソウル
 LGツインズのクリーンナップに君臨する内野手。長距離砲ではないが広角に打球を飛ばす技術がある。

 2024年に打率3割台・20ホーマー、昨季も20本超え&高出塁率を残し、打撃面での貢献度がかなり高い。ファンサービスが良い選手ランキング上位にいつも名前が挙がる。

3 金慧成 キム・ヘソン(ロサンゼルス・ドジャース)
27歳 ※WBC開幕時点 本職:内野手 右投左打
1999年1月27日生/出身地:韓国 京畿道高陽市
WBC2023
 前回WBC以降、内野ならどこでも守れる守備力と勝負強い打撃で評価を上げたユーティリティ内野手。昨季からドジャースに移籍し、限られた出番のなかで結果を残している。

4 申旼宰 シン・ミンジェ(LGツインズ)
30歳 ※WBC開幕時点 本職:二塁手 右投左打
1996年1月21日生/出身地:韓国 仁川広域市
 昨季、理想のリードオフマンに急成長した俊足二塁手。優れた選球眼を備え、走力と広い守備範囲もストロングポイント。

5 金倒永 キム・ドヨン(起亜タイガース)
22歳 ※WBC開幕時点 本職:三塁手 右投右打
2003年10月2日生/出身地:韓国 光州広域市
 俊足とパワーを兼ね備え、未来の韓国球界を背負う逸材。20歳でKBO史上最年少の30-30を達成し、一躍KBOのトッププレイヤーに成り上がった。

 今回のWBCでは韓国代表の目玉になると期待されていたが、昨季は脚のケガで何度も途中離脱。期待する声も控えめになり、WBCでは再び評価を上げたい。

7 金周元 キム・ジュウォン(NCダイノス)
23歳 ※WBC開幕時点 本職:遊撃手、二塁手 右投両打
2002年7月30日生/出身地:韓国 京畿道軍浦市
 二遊間でファインプレーを連発する内野手。”韓国のハビエア・バエズ”は言い過ぎだが、時折見せるミスも含めて魅力的なプレーができる。

8 盧施煥 ノ・シファン(ハンファ・イーグルス)
25歳 ※WBC開幕時点 本職:三塁手、一塁手 右投右打
2000年12月3日生/出身地:韓国 蔚山広域市
 2023年に本塁打・打点の二冠に輝いたホームランアーチスト。昨季も韓国人では最多の32本を放っている。兵役免除組の1人。

10 シェイ・ウィットコム (ヒューストン・アストロズ)
27歳 ※WBC開幕時点 本職:内野手 右投右打
1998年9月28日生/出身地:アメリカ合衆国 カリフォルニア州サウザンドオークス
 母親が韓国系のアメリカ人内野手。守備は遊撃手メインだが、メジャーでは不動のジェレミー・ペーニャがいるため二・三塁に回っている。

 一昨年にメジャーデビュー済みだが3A暮らしが長く、2年続けてマイナーで25本塁打以上を放っている。本当はJJ・ウェザーホルトを召集したかった。

 
◇外野手
15 ジャーメイ・ジョーンズ (デトロイト・タイガース)
28歳 ※WBC開幕時点 本職:外野手 右投右打
1997年8月4日生/出身地:アメリカ合衆国 ジョージア州ロズウェル
 韓国系アメリカ人の野手では、レフスナイダーに次ぐ大物メジャーリーガー野手。母親が韓国生まれ。左投手に強い。

17 朴海旻 パク・ヘミン(LGツインズ)
36歳 ※WBC開幕時点 本職:外野手 右投左打
1990年2月24日生/出身地:韓国 釜山
WBC2023
 LGツインズのキャプテンを務めているベテラン外野手。30代後半に入ってもスピードとそれを活かした守備をウリにしている。昨季は全試合出場に盗塁王を獲得。

22 李政厚 イ・ジョンフ(サンフランシスコ・ジャイアンツ)
27歳 ※WBC開幕時点 本職:外野手 右投左打
1998年8月20日生/出身地:日本 愛知県名古屋市
WBC2023
 前回WBCでも注目された、元中日の李鍾範を父に持つ”風の孫”。2024年からSFジャイアンツと5年契約を結び、正センターとしてそれなりに活躍している。もっと称賛されても良さそうな成績を残しているが、韓国メディアは厳しい。

23 安賢民 アン・ヒョンミン(KTウィズ)
22歳 ※WBC開幕時点 本職:外野手 右投右打
2003年8月22日生/出身地:韓国 慶尚南道金海市
 2025年7月に月間MVPを受賞し、その勢いのまま文句なしの新人王に輝いた新世代のスター。打撃の波はあるものの、一度火が点けば止められない。一昨年に兵役を終え復帰したが、筋肉がムキムキになって帰ってきたと話題になっていた。

 昨年秋の侍ジャパンとの強化試合で、森浦(広島)と高橋宏斗からホームランを放った。特に森浦から放った特大弾と豪快なバット投げは強烈なインパクトを残した。昨季の成績だけなら代表入り確実の森浦だが、この一打が代表選考を左右した可能性がある。今大会の日本代表が左腕リリーフ不足なのは、安賢民が遠因を作ったと言える。

51 文賢彬 ムン・ヒョンビン(ハンファ・イーグルス)
21歳 ※WBC開幕時点 本職:中堅手、二塁手、遊撃手 右投左打
2004年4月20日生/出身地:韓国 大田広域市
 足も速い。センターと二遊間を守れる汎用性があるユーティリティタイプだが、昨季はバッティング面が急成長。伸びしろが大きい選手。

65 具滋昱 ク・ジャウク(三星ライオンズ)
33歳 ※WBC開幕時点 本職:左翼手 右投左打
1993年2月12日生/出身地:韓国 大邱広域市
 元兌仁(ウォン・テイン)と並ぶ三星の地元・大邱出身の大物外野手。ヒッティングツールに長け、毎シーズン優れた打撃スタッツを残している。守備は両翼メインだが、昨季は3年連続4度目のゴールドグラブを受賞している。

 Rookieイヤーの2015年に、金河成(キム・ハソン)を押しやって新人王を獲得。長年にわたって好成績を残してきたベテランだが、意外にもプロ入り後の国際大会は初選出。


◇指名投手枠
文棟柱 ムン・ドンジュ(ハンファ・イーグルス)
22歳 ※WBC開幕時点 本職:先発 右投右打
2003年12月23日生/出身地:韓国 ソウル
 100マイルを投げる若手本格派右腕。期待値だけなら韓国No.1かもしれないが、球威以外に課題が多い。3年後はエースに成長していることを期待される。

その他の投手 金澤延(キム・テクヨン)劉泳澯(ユ・ヨンチャン)、裵璨陞(ペ・チャンスン)
◇不参加、選考漏れ
元兌仁 ウォン・テイン(三星ライオンズ)
25歳 ※WBC開幕時点 本職:先発 右投右打
2000年4月6日生/出身地:韓国 大邱広域市
WBC2023
 サムスンの地元・大邱で生まれ育ったイケメンの若手先発右腕。5歳の時にサムスンの公式戦で始球式を務めた経験がある。

 チェンジアップとスライダーをメインにカーブとカットボールも持っている変化球投手だが、好調時は150km/h超の速球を投げられる。コントロールも優秀。一時期は日本球界入りを希望しているという真偽不明のニュースが流れたことがある。

ライリー・オブライエン (セントルイス・カージナルス)
31歳 ※WBC開幕時点 本職:リリーフ 右投右打
1995年2月6日生/出身地:アメリカ合衆国 ワシントン州シアトル
 2021年にメジャー昇格してから数年が経ち、2025年にようやくブルペンに定着。勝ちパターンを任されるまでに成長した。無駄に与四球を出してしまう悪癖はあるものの、100マイルに迫るファストボールで良く抑えている。

 母親が韓国人だが、アメリカ生まれのオブライエンは韓国語がまったく話せず、訪韓したもないという。それでもWBC韓国代表入りには強い意欲を示しており、“次のトミー・エドマン”的存在として期待されていた。しかし練習中にふくらはぎを負傷し、今大会は出場不可に。

JJ・ウェザーホルト (セントルイス・カージナルス)
23歳 ※WBC開幕時点 本職:遊撃手 右投左打
2002年9月10日生/出身地:アメリカ合衆国 メリーランド州ボルティモア
 グランマが韓国出身と言われている超有望内野手。2024年にドラフト1巡目・全体7位指名を受けてプロ入りし、わずか1年足らず3Aに昇格して打率3割・OPS.978。今年の有望株ランキングではBaseball America3位、MLB公式5位、Baseball Prospectus8位と各媒体で高評価。是が非でも召集したい超有望株だった。

 今季すでに春季キャンプの招待選手になっていたが、そのオープン戦の守備中にバッターランナーと交錯。こちらも出場不可となってしまった。

ロブ・レフスナイダー (シアトル・マリナーズ)
34歳 ※WBC開幕時点 本職:外野手 右投右打
1991年3月26日生/出身地:韓国 ソウル
 韓国系アメリカ人として以前からよく知られている外野手。左腕相手に滅法強い。昨季は打撃好調で、オフに自身最高額となる年俸625万ドルの契約をゲットした。

 ソウルで産まれたが、乳児期にカリフォルニア在住のアメリカ人夫婦の養子になった。前回WBCのときから代表入りを予想する声が大きくなっていたが、今大会もロスター選外。物心ついてから韓国文化との接点がなく、もともとWBCへのこだわりは薄いのかもしれない。

◇監督/主なコーチ/GM
監督 柳志炫 ユ・ジヒョン
通算rWAR:-
 LGツインズ一筋の監督経験者。2004年に現役引退後コーチになり、2021~22年には監督を務めた。

 指導者としては内野守備走塁コーチの歴が長い。過去の国際大会で代表スタッフ入りしているが、A代表で指揮を執るのは今大会が初めて。

打撃コーチ 李晋暎 イ・ジンヨン
通算rWAR:-
WBC2006 WBC2009 WBC2013
 2009年のWBCでマウンドに太極旗を立てちゃった人。2000年代の韓国代表外野手で、日本戦に滅法強く、対メディアにも日本を煽る発言を頻繁にしていた。

 ただし反日というより勝負に集中する熱いタイプで、当時はメディアから対日ライバル関係を今以上に煽られていた時代だった。プレイヤーとしても指導者としても実績を残すちゃんとした野球人である。

ブルペンコーチ 柳澤鉉 ユリュ・テクヒョン
通算rWAR:-
 SSGランダースの二軍投手コーチを務める元鉄腕リリーフ。2004年にはシーズン85試合登板を記録し、当時のKBO最多登板記録を樹立した鉄腕として知られる。43歳まで現役を続け、通算901試合に登板した。

 同じリリーフ投手として14歳年下の鄭ウラムと登板数やホールドの記録を争ったが、意外にも2人ともWBCとは縁がなかった。

◇参考2:日本に来た助っ人外国人
李大浩(イ・デホ) (SB2014~15(オリ12~13))
具臺晟(ク・デソン) (オリ2001~04)
李承燁(イ・スンヨプ) (オリ2011(ロッテ04~05,巨人06~10))
宣銅烈(ソン・ドンヨル) (中日1996~99)
林昌勇(イム・チャンヨン) (ヤク2008~12)