NPB助っ人外国人一覧2024年版 ~セ・リーグ編~


MLB名鑑.com NPB助っ人外国人一覧

外国人名鑑2024年版 セ・リーグ編
【読売ジャイアンツ】
【阪神タイガース】
【中日ドラゴンズ】
【広島東洋カープ】
【東京ヤクルトスワローズ】
【横浜DeNAベイスターズ】
◇読売ジャイアンツ
29 フォスター・グリフィン
投手 在籍期間:2023~
アメリカ合衆国/1995年7月2日生/左投右打
【NPB】20試合6勝5敗0S 防御率2.75 BB/9 2.2 K/9 8.6
【MLB】7試合1勝0敗0S 防御率6.75 BB/9 5.6 K/9 5.6
============ 選手紹介 ============
 メジャーの壁は高く日本に活躍の場を求めた先発左腕。ジャイアンツ公式によると、アピールポイントは「闘争心」今一番欲しいものは「健康」。
 
49 アルベルト・バルドナド
 
(登録名:バルドナード)
投手 在籍期間:2023~
パナマ/1993年2月1日生/左投左打
WBC2023
【NPB】21試合2勝1敗0S 防御率1.69 BB/9 4.2 K/9 8.9
【MLB】14試合0勝1敗0S 防御率8.44 BB/9 5.9 K/9 10.1
============ 選手紹介 ============
 昨春のWBCでパナマ代表選手として出場した巨漢左腕。昨季シーズン途中に獲得した。体重は130kgに迫る。
 
65 ヨヘンダー・メンデス
投手 在籍期間:2023~
ベネズエラ/1995年1月17日生/左投左打
【NPB】16試合5勝5敗0S 防御率2.07 BB/9 3.4 K/9 7.4
【MLB】20試合3勝3敗0S 防御率6.23 BB/9 4.7 K/9 6.2
============ 選手紹介 ============
 2016~19年にメジャーリーグにいたが、コロナ以降は母国のウィンターリーグでのプレーに留まっていた。22年に打者天国のメキシカンリーグで7勝無敗・防御率2.78を記録したところを巨人が目を付けた。
 来日当初は先発候補としてグリフィンやビーディの新加入が決まっていて、メンデスはその保険と見られていた。昨季は限られた登板機会で結果を出し、先発で16試合・防御率2.07をマーク。立派に仕事をこなしたが似たタイプで球威が上のバルドナードが昨季途中から引き続き残留しており、今季も出場機会の確保は簡単ではない。
 
035 エルビス・ルシアーノ
投手 在籍期間:2023~
ドミニカ共和国/2000年2月15日生/右投右打
【NPB】1軍出場なし
【MLB】25試合1勝0敗0S 防御率5.35 BB/9 6.4 K/9 7.2
============ 選手紹介 ============
 元メジャーリーガーだが育成契約のドミニカ人右腕。5年経っていないにも関わらずルール5ドラフトで指名され、19歳でメジャーデビューした特異な経歴を持つ。
 2016年にドミニカ共和国からプロ入りしたが後にこの契約が無効と判定され、2018年にルール5ドラフトの対象になるとトロント・ブルージェイズがサプライズ指名した。規定上26人枠に帯同させないと選手を返さないといけないが、ブルージェイズは開幕からメジャーに帯同させた。この手の原石タイプを急いでメジャーリーグに送り込むことに対して成長を阻害するという懸念があったが、ブルージェイズはルシアーノが挑戦に耐えうると考えたのだった。結果、球団史上最若の19歳1ヶ月でデビューし、ルシアーノは2000年代生まれでは初めてのメジャーリーガーとなった。
 2020年以降はヒジや腕の故障に泣かされ、メジャーに返り咲くチャンスがないまま巨人と育成契約するに至った。
 
057 ユーリー・ラモス
投手 在籍期間:2023~
ドミニカ共和国/1997年10月10日生/右投右打
【NPB】1軍出場なし
【MLB】メジャー経験なし
============ 選手紹介 ============
 196cmの長身から99マイル(159km/h)を計時する速球と鋭く落ちるチェンジアップはポテンシャルを感じるドミニカ人右腕。カブス傘下のマイナーや独立リーグ、メキシカンリーグで投げていたところを巨人が獲得したが、外国人選手の加入時期としては異例の9月に入団が決まった。年俸800万円の育成契約はローリスク・ハイリターンであり、2023年に鮮烈なメジャーデビューを果たしたユーリー・ペレスのようにスケールの大きな投手に育ってほしいものだ。
 
33 カイル・ケラー
投手 在籍期間:2024~(阪神22~23)
アメリカ合衆国/1993年4月28日生/右投右打
移籍
【NPB】61試合4勝2敗4S 防御率2.59 BB/9 3.2 K/9 11.3
【MLB】44試合1勝1敗0S 防御率5.83 BB/9 6.2 K/9 9.3
============ 選手紹介 ============
 阪神で2年間勝ちパターンを務めたリリーフ右腕。150km/h中盤のフォーシームと鋭く曲がるカーブ(たぶんナックルカーブ)がメイン。ランナーの有無で大きくピッチングが変わりがちなのが弱点。
 阪神では最初の頃こそ炎上したが次第にNPBに慣れ、防御率は2点台と安定。2年目の昨季途中に身内の病気を理由に帰国し、公式戦を終えた。そのままアメリカでメジャー復帰を目指すのかと思いきや、まさかの巨人入りに阪神ファンの間に衝撃が走った。巨人入団までの経緯は古巣球団に対する裏切りと思われても仕方がなく、甲子園ではブーイングが聞かれそうだ。
 
098 エスタミー・ウレーニャ
内野手 在籍期間:2020~22,24(楽天23)
ドミニカ共和国/1999年5月27日生/右投右打
移籍
【NPB】15試合 打率.130 安打3 本塁打0 OPS.330
【MLB】メジャー経験なし
============ 選手紹介 ============
 2020年に初来日し巨人でプレーしていた出戻り内野手。昨シーズン終了後に楽天をクビになったところを古巣に拾われた。
 昨シーズン終了後に巨人はブリンソンとウォーカーを解雇しているが、楽天でのウレーニャの打撃成績は2人を大きく下回っている。なぜ再獲得したのか?そのチグハグな動きにチーム内外からは疑問の声が聞かれる。一部では阿部監督のお気に入りだからとの噂があり、今季オープン戦の序盤に他のレギュラー候補を差し置いて外野のスタメンに起用されている。
 
013 フリアン・ティマ
外野手 在籍期間:2021~
ドミニカ共和国/2004年9月25日生/右投右打
【NPB】1軍出場なし
【MLB】メジャー経験なし
============ 選手紹介 ============
 16歳のときに巨人と育成契約を結んだドミニカ共和国出身外野手。将来のクリーンナップ候補と期待されているが、2022年は3軍で189打席中たった2四球といくらなんでも疑問が残る内容であった。
 
23 ルーグネッド・オドゥール
 
(登録名:オドーア)
外野手 在籍期間:2024~
ベネズエラ/1994年2月3日生/右投左打
新加入 大物 問題児 WBC2017
【NPB】(新加入)
【MLB】1154試合 打率.230 安打930 本塁打178 OPS.710
============ 選手紹介 ============
 メジャー通算178本塁打・シーズン30発超え3度の実績以上に2016年の乱闘事件で有名になったベネズエラ人スラッガー。昔に比べて実績が乏しく大人しい外国人選手が増えた昨今のNPBに、久々に現れたハイリスクな大物助っ人外国人に期待が高まる。
 来日した際は紳士たる巨人軍のルールに則りヒゲを剃って現れた。今のところ(残念ながら)優等生らしい振舞いをしているが、グラウンド内外でもっと彼らしい活躍を見せてほしい。

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◇阪神タイガース
00 ハビ・ゲラ
投手 在籍期間:2024~
パナマ/1995年9月25日生/右投左打
新加入 160km/h WBC2023
【NPB】(新加入)
【MLB】61試合3勝1敗0S 防御率6.43 BB/9 6.1 K/9 6.4
============ 選手紹介 ============
 シュート回転気味の150km/h台後半の速球と2種類のスライダーを持つパワーピッチャー。球は速いがノーコンの王道を行くタイプで、阪神ファンの間で藤浪晋太郎とよく比較されている(心配されている)。
 2018年に内野手でメジャーデビューしたが見切りをつけ、翌年から投手に転向してメジャー再昇格を果たした異色の経歴を持っている。昨季はパナマ代表としてWBCに出場した。
 
99 ジェレミー・ビーズリー
投手 在籍期間:2023~
アメリカ合衆国/1995年11月20日生/右投右打
【NPB】18試合1勝2敗0S 防御率2.20 BB/9 2.9 K/9 9.4
【MLB】18試合0勝1敗0S 防御率5.84 BB/9 5.1 K/9 12
============ 選手紹介 ============
 ランディ・メッセンジャーのように長く安定して活躍してほしいと願われている速球派右腕。マイナー時代から先発・リリーフどちらにも対応している。
 昨季阪神に入団して防御率2.20と好成績を残したが肩の具合が思わしくなく、今季も春季キャンプから出遅れておりコンディションを戻せるのか不透明な状態。
 
7 シェルドン・ノイジー
外野手 在籍期間:2023~
アメリカ合衆国/1994年12月10日生/右投右打
【NPB】133試合 打率.240 安打114 本塁打9 OPS.623
【MLB】147試合 打率.212 安打83 本塁打7 OPS.558
============ 選手紹介 ============
 来日前はユーティリティとしてメジャー定着を目指していた元メジャーリーガー。昨季は率系の打撃成績が同僚のミエセスを下回る結果に終わったが、日本シリーズで大活躍したおかげで契約延長が叶った。非常に物足りないが、外野にこれといったライバルはいないので今季も毎試合出場するのだろう。
 
55 ヨハン・ミエセス
外野手 在籍期間:2023~
ドミニカ共和国/1995年7月13日生/右投右打
【NPB】60試合 打率.222 安打28 本塁打5 OPS.666
【MLB】メジャー経験なし
============ 選手紹介 ============
 ノイジーとともに阪神で2年目を迎えるドミニカ人外野手。ストロングポイントは強肩と雨の日のダイビングヘッド。
 1年目の成績は微妙だったが、メジャー経験がなく育成に近い方針で獲得しており、球団から伸びシロがあると期待され再契約に至った。今季のキャンプイン前に少し減量したと言っていたが、映像では瘦せたように見えなかった…。
 
131 ホゼ・ベタンセス
投手 在籍期間:2024~
ドミニカ共和国/1999年10月17日生/右投右打
新加入
【NPB】(新加入)
【MLB】メジャー経験なし
============ 選手紹介 ============
 2024年の春季キャンプ直前に阪神入りが決まった剛球右腕。入団テストを経て育成契約した。藤浪タイプと言われる超荒れ球が特徴。阪神はあまり育成契約の選手を大成させた実績は無いが、うまく育て上げられるか?
 
132 アンソニー・マルティネス
投手 在籍期間:2024~
ドミニカ共和国/2000年1月10日生/右投右打
新加入
【NPB】(新加入)
【MLB】メジャー経験なし
============ 選手紹介 ============
 ベタンセスとともに2024年の春季キャンプ前に阪神入りが決まった剛球右腕。入団テストを経て育成契約した。190cm/79kgと長身痩駆。
 岡田監督は獲得の際、マルティネスの顔写真を見て「パスポート、すごかったで」との感想を残している。
 
◇中日ドラゴンズ
91 ウンベルト・メヒア
投手 在籍期間:2023~
パナマ/1997年3月3日生/右投右打
WBC2023
【NPB】8試合3勝1敗0S 防御率2.23 BB/9 3.7 K/9 4.1
【MLB】8試合0勝5敗0S 防御率6.68 BB/9 4.2 K/9 8.6
============ 選手紹介 ============
 入団1年目は8試合先発して3勝1敗・防御率2.23と好成績を残した。ただ奪三振率が低くBB/K:1.11。次年度以降は反動で防御率悪化の可能性も。
 名前の発音は”フンベルト”だが日本語媒体やSNSはほぼ”ウンベルト”表記なので当サイトもそれに倣っている。
 
211→97→92 ライデル・マルティネス
投手 在籍期間:2017~
キューバ/1996年10月11日生/右投左打
大活躍 期待以上 優良助っ人 WBC2017 WBC2023
【NPB】243試合12勝15敗123S 防御率1.85 BB/9 2.1 K/9 10.5
【MLB】メジャー経験なし
============ 選手紹介 ============
 ドラゴンズ史に残る優良助っ人外国人になりつつあるキューバンリリーフ右腕。2017年に来日したときは育成枠だったが、気付けばNPBを代表するクローザーに成長した。
 昨季は開幕から8月中旬まで防御率0.00を継続、最終的に自責点2・防御率0.39の驚異的な数字をマークした。一方で昨季はWBC明けに、同じキューバ代表のジャリエル・ロドリゲスが来日することなく亡命し、メジャー球団と複数年契約を締結する事件が起きた。彼以上の実績を残すライマルが「自分も…」と思っても不思議でなく、中日関係者やファンをやきもきさせたが今季もちゃんと来日してくれた。

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93 マイケル・フェリス
投手 在籍期間:2023~
ドミニカ共和国/1993年6月28日生/右投右打
【NPB】19試合1勝0敗0S 防御率3.14 BB/9 6.9 K/9 10.0
【MLB】228試合17勝9敗1S 防御率5.29 BB/9 3.9 K/9 11.8
============ 選手紹介 ============
 昨季シーズン中に新加入した実績豊富なリリーフ右腕。2016~19年に200試合以上登板、2017年にはアストロズのミドルリリーバーとして世界一に貢献した。実績のわりに昨年30歳になったばかりで衰えのリスクが少ないのは高ポイント。
 150km/h台前半の速球と縦・横2種類あると思しきスライダー、チェンジアップを投げる。昨年の来日初登板は同点の8回途中大ピンチの場面で起用され、見事ホームを踏ませなかった。
 
202 フランク・アルバレス
投手 在籍期間:2022~
キューバ/1999年1月16日生/右投右打
WBC2023
【NPB】1軍出場なし
【MLB】メジャー経験なし
============ 選手紹介 ============
 来日3年目を迎えるキューバ人投手。中日ではなかなか1軍昇格の機会に恵まれないが、あのライデルでさえ来日1年目は140km/h中盤の育成選手だったことを考えればまだ期待できるかも。
 昨春は熱望していたWBCにキューバ代表として出場。準決勝のアメリカ戦で野次る観客にボールを投げつけ物議を醸した。
 
66 ダヤン・ビシエド
内野手 在籍期間:2016~
キューバ/1989年3月10日生/右投右打
優良助っ人
【NPB】943試合 打率.288 安打1003 本塁打138 OPS.815
【MLB】483試合 打率.254 安打425 本塁打66 OPS.722
============ 選手紹介 ============
 在籍期間が●年に達し今季より日本人扱いになるが、1軍に居場所がなくなりつつある。
 キューバから亡命後シカゴ・ホワイトソックスでレギュラーを掴んだが、メジャーワースト級の選球眼の悪さが弱点となった。NPBの投手のレベルには適応し、
 
99 オーランド・カリステ
内野手 在籍期間:2023~
ドミニカ共和国/1992年2月3日生/右投右打
【NPB】47試合 打率.233 安打38 本塁打5 OPS.639
【MLB】31試合 打率.135 安打7 本塁打0 OPS.329
============ 選手紹介 ============
 引き締まった立派な身体をしている。メジャー出場経験があるが、31試合でOPS.329と全く歯が立たなかった。
 今季、ポジションが被るクリスチャン・ロドリゲスが加入。前評判以上に使えそうな雰囲気を出しており、1軍出場枠入りが大ピンチの状況に。
 
219 クリスチャン・ロドリゲス
内野手 在籍期間:2024~
キューバ/2002年3月31日生/右投右打
新加入
【NPB】(新加入)
【MLB】メジャー経験なし
============ 選手紹介 ============
 今季キューバから加入の若手内野手。俊足・強肩で1軍でもショートを張れる守備力がある。育成登録だが開幕前に支配下登録される可能性があり、開幕スタメンもあり得る。
 あだ名はファーストネームから”ディオール”。
 
94 アレックス・ディカーソン
外野手 在籍期間:2024~
アメリカ合衆国/1990年5月26日生/左投左打
新加入 WBC2023
【NPB】(新加入)
【MLB】339試合 打率.255 安打230 本塁打40 OPS.785
============ 選手紹介 ============
 かつてパドレスで背番号1を背負っていた元有望株外野手。MLBで通算1000打席以上立ったがレギュラーになれなかった。左打で固め打ちする傾向にあり、過去に4人しか達成していない1試合3ホーマー+2二塁打を記録したことがある。
 マイナー時代から結構有望視されていて、Rookie級で最優秀選手賞を、2Aでは新人王や球宴選出など着実に結果を残してメジャー昇格を果たした。だがマイナー時代にグラウンドのスプリンクラーヘッドを踏んづけて重傷を負ったり、腰と背中の手術から回復途上にヒジを故障し(野手なのに)トミー・ジョン手術を受けたりと大きめの故障離脱を繰り返し、メジャー定着の機会を失った。
 メジャーでは左右別の打撃成績はそれほど開きは無いが、トミー・ジョン明けの2019年以降は左腕に弱いイメージが先行してしまい左腕相手にあまり打席に立たせてもらえなかった。
 また、ドラゴンズは前年アキーノが大吾さんだったせいで、レフトの新外国人選手に警戒心がついてしまっている。
 
220 カルロス・モニエル
外野手 在籍期間:2024~
キューバ/2001年4月17日生/右投右打
新加入
【NPB】(新加入)
【MLB】メジャー経験なし
============ 選手紹介 ============
 キューバ国内リーグで打率3割をマークした若手外野手。入団時のコメントは「将来的には日本でMVPが取れるような選手になりたい」。
 
◇広島東洋カープ
42 トーマス・ハッチ
投手 在籍期間:2024~
アメリカ合衆国/1994年9月29日生/右投右打
新加入
【NPB】(新加入)
【MLB】39試合4勝4敗0S 防御率4.96 BB/9 4.3 K/9 8
============ 選手紹介 ============
 ゴロ打たせが得意な右投げ投手。2020年からブルージェイズで先発とロングリリーフを務めたがメジャー定着はならずNPB入り。当初、海外系のメディアから日本ハム加入の誤報が流れた。真偽は不明だがエスコンフィールドが北広島市にあるため勘違いしたとの説がある。
 先発ローテ入りを期待されるが、カープは昨季そこそこの成績を残したターリーとアンダーソンを退団させており、求められる基準は高いが果たしてどうなるか?
 メディカルチェックをパスしたから契約したのだと思うが、大学時代にトミー・ジョン手術を受け、2021年には右ヒジの炎症で60日負傷者リスト入りを経験しており不安が付きまとう。
 
68 テイラー・ハーン
投手 在籍期間:2024~
アメリカ合衆国/1994年8月30日生/左投左打
新加入
【NPB】(新加入)
【MLB】101試合12勝15敗1S 防御率5.35 BB/9 4.1 K/9 8.6
============ 選手紹介 ============
 デイゲームに強い男テイラー・ハーン。やや低めの角度から150~155km/hの速球で攻めるピッチングに期待が高まっている。テキサス州の故郷の町では英雄的存在として崇め奉られ、母校の高校では背番号21が永久欠番に。
 
98 ロバート・コルニエル
投手 在籍期間:2020~
ドミニカ共和国/1995年6月23日生/右投右打
160km/h
【NPB】70試合2勝6敗0S 防御率4.24 BB/9 3.8 K/9 9.2
【MLB】メジャー経験なし
============ 選手紹介 ============
 カープアカデミー出身のパワーピッチャー。2022年6月に165km/hを投げ、大谷翔平と並んで日本球界最速(※2ヶ月後にチエゴ・ビエイラが166km/hを計時)の球速を記録した。リリーバーとして1軍デビューしているが、23年から先発に転向している。
 
10 マット・レイノルズ
内野手 在籍期間:2024~
アメリカ合衆国/1990年12月3日生/右投右打
新加入
【NPB】(新加入)
【MLB】225試合 打率.230 安打109 本塁打7 OPS.627
============ 選手紹介 ============
 ホームランより二塁打を多く打つタイプ。
 
95 ジェイク・シャイナー
内野手 在籍期間:2024~
アメリカ合衆国/1995年8月13日生/右投右打
新加入
【NPB】(新加入)
【MLB】メジャー経験なし
============ 選手紹介 ============
 メジャー経験はないが1億2000万円と破格の年俸をゲット。
 
◇東京ヤクルトスワローズ
37 エルビン・ロドリゲス
投手 在籍期間:2023~
ドミニカ共和国/1998年3月31日生/右投右打
【NPB】7試合1勝5敗0S 防御率4.09 BB/9 3.5 K/9 6.3
【MLB】8試合0勝4敗0S 防御率9.55 BB/9 4.1 K/9 8.2
============ 選手紹介 ============
 アメリカでもそこそこ有望視されていた元プロスペクト。夢破れて来日する元有望株はこれまで何人もいたが、エルビンは所属チームでまだ挑戦権があるタイミングで、これまでの選手と比べると早めに見切りをつけてNPB入りした。
 
39 ホゼ・エスパーダ
投手 在籍期間:2024~
プエルトリコ/1997年2月22日生/右投右打
新加入
【NPB】(新加入)
【MLB】1試合0勝0敗0S 防御率0.00 BB/9 18 K/9 18
============ 選手紹介 ============
 昨季終盤に初のメジャー登板を果たすもオフにノンテンダーFAとなり、日本に活路を見出したプエルトリカン右腕。昨春のWBCでは登板機会はなかったが代替選出に備えた。
 プレイヤーとしてはリリーフ中心だが先発登板も可能。小柄な体格で、今季160km/hに迫るパワー系が多く来日しているがエスパーダは150km/h前半ほどの出力に留まり、そのわりにコマンドに問題を抱えている。
 Yakultファンからはイノアやエスピナルのような微妙な成績に終わるのでは?と不安がられている。それ以前にBLEACHに出てくる十刃(エスパーダ)を真っ先に連想する人の方がたくさんいると思われる。
 
54 サイ・スニード
 
(登録名:サイスニード)
投手 在籍期間:2021~
アメリカ合衆国/1992年10月1日生/右投右打
【NPB】59試合22勝16敗0S 防御率3.56 BB/9 2.3 K/9 7.2
【MLB】26試合0勝4敗0S 防御率5.59 BB/9 3.5 K/9 10.2
============ 選手紹介 ============
 プロ野球史上5人目の”ファーストネームとファミリーネームを繋げた登録名”にした助っ人外国人投手。紳士的な優良外国人との評価が定まりつつある。
 2021年からスワローズの先発ローテで投げ続けている。3年とも防御率3.50前後・WHIP1.2台をマークしており、今季も同様の記録を残すか。
 
99 ミゲル・ヤフレ
 
(登録名:ヤフーレ)
投手 在籍期間:2024~
ベネズエラ/1998年5月1日生/右投右打
新加入
【NPB】(新加入)
【MLB】19試合1勝3敗1S 防御率7.58 BB/9 5.4 K/9 6.8
============ 選手紹介 ============
 ニューヨーク・ヤンキースの有望株だった先発右腕。2020年にヤンキースでメジャーデビュー後、ジェームソン・タイオン対4人の若手選手のトレードでピッツバーグ・パイレーツに移籍した。一緒にトレードされたロアンジー・コントレラスがエース格に成長したのに対し、ヤフレは故障もあってチームを追われ、昨季はメジャーに上がることができなかった。
 球速はメジャー平均(149km/h後半)より遅く、圧倒的な球種は無いが4種類の変化球を低めのコーナーに投げ分けるピッチングが身上。
 ちなみに、長いメジャーリーグの歴史で背番号89は着用されていなかったが、ヤフレがヤンキース時代に割り当てられたのが89番。2020年にメジャーデビューしたことでメジャーリーグでは0から99番すべての背番号が使われたことになった。

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13 ホゼ・オスーナ
 
(登録名:オスナ)
内野手 在籍期間:2021~
ベネズエラ/1992年12月12日生/右投右打
優良助っ人
【NPB】392試合 打率.261 安打383 本塁打56 OPS.731
【MLB】276試合 打率.241 安打159 本塁打24 OPS.710
============ 選手紹介 ============
 助っ人外国人らしいタイミングの取り方から強い打球を飛ばすベネズエラ人内野手。得点圏に非常に強く、数字以上に打っている印象がある。ファーストの守備範囲は狭いが意外とうまく、試合終盤までベンチに下げる必要がない。相手選手のデータを熱心に研究していたり、平凡な当たりでも全力疾走したりチームに好影響をもたらす選手であり、通算OPSが.750を下回っていても契約延長してもらえるのも納得だ。
 
25 ドミンゴ・サンタナ
外野手 在籍期間:2021~
ドミニカ共和国/1992年8月5日生/右投右打
【NPB】312試合 打率.292 安打300 本塁打52 OPS.867
【MLB】516試合 打率.255 安打428 本塁打77 OPS.788
============ 選手紹介 ============
 2017年にブリュワーズで打率.278・30本塁打・OPS.875を記録したホームランヒッター。メジャーの中でも上位レベルのパワーを持っていたが守備力が壊滅的で、ヒジのケガでメジャーリーガーの地位を失っていた。2020年オフにヤクルトが獲得したニュースが流れた際、大物獲得にファンは歓喜した。今季オスナとともに4年目を迎え、村上の強力なサポート役を務める。

▼クリフ・ペニントンレイエス氏の”【MLB】凡フライにしか見えないドミンゴ・サンタナの変態逆方向ホームラン集”
 
◇横浜DeNAベイスターズ
49 J.B.ウェンデルケン
投手 在籍期間:2023~
アメリカ合衆国/1993年3月24日生/右投右打
【NPB】61試合2勝2敗3S 防御率1.66 BB/9 3.3 K/9 8.0
【MLB】144試合10勝6敗2S 防御率4.00 BB/9 3.9 K/9 8.5
============ 選手紹介 ============
 リリーバーとして好成績を残したことで昨オフに日米球団の間で争奪戦が繰り広げられたが、横浜DeNAに残留することに決定。再来日の際にサングラスを掛けた見た目がくまだまさし激似で、インスタをフォローし合う一連の流れが話題になった。
 
62 ローワン・ウィック
投手 在籍期間:2024~
カナダ/1992年11月9日生/右投左打
新加入 WBC2017
【NPB】(新加入)
【MLB】146試合6勝10敗20S 防御率3.82 BB/9 4.1 K/9 9.9
============ 選手紹介 ============
 元シカゴ・カブスのリリーフ投手。一時はセットアップマンを任され、メジャー通算●試合に登板した。カナダ人。2023年のWBC代表に選ばれている。
 
69 アンソニー・ケイ
投手 在籍期間:2024~
アメリカ合衆国/1995年3月21日生/左投左打
新加入
【NPB】(新加入)
【MLB】44試合4勝2敗0S 防御率5.59 BB/9 5 K/9 9.3
============ 選手紹介 ============
 何年か前までは白いメガネがトレードマークだった
 
42 アンドレ・ジャクソン
投手 在籍期間:2024~
アメリカ合衆国/1996年5月1日生/右投右打
新加入
【NPB】(新加入)
【MLB】26試合1勝4敗4S 防御率4.25 BB/9 3.5 K/9 8.3
============ 選手紹介 ============
 昨季までのべ3年メジャーでプレーしたパワーピッチャー。ファストボールは先発で投げても常時150km/h超を計時する。
 陽気な性格で来日時はもじゃもじゃ頭が話題になったが、グラウンドでも日本で活躍できそうな予感が漂っている。
 
107 ハンセル・マルセリーノ
投手 在籍期間:2022~
ドミニカ共和国/2002年6月16日生/右投右打
【NPB】1軍出場なし
【MLB】メジャー経験なし
============ 選手紹介 ============
 2022年から横浜DeNAに育成入団したリリーフ右腕。ドミニカ共和国出身。来日時より身長が数センチ伸びた。
 コントロールに不安を抱え、派遣されたBCリーグでは与四球を連発したが二軍では好成績を残した。今季は1軍の宜野湾キャンプに帯同しており、公式戦で1軍デビューの可能性も。
 
109 ジョフレック・ディアス
投手 在籍期間:2020~
ベネズエラ/1999年6月10日生/左投左打
【NPB】1軍出場なし
【MLB】メジャー経験なし
============ 選手紹介 ============
 健康時には150km/h中盤の速球を投げられるパワー系ベネズエラ人左腕。2020年から育成選手として来日し、二軍や派遣先のBCリーグで経験を積んできた。
 2022年は支配下入りが有力視された矢先にヒジの靭帯を負傷し、トミー・ジョン手術の憂き目に遭った。幸いにも順調に回復、昨季中に復帰登板を果たした。
 2024年は今度こそ念願の支配下&1軍登板が期待される。
 
3 タイラー・オースティン
外野手 在籍期間:2020~
アメリカ合衆国/1991年9月6日生/右投右打
【NPB】232試合 打率.288 安打199 本塁打49 OPS.958
【MLB】209試合 打率.219 安打114 本塁打33 OPS.743
============ 選手紹介 ============
 元ヤンキースのプロスペクトも日本に来て早5年。持ち味の強打を発揮し、チームのペナント奪還に欠かせない戦力になった。
 ヤンキース傘下の3A時代はファーストのレギュラー候補と期待されていたが、実父がメジャー入りを競っていたグレッグ・バードを批判するツイートを連発してしまい、自身の成績下降と相まって居場所を失うという気の毒な経験をしている。
 
105 ウィルニー・モロン
投手 在籍期間:2024~
ドミニカ共和国/2000年12月28日生/右投右打
新加入
【NPB】(新加入)
【MLB】メジャー経験なし
============ 選手紹介 ============
 アレクサンダー・マルティネスとともにドミニカ共和国から連れてこられた育成投手。昨季までドミニカン・サマーリーグのコロラド・ロッキーズ傘下のチームで4年間プレーしたが渡米することはなかった。
 
110 アレクサンダー・マルティネス
投手 在籍期間:2024~
ドミニカ共和国/2002年12月30日生/右投右打
新加入
【NPB】(新加入)
【MLB】メジャー経験なし
============ 選手紹介 ============
 今季ドミニカ共和国でのトライアウトで選抜して連れてきた育成投手。ルーキー級のドミニカン・サマーリーグのほかウィンターリーグへの出場歴がなく謎に包まれている。一緒に契約したモロンより若く身長198cmとカタログ面で勝り、名前のカッコよさもファンからは期待感を持って受け入れられている。