Travis Demeritte (フルネーム/Travis Timothy Demeritte)Embed from Getty Images1994-09-30生|183cm82kg|二塁手、外野手、三塁手 右投右打出身地/アメリカ合衆国 ニューヨーク州ニューヨークドラフト/2013年TEX1巡目追補(全体30位)指名メジャーデビュー/2019-8-2 |
■選手紹介殻を破れずにいる2013年ドラフト1巡目の元有望株。2022年はメジャーデビュー前に在籍したブレーブスに出戻り再起を図る。ロナルド・アクーニャJr.が復帰する5?6月までにアピールできなければ、近いうちに日本か韓国の助っ人外国人になっているかもしれない。デメリットはニューヨーク生まれだがジョージア州の高校に通い、ショート兼ピッチャーとして州でも有名な高校生だった。最終学年はトップバッターを務めて29試合・42得点・打率.404・12本塁打・37打点、投げてはチームのエースとして8勝1敗・防御率0.69の圧倒的な成績を残した。また、バスケットボールも有能だった。ドラフト前の評価では1巡目の後半あたりで指名され、2巡目には残らないだろうと見込まれていた。また、23位と30位の指名権を持っていたレンジャースがピックするとの予想があり、実際に30位指名を受けた。30位はFAでエンゼルスと大型契約を結んだジョシュ・ハミルトンの補償による指名権だった。プロ入りした2年目のシーズン中にショートからセカンドへ本格的にコンバートされた。2015年に禁止薬物(フラセミド)の陽性反応が出て80試合の出場停止処分が下されたが、復帰後は力強い打球を飛ばして徐々に名誉挽回していった。2016年は6月にシングルAでベンチ総出の乱闘騒ぎを起こし、7月にフューチャーズゲーム(マイナーのオールスターゲーム)に選ばれた後アトランタ・ブレーブスにトレードされた。移籍先のブレーブスでは強打を見せAAAに昇格。2019年7月末(トレード期限最終日)、ブレーブスはポストシーズンに向けたブルペン強化のためシェーン・グリーンを獲得。見返りにデメリットをデトロイト・タイガースに放出した。タイガースは同じ日にレフトのニック・カステヤーノスを売り払っていたため、デメリットをメジャー昇格させてレギュラー争いのチャンスを与えた。同年は186打席、2020年は30打席立つもビッグリーグの壁は高く、タイガースをDFAになりブレーブス傘下のAAAに出戻ると、2021年はメジャーには上がれなかったが81試合で21本塁打・OPS.939をたたき出した。選手としての特徴は、打撃はラインドライブヒッターでありながらバットスピードが速く、シーズン20本前後ホームランを打つポテンシャルを持っている。コンタクト力は伸び悩み気味。四球が多いのは空振りが多くカウントが深くなりやすいためで、選球眼には疑問符が付く。守備面は高校ではショートの他にサード、セカンドを守れる触れ込みで入団したが、肩が強いがグラブ捌きとフットワークは遅めだったため、将来的にサードに回るべきだと言われてきた。プロ入り後はセカンドとサードを守るようになり、近頃はライトでの出番が増えている。デメリットなどという縁起の悪い名前だがスペルが違う(demerit)ので問題なし。また、2016-17年にメジャーで投げたライアン・メリットとは2019年にトリプルAで対戦したことがあり、7打数無安打1四球2三振に打ち取られた。寄稿日:2021-12-30 最終更新日:2021-12-30 |
オールスター:なし主な表彰:なしタイトル:なし▼ミギーと2者連続弾を放つデメリット▼好判断でホームを陥れるデメリット▼マウンドへ詰め寄り乱闘を引き起こすデメリット |
. ▼レギュラーシーズン個人成績年 チーム 試 打席 安打 2B 3B 本 打点 四 死 三振 盗 打率 出塁 長打2019 DET 48 169 38 7 2 3 10 14 1 63 3 .225 .286 .3432020 DET 18 29 5 1 0 0 4 3 1 14 0 .172 .273 .207 |