ライアン・プレスリー


.
Ryan Pressly (フルネーム/Thomas Ryan Pressly)

Embed from Getty Images

1988-12-15生|188cm93kg|リリーフ 右投右打

出身地/アメリカ合衆国 テキサス州ダラス

ドラフト/2007年BOS11巡目(全体354位)指名

メジャーデビュー/2013-4-4
■選手紹介

アストロズが重宝している、スピンレートの高いカーブが懐刀の救援投手。ルール5ドラフトで入団したツインズでリリーバーとしてメジャー定着した後、2018年にアストロズにトレードされた。2019・21年にオールスターに選ばれたが21年はパタニティリスト(産休リスト)に入っていたため辞退した。

地元ダラスにあるアメリカン・ヘリテージ高校で投手兼遊撃手としてチームを支えていたが、野球部の廃部が決まったため最終学年だけマーカス高校に転入した。マーカス高校は同じテキサス州内にあり、同州で最も過酷なリーグに所属している強豪校だった。ちなみに、アメリカン・ヘリテージ在籍時にフットボールもプレーしていたが、2006年にフットボールの試合中に左膝前十字靱帯を断裂したため野球に専念し、ポジションも投手に限定するようになった。

高校最終学年の2007年にドラフト11巡目でレッドソックスから指名され入団。事前の予想では20~30巡目と言われていたため驚き、テキサス工科大学への入学を断ってレッドソックスと契約した。マイナーでの最初の3年はスターターとして投げていたが制球力に疑問符をつけられブルペンへ移動。すると短いイニングでは速球の球速とコントロールに改善の兆しが見え始めた。それに目を付けたツインズが2012年のルール5ドラフトでプレスリーを獲得した。

ツインズ移籍初年度の2013年はシーズン終了まで25人ロースターに残り、76イニングを投げて防御率3点台。リリーフのみの登板で、5月には4イニングを無失点に抑えてメジャー初勝利を記録した。2015年は広背筋を痛めて27試合しか登板できなかったが、以降は大きな故障なく一線級で投げ続けている。

2018年7月、ツインズとアストロズとの間でホルヘ・アルカラなど2人のプロスペクトと交換トレードが成立。移籍後アストロズでは26試合に登板し23回1/3・防御率0.77・32奪三振と躍動。以降、オールスター選出や40試合連続無失点のメジャー新記録樹立など、アストロズではセットアップとクローザーとして重要な場面で結果を残し続けている。2010年代中頃のメジャーではスタットキャストの導入で集められたデータをどう扱うか球団間で大きな差があった。その中で最も先駆的だったアストロズがカーブの回転数に着目し、獲得したコリン・マキューやプレスリーが大ブレイクしたことで後にアストロズの方針が大きく評価され、『アストロボール』が書籍化された。

寄稿日:2021-10-22 最終更新日:2021-10-22
オールスター:2回(19,21)

主な表彰:なし

タイトル:なし

▼ツインズ在籍時、キャリア初セーブを記録するプレスリー

▼カウント間違いによりアレナドから"四振"(?)を奪うプレスリー

▼2021年ALCSで1イニングを抑えるプレスリー

▼レギュラーシーズン個人成績

年  チーム 試 勝 敗 セ 防御率 イニング 安 責 本 四 死 三振 WHIP K/BB

2013 MIN 49 3 3 0  3.87 76.2 71 33  5 27 0 49 1.28 1.81

2014 MIN 25 2 0 0  2.86 28.1 30  9  3  8 1 14 1.34 1.75

2015 MIN 27 3 2 0  2.93 27.2 27  9  0 12 0 22 1.41 1.83

2016 MIN 72 6 7 1  3.70 75.1 79 31  8 23 2 67 1.35 2.91

2017 MIN 57 2 3 0  4.70 61.1 52 32 10 19 3 61 1.16 3.21

2018 MIN 51 1 1 0  3.40 47.2 46 18  5 19 2 69 1.36 3.63

2018 HOU 26 1 0 2  0.77 23.1 11  2  1  3 1 32 0.60 10.6

2019 HOU 55 2 3 3  2.32 54.1 37 14  6 12 0 72 0.90 6.00

2020 HOU 23 1 3 12  3.43 21.0 21  8  2  7 1 29 1.33 4.14

2021 HOU 64 5 3 26  2.25 64.0 49 16  4 13 0 81 0.97 6.23