マーク・キャナ


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Mark Canha (フルネーム/Mark David Canha)

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1989-02-15生|188cm95kg|左翼手、右翼手、一塁手 右投右打

出身地/アメリカ合衆国 カリフォルニア州サンノゼ

ドラフト/2010年FLO7巡目(全体227位)指名

メジャーデビュー/2015-4-8
■選手紹介

メジャー屈指の当たり屋として認知されつつある巧打の外野手。内角球を怖がらない打撃スタイルで、2021年は27個当たって同業者(?)のタイ・フランスと死球王を分け合った。大谷翔平の内角高めへの投球にクレームをつけたシーンは記憶に新しい。ただデッドボールが多いだけでなく選球眼が良いため、常に高い出塁率が見込める。また、外野3ポジションを無難にこなす器用さも持ち合わせている。

カリフォルニア州サンノゼ出身のキャナは、大学も地元の名門カリフォルニア大学バークレー校に進学して経済学を専攻。2010年に7巡目でフロリダ・マーリンズに入団した。2014年にAAA級で好成績を残していたが、周囲の予想に反してプロテクトされなかった。案の定ルール5ドラフトにかかり、コロラド・ロッキーズに指名された直後にオークランド・アスレチックスにトレードに出された。確かな選球眼を持つキャナをアスレチックスのビリー・ビーンGMが以前から目を付けていたと言われている。また、アスレチックスは年俸総額削減のため複数のパワーヒッターを放出しており、格安の主軸候補を求めていた。

ライバルが少ないアスレチックスでは2015年の開幕からレギュラーとして起用され、一塁と外野両翼を守りながら16本塁打と放ち、新人としては及第点の結果を残した。その後は腰と股関節のケガに苦しんだ時期があったが、2019年に26本塁打・OPS.913とブレイク。同時にこの頃からデッドボールの数が急激に増えていった。

2021年オフ、大富豪のスティーブ・コーエンがメッツの新オーナーになり、積極補強を展開する中でキャナを2年+オプション付きの3年契約でメッツに引き入れた。

Canhaと綴ってキャナと読ませるが、現地の実況やチームメイトによっては「カナ」と呼んでいる。ただ、明らかに間違っている「カンハ」と表記する日本のメディアがいるのでやめてほしい。

寄稿日:2022-06-12 最終更新日:2022-06-12
オールスター:なし

主な表彰:なし

タイトル:なし

▼頭部付近への投球に怒り心頭のキャナ

▼レギュラーシーズン個人成績

年  チーム 試 打席 安打 2B 3B 本 打点 四 死 三振 盗 打率 出塁 長打

2015 OAK 124 441 112 22 3 16 70 33 8 96  7 .254 .315 .426

2016 OAK 16  41  5  0 0  3  6  0 1 20  0 .122 .140 .341

2017 OAK 57 173  36 13 1  5 14  7 6 56  2 .208 .262 .382

2018 OAK 122 365  91 22 0 17 52 34 10 88  1 .249 .328 .449

2019 OAK 126 410 112 16 3 26 58 67 18 107  3 .273 .396 .517

2020 OAK 59 191  47 12 2  5 33 37 10 54  4 .246 .387 .408

2021 OAK 141 519 120 22 4 17 61 77 27 128 12 .231 .358 .387