ラーズ・ヌートバー


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Lars Nootbaar (フルネーム/Lars Taylor-Tatsuji Nootbaar)

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1997-09-08生|191cm95kg|外野手 右投左打

出身地/アメリカ合衆国 カリフォルニア州エルセグンド

ドラフト/2018年STL8巡目(全体243位)指名

メジャーデビュー/2021-6-22
■選手紹介

WBC日本代表の出場資格があると報じられ、日本でにわかに知名度が上がった外野手。オランダ系の珍しい苗字を持つヌートバーは父親がオランダ、イギリス、ドイツ系アメリカ人で母親が日本人、上の兄弟は日本で生まれている(ラーズはカリフォルニア生まれ)。両親ともに秀才なだけあってラーズは野球IQが高いプレーをすると評価されていて、南カリフォルニア大学での学業も優秀だった。青木宣親の打撃フォームに少しだけ似ている。

なお、ラーズには姉1人と兄1人がいるが、兄ナイジェルも2012~14年に南カリフォルニア大に通い、オリオールズから12巡目で指名された元マイナーリーガー。2年間プレーしたがストライクが入らず戦力外になり、独立リーグの2チームでプレーしたのちユニフォームを脱いでいる。父方の曾祖父ハーバートは著名な実業家で108歳まで生きた。

ヌートバーは地元のエルセグンド高校に4年間通い、リーグMVPを3度受賞し、2012~14年に3年連続で打率.450前後を記録。オール・カリフォルニアにも3度選ばれた。同時に、フットボールでもクォーターバックとして活躍し、2013・14年に2度リーグMVPに輝いている。カリフォルニア大学デービス校とフォーダム大学からフットボールの奨学生の誘いを受けていたが、高校2年の時からリクルートされていた南カリフォルニア大学に進学した。高校までは内野手だったが大学では外野に転向し、主に1番・センターで出場した。ちなみに南カリフォルニア大野球部には曾祖父ハーバートが多額の寄付をしていて、"Herbert V. Nootbaar Baseball Office & Hall of Fame Complex"と名付けられた建物がある。

2018年に8巡目でセントルイス・カージナルスに入団。2021年6月にメジャー昇格するまでチームの有望株ランキングの30位以内に1度も入らなかったが、着実に実力をつけて昇格していった。2020年は新型コロナの影響でマイナーの公式戦が開かれなかったため、航空宇宙工学の会社の作業員として働いた。

2021年6月に初めて昇格してしばらくの間は、珍しい名前の選手という印象しかなくあまり注目されていなかった。しかし、終盤の点差が無い局面で何度か好守備を見せ、打撃でも8月に初めてのサヨナラヒット。打率は.239に終わったが出塁率を3割に乗せ、得点圏打率.346・2アウト時の打率.385を記録し、クラッチプレイヤーであると認識されるようになった。2022年は打撃成績を向上させ、深いカウントまで粘るわりに三振が少ない、相手投手からは厄介なバッティングを続けている。

日本では2022年8月、『栗山ジャパン、WBCで真のドリームチーム結成か 〝隠れ侍〟日系メジャー選手抜擢も含めた構想を披露』という記事が上がり、メジャーに詳しくない人にもヌートバーが知られつつある。ライバルが多いカージナルスで定位置確保は容易ではないが、チームカラーに見合う頭の良さを持っており、レギュラーを勝ち取ってほしい人材であることは確かだ。

寄稿日:2022-08-28 最終更新日:2022-08-28
オールスター:なし

主な表彰:なし

タイトル:なし

▼アロンソの大飛球を好捕し、3ランHRを阻止するヌートバー

▼8回表一死一塁・1点リードの大事な場面でチームを救う好守のヌートバー

▼レギュラーシーズン個人成績

年  チーム 試 打席 安打 2B 3B 本 打点 四 死 三振 盗 打率 出塁 長打

2021 STL 58 109  26  3 1  5 15 13 0 28  2 .239 .317 .422