アレドミス・ディアス


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Aledmys Diaz (フルネーム/Aledmys Diaz)

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1990-08-01生|185cm88kg|遊撃手、三塁手、二塁手 右投右打

出身地/キューバ サンタ・クララ

プロ入り/2014年3月STL契約

メジャーデビュー/2016-4-5
■選手紹介

ショートでメジャーデビューしたがユーティリティとして生きる道を選んだキューバ出身内野手。ルーキーイヤーに好成績を残してからは消化不良のシーズンが続いている。左投手に強く、キューバ亡命選手にありがちな早打ちタイプ。満塁の場面でよく打つ。2022年にアレクシス・ディアスという似た名前の選手が出てきたが、あちらはエドウィン・ディアスの弟なので注意されたし。

ディアスはキューバのサンタクララ生まれ。2007~12年までキューバの国内リーグでプレーしていた。12年にキューバ代表としてオランダ遠征に参加したときにアメリカへ亡命したが、年齢を偽っていたためMLBから契約を認められず、18ヶ月の間をメキシカンリーグで過ごす羽目になった。制限解除後の2014年2月、晴れてセントルイス・カージナルスと契約に至った。

2年間のマイナー生活を経て、2016年は開幕2戦目からメジャーに加わった。4月23日のパドレス戦で5打数5安打を放ち、50打席の時点で打率.500を維持する華々しい活躍をする。チームメイトのマット・カーペンターの代役でルーキーながらオールスターに選出された。カージナルスの新人球宴選手は2001年のアルバート・プーホルス以来だった。最終的に打率.300・17本塁打・65打点・OPS.879の好成績を残した。ナ・リーグの新人王争いはMVP級のコーリー・シーガーや前田健太などライバルが多く、得票は5位に終わった。また、守備面での不安が大きかったせいでレギュラー獲得はならず、111試合の出場にとどまった。

2017年も正ショート候補の状態で開幕を迎えると、弱点のボールゾーンに逃げる球で攻められ大きく打撃を崩す。途中、AAAに降格にしている間にメジャーでは新人ポール・デヨングが大活躍。前年のディアス並みの猛打とディアスには無い安定した守備力を発揮し、デヨングがあっさりレギュラーの座を手にした。2年目のジンクスに嵌まったうえシーズン最終戦でハムストリングを痛めて交代する、ディアスにとっては残念なシーズンとなった。オフにブルージェイズに放出され、翌18年はさらに打撃成績を落とした。

2019年はトレント・ソーントンとの交換トレードでアストロズに移籍。アストロズでは内野全ポジションを守りながら打撃を活かす方針で起用され、打率.271・9本塁打・OPS.823とそれなりの結果を残し、打撃型ユーティリティに活路を見い出した。2020年以降はOPS,700台を打ちながらアストロズのベンチで故障者の穴埋め役を務めている。

ちなみにマーリンズの若手エースだった故ホゼ・フェルナンデスは幼馴染で、5軒家を隔てた同じ通りに住んでいた。家族ぐるみで野球をやり、同じユースチームでプレーした。フェルナンデスは後に、ディアスや彼の家族と幼い頃から一緒にいなかったら違う世界に進んでいただろうと語っている。2016年にフェルナンデスが事故死したときカージナルスはワイルドカード争い真っ只中だったが、ディアス本人とフェルナンデスの遺族の強い希望があり、葬儀に参列するための一時離脱を認められている。

寄稿日:2022-09-10 最終更新日:2022-09-10
オールスター:1回(16)

主な表彰:なし

タイトル:なし

▼5打数5安打大爆発のルーキー時代のアレドミス・ディアス

▼満塁男健在!アレドミス・ディアス

▼レギュラーシーズン個人成績

年  チーム 試 打席 安打 2B 3B 本 打点 四 死 三振 盗 打率 出塁 長打

2016 STL 111 404 121 28 3 17 65 41 7 60  4 .300 .369 .510

2017 STL 79 286  74 17 0  7 20 13 0 42  4 .259 .290 .392

2018 TOR 130 422 111 26 0 18 55 23 3 62  3 .263 .303 .453

2019 HOU 69 210  57 12 1  9 40 26 5 28  2 .271 .356 .467

2020 HOU 17  58  14  5 0  3  6  1 0 12  0 .241 .254 .483

2021 HOU 84 294  76 19 0  8 45 16 9 62  0 .259 .317 .405