アーロン・ループ


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Aaron Loup (フルネーム/Aaron Christopher Loup)

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1987-12-19生|180cm95kg|リリーフ 左投左打

出身地/アメリカ合衆国 ルイジアナ州レースランド

ドラフト/2009年TOR9巡目(全体280位)指名

メジャーデビュー/2012-7-14
■選手紹介

トレード下手のエンゼルスがリスクを冒して獲得した元・左殺し専門のリリーバー。2012年からメジャーでプレーしており22年にサービスタイムが10年を超えた。

【球歴】
少年時代にブレーブスの先発3本柱を目標にしてきたループは、2009年に地元ルイジアナ州の大学からトロント・ブルージェイズへドラフト9巡目で入団した。11年にシングルA+で打ち込まれて自信を失いかけていたループに投手コーチがサイドスローに挑戦させ、これがキャリアを好転させた。

スライダーとシンカーのキレが良くなり、A+で防御率が一時期7点台だったときから1年ちょっとでメジャーに到達。対左打者で積極的に起用され、シチュエーショナル・レフティの座を確固たるものにした。

2020年にルール改正があり、最低3人投げなければイニング途中に交代できなくなった。右打者対策にチェンジアップを磨き、21年にキャリア最高の防御率0.95の好成績をマーク。オフにエンゼルスから2年1700万ドル+球団オプションの好契約を獲得した。

22年のシーズン序盤は前年と変わらぬ好調を維持していたが、チームが泥沼の14連敗を喫したのと同調するかのようにループも打たれ始め、シーズン後半の防御率は4点台に終わった。慣れないセットアップマンの役割を担ったせいか、もしくは年齢による衰えなのかは23年シーズンに判明する。

【その他】

ベースボール・リファレンスによるとエアリン・ループと発音するらしいが、そのような表記をしている日本語サイトは皆無。MLB名鑑.comも右に倣えでアーロンと表記している。

三冠王の声も上がるほど好調だったフレディ・フリーマンにぶつけて骨折させてしまったことでクラッシャーと揶揄された。

寄稿日:2023-03-30 最終更新日:2023-03-30
オールスター:なし

主な表彰:なし

タイトル:なし

▼レギュラーシーズン個人成績

年  チーム 試 勝 敗 セ 防御率 イニング 安 責 本 四 死 三振 WHIP K/BB

2012 TOR 33 0 2 0  2.64 30.2 26  9  0  2 0 21 0.91 10.5

2013 TOR 64 4 6 2  2.47 69.1 66 19  5 13 7 53 1.14 4.08

2014 TOR 71 4 4 4  3.15 68.2 50 24  4 30 6 56 1.17 1.87

2015 TOR 60 2 5 0  4.46 42.1 47 21  6  7 6 46 1.28 6.57

2016 TOR 21 0 0 0  5.02 14.1 15  8  2  4 3 15 1.33 3.75

2017 TOR 70 2 3 0  3.75 57.2 59 24  4 29 6 64 1.53 2.21

2018 TOR 50 0 0 0  4.54 35.2 44 18  4 13 3 42 1.60 3.23

2018 PHI  9 0 0 0  4.50  4.0  4  2  0  1 1  2 1.25 2.00

2019 SD  4 0 0 0  0.00  3.1  2  0  0  1 1  5 0.90 5.00

2020 TB  24 3 2 0  2.52 25.0 17  7  3  4 3 22 0.84 5.50

2021 NYM 65 6 0 0  0.95 56.2 37  6  1 16 4 57 0.94 3.56