Zack Thompson (フルネーム/Zackary David Thompson)Embed from Getty Images1997-10-28生|188cm98kg|先発 左投左打出身地/アメリカ合衆国 インディアナ州セルマドラフト/2019年STL1巡目(全体19位)指名メジャーデビュー/2022-6-3 |
■選手紹介2019年ドラフト全体19位で入団したサウスポー。ケンタッキー州史上最高の大学生の1人と言われ、大きな期待を背にカージナルスに入団した。プロ入り前はライバル球団のカブスファンだった。リリーフを務めながら先発ローテーション入りを目指している。インディアナ州セルマで生まれ、地元のワパハニ高校で2~4年生の間に23勝2敗・防御率0.98をマーク。3年連続でインディアナ・オールステートに選出され早くも全国に名が知られる存在だった。大学は隣の州のケンタッキー大学でプレー。フレッシュマン(1年生)から主力になり、ジュニア(3年生)シーズンにはジェームズ・パクストンの記録を破る130三振を奪った。ちなみにフレッシュマンだった2017年は黄金時代といえる陣容で、トンプソン含め6人がメジャーリーグに到達。そしてチームメイトで「ザック」とつくザック・レキス、ザック・ローグ、ザック・ポップの4人ともメジャーリーガーになる快挙?を成し遂げている。新型コロナ明けの2021年にAAAからキャリアを再スタートさせたトンプソンは、球速低下と制球難に苦しみ評価を落としたが、翌年に復調しメジャーデビュー。ほとんどがリリーフだったがメジャー初勝利と防御率2.08を記録した。2023年はスプリングトレーニングから好調を維持し、シーズンに入り8試合連続で自責点を許さなかったがその後は低調で、マシュー・リバトーレとともに若手投手が期待に応えられずにチームが地区最下位に沈む要因の一つになった。2024年はマイナーからスタートと思われたが、エースのソニー・グレイの故障離脱で先発5番手に空きが発生。猛アピールの末、リバトーレとの先発争いに勝ち開幕を先発ローテで迎えることが確実視され、大きなチャンスが到来している。【投手としての特徴】 93~94マイルのフォーシームとカーブ、スライダー、チェンジアップ。カーブは球速差が大きく評価が高い。対してチェンジアップはコントロールに自信がないのか、狙ったところに投げられず使用頻度も少ない。 制球力は年によってバラツキが大きい。ケンタッキー大のソフモア(2年生)時代、ヒジの異常で2ヶ月弱シーズン合流が遅れたことがあり、ドラフト指名時に健康面を懸念されていた。これまで隔年であからさまに好不調が激しいのは、いまだヒジの具合が万全ではないのかもしれない。寄稿日:2024-03-29 最終更新日:2024-03-29 |
オールスター:なし主な表彰:なしタイトル:なし |
▼レギュラーシーズン個人成績年 チーム 試 勝 敗 セ 防御率 イニング 安 責 本 四 死 三振 WHIP K/BB(~2021年メジャー経験なし) |