タイロ・エストラーダ


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Thairo Estrada (フルネーム/Thairo Jose Estrada)

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1996-02-22生|178cm84kg|二塁手、遊撃手、三塁手 右投右打

出身地/ベネズエラ カラボボ州ベフマ

プロ入り/2012年8月NYY契約

メジャーデビュー/2019-4-21
■選手紹介

元ヤンキースの有望株だったショートが本職のユーティリティ。デレク・ジーターを尊敬し、219年にヤンキースでメジャーデビューを果たした。2021年にジャイアンツに来てからいい働きをしている。メジャーデビューする前に強盗に銃撃されたことがある。

エストラーダはベネズエタのカラボボ州の田舎町ベフマで生まれた。本人曰く、珍しい名前のThairoは父と叔父の名前がJairoで、それにアメリカ風の響きを持たせるために"T"を付け足したとのこと。奇しくも2021年からチームメイトとなったウィルマー・フローレスの実家が近所にあり、2022年のオフシーズンにはフローレスと母国で自主トレを行っている。

2012年8月に国際フリーエージェントとしてニューヨーク・ヤンキースと49,000ドルで契約。2018年にメジャー40人枠に登録されメジャーデビュー目前だったが、1月に故郷のレストランで食事中に強盗に遭遇。犯人の10代の若者2人は射殺されたが、エストラーダは右太腿周辺に銃弾を受けた。ベネズエラでは手術不可能だったため弾を取り除くのを7月まで待たねばならず、シーズンの大半を故障者リスト入りした状態で過ごした。

翌19年にようやくメジャーデビュー。2021年の開幕直後にサンフランシスコ・ジャイアンツへ金銭トレードで移籍。出番の少なかったヤンキースとは違い、好守で堅実な働きを見せユーティリティの座を掴んだ。受賞はならなかったが22年には新設されたシルバー・スラッガー賞のユーティリティ部門にノミネートされた。

【プレイスタイル】
エストラーダはキャリアを通してストライクゾーンをコントロールし、優れたラインドライブを放ってきた。ただバッティング面での長所はそれほどなく、あまり四球を稼がない。また走力はメジャーでもかなり速いが、盗塁の適性があまり見られない。

汎用性の高い守備力はエストラーダの最大の長所である。ショートに必要な瞬発力、ハンドリング、肩の強さだけでなく、内外野のほかのポジションを守る能力も兼ね備えている。

寄稿日:2023-08-10 最終更新日:2023-08-10
オールスター:なし

主な表彰:なし

タイトル:なし

▼レギュラーシーズン個人成績

年  チーム 試 打席 安打 2B 3B 本 打点 四 死 三振 盗 打率 出塁 長打

2019 NYY 35  64  16  3 0  3 12  3 1 15  4 .250 .294 .438

2020 NYY 26  48  8  0 0  1  3  1 3 19  1 .167 .231 .229

2021 SF  52 121  33  4 0  7 22  9 2 23  1 .273 .333 .479