カイル・タッカー


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Kyle Tucker (フルネーム/Kyle Daniel Tucker)

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1997-01-17生|193cm90kg|外野手 右投左打

出身地/アメリカ合衆国 フロリダ州タンパ

ドラフト/2015年HOU1巡目(全体5位)指名

メジャーデビュー/2018-7-7
■選手紹介

高卒ながら全体5位指名を受けてから、毎年理想的な成長曲線を描いている。アストロズ入団後マイナーを順調に昇格。2017年はAAに昇格して間もないにも関わらずフューチャーズゲームに選出され、翌2018年はAAAでOPS1.000に迫る好成績を残した。MLB公式の有望株ランキングでは2016~19年に全体74→35→17→8位と右肩上がりに評価を高めていった。

短縮シーズンの2020年はメジャー定着に成功。チーム最多の58試合に出場し、メジャー最多となる6本の三塁打を記録。ほかにチーム最多の56安打・42打点・8盗塁を記録しチームに欠かせない戦力となった。プレーオフでも1本塁打・6打点・打率.306をを記録。ALCSの第5戦ではプレーオフでメジャーデビューしたシェーン・マクラナハンにホームランをお見舞いした。

バッティングは対左右では右投手相手の方が打率を残せるが、左右どちらからも長打を打てており、決して左投手を苦手にしていない。ただし落ちる系の変化球のハードヒット率が良くない。ゲーム終盤の方が打撃成績が良い傾向がある。外野の守備は左右両翼を高いレベルで守れる。肩は"中の上"レベルだが打球反応がメジャー随一。球際も強い方で、いずれゴールドグラブに手が届くかもしれない。センターも守れるが緊急時なら…というレベルで、なるべく他の選手に任せたい。スピードはメジャー平均以上、盗塁技術は平均以下との評価だったが、2020年以降は高い盗塁成功率を記録している。

母校のH.B.プラント高校での通算本塁打記録29本は兄プレストン・タッカーが持っていたが、31本を放って追い抜いた。なお、母校は殿堂入りのウェイド・ボッグスのほかピート・アロンソ、マイケル・ギブンスを輩出している有名校だ。

寄稿日:2021-09-19 最終更新日:2021-09-19
オールスター:なし

主な表彰:ALL-MLB 2nd1回(21),

タイトル:なし

▼ダイビングキャッチを成功させるタッカー(2020年)

▼ダイビングキャッチを成功させるタッカー(2021年)

▼レギュラーシーズン個人成績

年  チーム 試 打席 安打 2B 3B 本 打点 四 死 三振 盗 打率 出塁 長打

2018 HOU 28  64  9  2 1  0  4  6 2 13  1 .141 .236 .203

2019 HOU 22  67  18  6 0  4 11  4 1 20  5 .269 .319 .537

2020 HOU 58 209  56 12 6  9 42 18 0 46  8 .268 .325 .512

2021 HOU 140 506 149 37 3 30 92 53 1 90 14 .294 .359 .557