ヨハン・ロハス


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Johan Rojas (フルネーム/Johan Stiven Rojas)

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2000-08-14生|180cm75kg|外野手 右投右打

出身地/ドミニカ共和国 ドゥアルテ州サン・フランシスコ・デ・マコリス

プロ入り/2018年1月PHI契約

メジャーデビュー/2023-7-15
■選手紹介

ゴールドグラブ級の外野守備とスピードが魅力の中堅手。守備は申し分ないけどバッティングが… というタイプも、スイング改良を経てメジャー1年目の打率を3割台に乗せた。メジャーでも大事な場面でファインプレーを連発しており、今後の打撃面での成長しだいで不動のセンターに君臨できるかもしれない。

ドミニカ共和国生まれのロハスは17歳の時に国際FAでフィラデルフィア・フィリーズと契約。当時の国際FAは7月解禁だったがなかなか契約を取り付けず、2018年1月まで決まらなかったうえに契約金はたった1万ドルに過ぎなかった。

しかし契約してすぐにドミニカン・サマーリーグで打率.320を残して以降、打撃が課題と言われる割には及第点のスタッツを残す。新型コロナによる2020年のマイナーリーグ中止を挟みながらも躓くことなくマイナー階級を上がっていった。22年途中に昇格したAAレディングで打撃コーチとともに重点的にスイング改良に着手すると、結果はすぐに表れた。オフのアリゾナ秋季リーグで打率.310・OPS.875、翌シーズンのAAでも打率.306・OPS.845をマークし打撃のレベルアップを印象付けることに成功。7月にAAAを飛び越えてメジャーにコールアップされ、得意の守備・走塁をそのままに打撃でも大検討。フィリーズの2年連続ポストシーズン進出を延長10回サヨナラタイムリーで決め、自身のレギュラーシーズンを打率.302で終えた。

ロハスのスピードと外野守備は入団時から高評価で、トップクラスの強肩も併せ持つ。課題のバッティングは打球がゴロになりやすく、アプローチに問題ありとみられていたがAAとメジャーでは期待以上の結果を出している。フィリーズの有望株ランクの上位に食い込んできていたが、チームは似たタイプでもっと期待値が高かったクリスチャン・パチェを獲得したことでロハスがトレードチップになる線が濃厚だったが、放出される前にメジャー定着を果たし、パチェと立ち位置を完全に逆転させている。

寄稿日:2023-10-17 最終更新日:2023-10-17
オールスター:なし

主な表彰:なし

タイトル:なし

▼レギュラーシーズン個人成績

年  チーム 試 打席 安打 2B 3B 本 打点 四 死 三振 盗 打率 出塁 長打

(~2022年メジャー経験なし)