ドルトン・バーショ


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Daulton Varsho (フルネーム/Daulton John Varsho)

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1996-07-02生|178cm94kg|捕手、中堅手、右翼手 右投左打

出身地/アメリカ合衆国 ウィスコンシン州マーシュフィールド

ドラフト/2017年ARIラウンドB(全体68位)指名

メジャーデビュー/2020-7-30
■選手紹介

高い打撃力以上にキャッチャーとセンターを守る特異さが話題のユーティリティプレイヤー。キャッチャー体型なのに足が速く、打順は1番を任されることが多い。打撃は速球系に強い極端なプルヒッターで、2022年は引っ張り方向の打球割合がメジャートップだった。

父親のゲイリー・バーショはフィリーズの外野手だった元メジャーリーガー。父の現役のときのフィリーズにはダレン・ドルトンというキャプテンがおり、チームメイトの何人かは彼を尊敬するあまり自分の息子にドルトンと名付けた。ドルトン・バーショはその1人で、他にアスレティックスで投げているドルトン・ジェフリーズもメジャーリーガーになっている。少年時代のバーショは自宅の部屋にドルトンのユニフォームを飾り、ドルトンの現役時代のポジションであるキャッチャーをやるようになった。

また、ミドルネームのジョンは父親のフィリーズ時代のベンチコーチだったジョン・ブコビッチから取っている。ブコビッチは2007年に脳腫瘍で亡くなったが、奇しくも2017年にはダレン・ドルトンも同じ病でこの世を去っている。

■球歴

ウィスコンシン州で育ったバーショは地元の高校を卒業後、ウィスコンシン大学ミルウォーキー校に進学。ソフモア(2年生)のときには所属するホライゾン・リーグのMVPになるなど不動の正捕手として活躍。3年間で通算打率.335・OPS1.000の実績を残し、2017年のドラフトでダイヤモンドバックスから2巡目指名を受けた。

Dバックス入団後はマイナーのどの階級でも強打を見せつけ、2020年7月にはトリプルAを飛び越えて早くもMLBデビューを果たした。正捕手カーソン・ケリーの休養日にスタメン出場し、ケリーがマスクを被る日は外野で出場するスタイルで出場機会を増やしていった。

2022年は大ブレイクを果たし、151試合に出場し27本塁打・OPS.745、盗塁も2桁の16個を記録した。守備ではキャッチャーで31試合、ライト71試合、センター54試合に出場。同年から複数ポジションを守るユーティリティプレイヤーにもゴールドグラブ賞を与えられることが決まり、さっそく同賞のライトとユーティリティ部門の2つにノミネートされている。

正捕手ケリーの壁は高く、スローイングが若干怪しいバーショには外野手転向の声もあるが、俊足強打のキャッチャーを捨てるのはあまりに勿体無いという意見が優勢だ。この斬新なスタイルは新しいキャッチャー像のトレンドになる可能性がある。

寄稿日:2022-10-22 最終更新日:2022-10-22
オールスター:なし

主な表彰:なし

タイトル:なし

▼新人ギルバートをノーヒッターに導くドルトン・バーショ(キャッチャー)

▼今度はライトの守備でギルバートを助けるドルトン・バーショ

▼草を食べちゃう勢いでダイビングキャッチを試み、似たようなタイプのカルフーンに笑われるドルトン・バー

▼レギュラーシーズン個人成績

年  チーム 試 打席 安打 2B 3B 本 打点 四 死 三振 盗 打率 出塁 長打

2020 ARI 37 101  19  5 2  3  9 12 2 33  3 .188 .287 .366

2021 ARI 95 284  70 17 2 11 38 30 0 67  6 .246 .318 .437