Yimi Garcia (フルネーム/Yimi Garcia)Embed from Getty Images1990-08-18生|188cm103kg|リリーフ 右投右打出身地/ドミニカ共和国 エスパイジャト州モカプロ入り/2009年1月LAD契約メジャーデビュー/2014-9-1 |
■選手紹介サイドハンド気味のフォームでスピンレートの高い速球を繰り出すリリーフ右腕。ドジャースとマーリンズを経て2021年途中にアストロズにやってきた。フォーシーム(平均96マイル)とスライダー(90マイル)に依存したピッチングをしていたが、アストロズに来てからはチームの方針かカーブとシンカーも織り交ぜるようになった。2009年に海外FAとしてはやや高齢の18歳でドジャースに入団。2年間は先発かリリーフどちらか適性をテストされていたが先発としては見限られ、2011年以降はリリーフとしてメジャーを目指すことになった。試合終盤の大事な場面で投げる機会が増え、2013年レギュラーシーズン後ドジャースはガルシアをメジャー40人枠へ登録するのと同時にAAAアイソトープスに昇格させた。2014年のシーズンの大半をAAAで過ごした後、9月にメジャー初昇格。デビュー戦では、最初の打者のブライス・ハーパーにヒットを許しながらその後は2イニングをパーフェクトに抑えた。翌2015年はリリーフ陣の主力として59試合に起用された(うち1試合スターターとして登板)。2016年は9試合に登板したところで4月下旬に上腕二頭筋の痛みで戦線離脱。マイナーで6度リハビリ登板するも挫折しメジャーに戻れず。同年9月に左膝関節の内視鏡手術、10月にトミー・ジョン手術を相次いで受けた。ドジャースは2017年を全休したガルシアに対して年俸調停を回避するため63万ドルの1年契約を交わした。TJからの復帰イヤーとなった2018年は5/3に久々の復帰登板を果たすと、次の日メキシコのモンテレーで行われたパドレス戦で3番手として1イニングを投げ、4投手の継投によるノーヒッターを達成した。2019年はキャリア最多の64試合に登板。防御率3.61ながら被打率.178に抑え、WHIP0.87はナ・リーグではジョシュ・ヘイダーとジョバニ・ガイエゴス(0.81)に次いで3番目に優秀な成績を残し、TJの影響を完全に払しょくした。ただしドジャースは年俸高騰を嫌ってガルシアに契約の打診をせず、ノンテンダーFAとなった。2020年はマーリンズと契約。新型コロナに罹患してプレーできなかった期間がありながら14試合・15イニングを被安打9・被本塁打ゼロ・失点1・防御率0.60に抑えた。9月にセーブを記録したが、意外なことにルーキーイヤーに挙げたキャリア初セーブ以来5年ぶりとなったうえ、シーズン唯一の失点をこの試合で喫している。2021年はトレード期限間際にアストロズへ移籍。これとケンドール・グレイブマンの2件はアストロズの弱点だったブルペンを強化しつつ、ぜいたく税を課される総年俸スレスレを攻めたトレードになっており、2021年から就任したジェームズ・クリック新GMの評価を高めることとなった。メジャー公式サイトによると"ジミー"という名の息子がいることは紹介されているが、自分から前に出る性格ではないせいか、ガルシアのドミニカ共和国での少年時代のことや現在の私生活についてはベールに包まれている。寄稿日:2021-10-24 最終更新日:2021-10-24 |
オールスター:なし主な表彰:なしタイトル:なし▼デビュー戦を2回無失点に切り抜けるガルシア▼5年ぶりのセーブを挙げるガルシア |
. ▼レギュラーシーズン個人成績年 チーム 試 勝 敗 セ 防御率 イニング 安 責 本 四 死 三振 WHIP K/BB2014 LAD 8 0 0 0 1.80 10.0 6 2 2 1 0 9 0.70 9.002015 LAD 59 3 5 1 3.34 56.2 44 21 8 10 2 68 0.95 6.802016 LAD 9 0 0 0 3.24 8.1 9 3 0 1 1 4 1.20 4.002018 LAD 25 1 2 0 5.64 22.1 29 14 7 4 2 19 1.48 4.752019 LAD 64 1 4 0 3.61 62.1 40 25 15 14 6 66 0.87 4.712020 MIA 14 3 0 1 0.60 15.0 9 1 0 5 0 19 0.93 3.802021 MIA 39 3 7 15 3.47 36.1 31 14 5 13 1 35 1.21 2.692021 HOU 23 1 2 0 5.48 21.1 18 13 3 5 0 25 1.08 5.00 |