【確定版】WBC2026 ドミニカ共和国代表メンバー一覧|選手名鑑


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最終更新日:2026/2/28

【寸評】2013年の全勝優勝以降、充実した戦力を揃えながらもグループリーグ敗退を繰り返しており、安定感には疑問符が付く。前回のグループリーグ敗退で、もはや予想外ではないと見られつつある。

 それでも純粋な戦力比較では最上位クラス。悲願の再頂点へ、今度こそ実力通りの結果を残せるのか?

▼目次 – ドミニカ共和国代表選手一覧
【先発】
クリストファー・サンチェスサンディ・アルカンタラブライアン・ベヨルイス・セベリーノ

【リリーバー】
アブナー・ウリベセランソニー・ドミンゲスカルロス・エステベスグレゴリー・ソトカミロ・ドーバルエドウィン・ウセタワンディ・ペラルタワスカル・ブラゾバンエルビス・アルバラードデニス・サンタナアルバート・アブレイユ

【捕手】
オースティン・ウェルズアガスティン・ラミレス

【内野手/ユーティリティ】
ジェレミー・ペーニャヘラルド・ペルドモマニー・マチャドケテル・マーテイジュニア・カミネロアメッド・ロサリオブラディミール・ゲレーロJr.カルロス・サンタナ

【外野手】
ヨハン・ロハスオニール・クルーズホアン・ソトフェルナンド・タティスJr.フリオ・ロドリゲス

【指名投手枠】
ルイス・カスティーヨエニエル・デロサントス / そのほかの投手

【不参加、選考漏れ】
フレディ・ペラルタ、フランバー・バルデス… / サミュエル・バサヨホセ・ラミレスエリー・デラクルーズエマニュエル・クラッセ

【監督/主なコーチ/GM】
アルバート・プホルスプラシド・ポランコホセ・カノージョエル・ペラルタフェルナンド・タティスSr.

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【参考1:過去の名選手】
ホアン・マリシャルペドロ・マルティネスサミー・ソーサデービッド・オルティスエイドリアン・ベルトレ

【参考2:日本に来た助っ人外国人】
フリオ・フランコ / バルビーノ・ガルベス / ドミンゴ・マルティネス / トニ・ブランコフランミル・レイエス

◇先発
61 クリストファー・サンチェス (フィラデルフィア・フィリーズ)
29歳 ※WBC開幕時点 本職:先発 左投左打
1996年12月12日生/出身地:ドミニカ共和国 ラ・ロマーナ
オールスターx1
 フィリーズで急成長を遂げた左腕。レイズ傘下時代に有望株カーティス・ミードとトレードされたときは、ファンから結構な非難にさらされていた。しかし、2024年に先発ローテに定着してブレイクすると、翌2025年にはサイ・ヤング賞投票2位の大健闘。当時のトレードはフィリーズの逆転勝利となった。

 100マイル近いファストボールもさることながら、低めにチェンジアップを集める能力に長け、高いゴロ率を誇る。今大会ではドミニカ共和国代表の新戦力として期待される。

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7 サンディ・アルカンタラ (マイアミ・マーリンズ)
30歳 ※WBC開幕時点 本職:先発 右投右打
1995年9月7日生/出身地:ドミニカ共和国 アスア
サイ・ヤング賞x1 オールスターx2 WBC2023
 2022年のナ・リーグのサイ・ヤング賞投手。100マイル超の高速シンカーを投げるが、三振よりもグラウンドボール派。それでいて圧倒的なスタミナを持ち合わせており、メジャー屈指のイニングイーターでもある。

 昨季はトミー・ジョン手術からのカムバックイヤー。防御率は5点台も、規定投球回以上を投げ切った。

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66 ブライアン・ベヨ (ボストン・レッドソックス)
26歳 ※WBC開幕時点 本職:先発 右投右打
1999年5月17日生/出身地:ドミニカ共和国 サマナ
 レッドソックス期待の若手右腕で、すでに3年連続2ケタ勝利と実績を残している。質の高いシンカーとチェンジアップを持ち、名門球団のローテの軸になりつつある。国際舞台での経験を積んでさらに大きく化ける可能性も。球団OBのレジェンドであるペドロ・マルティネスから可愛がられている。

40 ルイス・セベリーノ (アスレチックス)
32歳 ※WBC開幕時点 本職:先発 右投右打
1994年2月20日生/出身地:ドミニカ共和国 サバナ・デ・ラ・マル
オールスターx2
 ヤンキース時代にエースの働きをしていた快速球右腕。度重なる故障でキャリアは揺さぶられたが、健康なら依然として奪三振能力は一級品。

 2019年以降、ケガで満足に投げられないシーズンが続いてヤンキースを追われた。しかし、2024年にメッツで6年ぶりにフルシーズン活躍。昨季もアスレチックスでローテを守り、2年続けて規定投球回超えを達成した。

 
◇リリーバー
45 アブナー・ウリベ (ミルウォーキー・ブリュワーズ)
25歳 ※WBC開幕時点 本職:リリーフ 右投右打
2000年6月20日生/出身地:ドミニカ共和国 サントドミンゴ
 ブルワーズの新進気鋭の剛腕リリーフ。100マイル級の速球を武器に2025年はクローザーに定着し、一気に注目度を高めた。勢いを買われて代表入りが狙える。

 闘志むき出しの強気なピッチングが信条。ときに危なーい内角攻めで乱闘騒ぎに発展する場面もあった。

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44 セランソニー・ドミンゲス (シカゴ・ホワイトソックス)
31歳 ※WBC開幕時点 本職:リリーフ 右投右打
1994年11月25日生/出身地:ドミニカ共和国 エスペランサ
 フィリーズ時代にブレイクしたパワーリリーバー。150キロ後半の速球とスライダーで押し切るスタイル。ケガがちだが短期決戦なら確かな戦力に。

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53 カルロス・エステベス (カンザスシティ・ロイヤルズ)
33歳 ※WBC開幕時点 本職:リリーフ 右投右打
1992年12月28日生/出身地:ドミニカ共和国 サントドミンゴ
オールスターx2
 ロッキーズでセットアッパーとして経験を積み、大谷在籍時のエンゼルスにクローザーを務めた右腕。日本のアニメ文化が好きで、セーブ時の“かめはめ波ポーズ”はテレビで何度も取り上げられた。

 球威は充分だが荒れ球気味で、打者にとっては的を絞りにくいタイプ。昨季はロイヤルズでリーグ最多の42セーブを記録し、キャリアハイの一年に。

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65 グレゴリー・ソト (FA(前メッツ))
31歳 ※WBC開幕時点 本職:リリーフ 左投左打
1995年2月11日生/出身地:ドミニカ共和国 バホス・デ・アイナ
 タイガース→フィリーズで守護神を務めた剛腕サウスポー。激しめなコントロールに課題はあるが、速球でねじ伏せる力強さが魅力。

 荒々しい投球スタイルとは違って、豪快な性格で笑顔が多いムードメーカーなのが良い。まつ毛もかわいい。

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75 カミロ・ドーバル (ニューヨーク・ヤンキース)
28歳 ※WBC開幕時点 本職:リリーフ 右投右打
1997年7月4日生/出身地:ドミニカ共和国 ヤマサ
オールスターx1 WBC2023
 2025年途中までジャイアンツの守護神だった剛腕リリーフ投手。新人時代の小林幹英(元カープ)みたいな投球フォームから、100マイル超えのカットボールや横滑りするスライダーで打者を圧倒していた。

 ただしコントロール難であるため球威が落ちるとマズいタイプで、不調に陥った2024年にクローザーはく奪。昨季もトレード先のヤンキースで苦戦していた。復活に期待。

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63 エドウィン・ウセタ (タンパベイ・レイズ)
28歳 ※WBC開幕時点 本職:リリーフ 右投右打
1998年1月9日生/出身地:ドミニカ共和国 ビージャ・ロス・アルマシゴス
 レイズのクローザー候補として期待が高まっているリリーフ右腕。球威に頼らないピッチングは安定感がある。

 春季キャンプで右肩の軽いインピンジメントと診断され、WBC出場は赤信号。

59 ワンディ・ペラルタ (サンディエゴ・パドレス)
34歳 ※WBC開幕時点 本職:リリーフ 左投左打
1991年7月27日生/出身地:ドミニカ共和国 サン・フランシスコ・デ・マコリス
 左のリリーバーとして長年安定した働きを続ける。シンカーとチェンジアップを操りながら翻弄する技巧派で、救援陣のバランスを整える役割がある。ワンポイント規制がなければもっと防御率が良かったかも。

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43 ワスカル・ブラゾバン (ニューヨーク・メッツ)
36歳 ※WBC開幕時点 本職:リリーフ 右投右打
1989年10月15日生/出身地:ドミニカ共和国 ビージャ・メジャ
 メッツで投げている遅咲きのリリーフ右腕。マイナー暮らしが長く、独立リーグを経て32歳でメジャーデビューした。30代になって初昇格するケースはたまにあるが、ドミニカ共和国出身の選手ではかなり珍しい。

 速球や変化球のレパートリーが豊富。最近はややチェンジアップに頼りがち。

31 エルビス・アルバラード (アスレチックス)
27歳 ※WBC開幕時点 本職:リリーフ 右投右打
1999年2月23日生/出身地:ドミニカ共和国 サバネタ
 昨季メジャーデビュー。37試合に登板して結構抑えていた。

60 デニス・サンタナ (ピッツバーグ・パイレーツ)
29歳 ※WBC開幕時点 本職:リリーフ 右投右打
1996年4月12日生/出身地:ドミニカ共和国 サン・ペドロ・デ・マコリス
 首のタトゥーが目立って気になるリリーフ右腕。

54 アルバート・アブレイユ (中日ドラゴンズ)
30歳 ※WBC開幕時点 本職:リリーフ 右投右打
1995年9月26日生/出身地:ドミニカ共和国 グアユビン
 元西武ライオンズ。今季から中日ドラゴンズでプレーする速球派右腕。代表入り予想ではノーマークで、ロスター入りはサプライズ感がある。

 
◇捕手
28 オースティン・ウェルズ (ニューヨーク・ヤンキース)
26歳 ※WBC開幕時点 本職:捕手 右投左打
1999年7月12日生/出身地:アメリカ合衆国 アリゾナ州スコッツデール
 ヤンキースでレギュラーの座を掴んだ強打の捕手。2024年に正捕手争いを制し新人王3位、昨季も21本塁打を放ち長打力を示した。一方で出塁率は3割を切り、守備も精彩を欠いたのは残念。

 アメリカ国籍だがドミニカ共和国の血を引いている。若いのに口ひげのせいで実年齢よりだいぶ上に見える。

50 アガスティン・ラミレス (マイアミ・マーリンズ)
24歳 ※WBC開幕時点 本職:捕手 右投右打
2001年9月10日生/出身地:ドミニカ共和国 サントドミンゴ
 マーリンズで台頭した若手捕手。MLBデビューを果たしたばかりだが、いきなり20ホーマーの大台に到達。経験を積ませたい選手。

 
◇内野手/ユーティリティ
1 ジェレミー・ペーニャ (ヒューストン・アストロズ)
28歳 ※WBC開幕時点 本職:遊撃手 右投右打
1997年9月22日生/出身地:ドミニカ共和国 サントドミンゴ
オールスターx1 ゴールドグラブx1
 アストロズの正遊撃手。FA移籍したカルロス・コレアの後釜として2022年に抜擢されると、最後までレギュラーを死守。ポストシーズンではいきなりワールドシリーズMVPを獲得した。

 ヒッティングツールに課題を残すものの、守備範囲の広さとパンチ力のある打撃が光る。国際舞台の大一番でも輝ける逸材。

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2 ヘラルド・ペルドモ (アリゾナ・Dバックス)
26歳 ※WBC開幕時点 本職:遊撃手 右投両打
1999年10月22日生/出身地:ドミニカ共和国 サントドミンゴ
オールスターx1 シルバースラッガーx1
 ダイヤモンドバックスの有能遊撃手。堅実な守備力だけでなく、パワー全盛期の現代では希少となりつつある選球眼を活かした出塁能力が持ち味。華やかなスターというより縁の下の力持ちタイプで、ドミニカ代表ではバランスが取れてちょうど良いかも。それでも昨季は初の二ケタとなる20ホーマーを記録しており、弱点のないハイレベルな選手になりつつある。

 2024年にルーキーながらオールスターに選ばれ、大谷にサインをもらって喜んでいたエピソードが話題になった。

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3 マニー・マチャド (サンディエゴ・パドレス)
33歳 ※WBC開幕時点 本職:三塁手 右投右打
1992年7月6日生/出身地:アメリカ合衆国 フロリダ州ハイアリア
オールスターx7 ゴールドグラブx2 シルバースラッガーx3 プラチナゴールドグラブx1 WBC2017 WBC2023
 パドレスの顔としてチームを牽引してきたスター三塁手。広角に打ち分ける打撃力とMLB屈指の三塁守備で長年一線級を維持している。

 2013年WBCにも出場しており、短期決戦の経験値は充分。年齢を重ねても勝負強さとリーダーシップ(と悪童っぷり)は健在だ。

4 ケテル・マーテイ (アリゾナ・Dバックス)
32歳 ※WBC開幕時点 本職:二塁手 右投両打
1993年10月12日生/出身地:ドミニカ共和国 ニサオ
オールスターx3 シルバースラッガーx2 WBC2023
 ダイヤモンドバックスの二塁手。広角に打てる打撃と俊敏な守備が魅力。2023年のポストシーズンではMVP級の活躍を見せた。

 近年はセカンドに固定されているが、かつてはショートやセンターも守れる超有能ユーティリティという扱いだった。昨年も安定して好成績を残しており、代表入りに値するプレイヤー。

13 ジュニア・カミネロ (タンパベイ・レイズ)
22歳 ※WBC開幕時点 本職:三塁手、遊撃手 右投右打
2003年7月5日生/出身地:ドミニカ共和国 サントドミンゴ
オールスターx1
 2025年に期待通りの大ブレイクしたレイズの超有望株内野手。鋭いスイングで長打を量産できる。サードでスタメン出場しているが、マイナーではショートととして育てられていたので内野ならどこでも守れるだろう。

 足は遅くないのになぜかダブルプレーが多い。という面もあるが、若さと爆発力で代表打線に新風を吹き込む。

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14 アメッド・ロサリオ (ニューヨーク・ヤンキース)
30歳 ※WBC開幕時点 本職:ユーティリティ 右投右打
1995年11月20日生/出身地:ドミニカ共和国 サントドミンゴ
 かつてはオールスター出場レベルに成長することを期待されていた元トッププロスペクト。ショートの守備に苦戦し、レギュラー確保はならなかった。近年はジャーニーマン化している。

27 ブラディミール・ゲレーロJr. (トロント・ブルージェイズ)
26歳 ※WBC開幕時点 本職:一塁手 右投右打
1999年3月16日生/出身地:カナダ ケベック州モントリオール
オールスターx4 ゴールドグラブx1 シルバースラッガーx2 ホームラン王x1
 カナダ生まれながらドミニカ共和国代表を選ぶと明言している強打の一塁手。2019年にMLBデビューし、2021年にはホームラン王を獲得して大谷とMVP争いを繰り広げた。

 殿堂入りしている父・ゲレーロSr.とはタイプこそ異なるもののバッティングの破壊力は同等。スター揃いの代表でもクリーンナップを期待される。

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41 カルロス・サンタナ (アリゾナ・Dバックス)
39歳 ※WBC開幕時点 本職:一塁手 右投両打
1986年4月8日生/出身地:ドミニカ共和国 サントドミンゴ
オールスターx1 ゴールドグラブx1 シルバースラッガーx1 WBC2013 WBC2017
 ガーディアンズなどで打線の中軸を打ってきた大ベテラン。デビュー後しばらくは捕手だった。40歳に近いが年々ファーストの守備が上手くなっている。メジャー有数の選球眼も健在。

 
◇外野手
5 ヨハン・ロハス (フィラデルフィア・フィリーズ)
25歳 ※WBC開幕時点 本職:中堅手 右投右打
2000年8月14日生/出身地:ドミニカ共和国 サン・フランシスコ・デ・マコリス
 課題の打撃で苦しんでいるが、守備で大きなプラスを生み出せる外野手。ゴールドグラブ受賞歴こそないが、センターの守備は一級品。ホームランが打てなくても二塁打、三塁打を量産できる。

15 オニール・クルーズ (ピッツバーグ・パイレーツ)
27歳 ※WBC開幕時点 本職:中堅手、遊撃手 右投左打
1998年10月4日生/出身地:ドミニカ共和国 ニサオ
盗塁王x1
 規格外の身体能力を誇る超大型選手。メジャーデビュー当初はショートとして出場し、内野深くから一塁へ弾丸送球を放つシーンが大きな話題となった。その一方で、無理なスライディングにより負傷し、長期離脱を経験した。

 それと同時期に、レッズのエリー・デラクルーズが台頭。共通点が多く”キャラ被り”と見られたせいではないが、2024年シーズン中に中堅手にコンバートされた。守備面ではまだまだ不安定。

 負傷した経緯もあって走塁が下手なイメージがあるが、盗塁成功率が高く昨季は盗塁王に輝いている。

22 ホアン・ソト (ニューヨーク・メッツ)
27歳 ※WBC開幕時点 本職:左翼手、右翼手 左投左打
1998年10月25日生/出身地:ドミニカ共和国 サントドミンゴ
オールスターx4 シルバースラッガーx6 首位打者x1 盗塁王x1 WBC2023
 MLBを代表する左のスラッガー。卓越した選球眼と長打力を兼ね備え、独特な打席での存在感は唯一無二といえる。WBCには「必ず出場する」と明言していた。

 昨年からMLB史上最高額(大谷を差し置いて)でメッツに加入したこともあり、ひとたび不調に陥ると苛烈な批判にさらされている。それでも、打者不利な球場でOPS.900超えと結果は残した。しかも確変したかのように突然走り出し、38盗塁でまさかの盗塁王を獲得。

 なお、2025年オフは所属するメッツの内部崩壊が話題を集め、その原因の1つにリンドーアとの不仲説が囁かれている。

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23 フェルナンド・タティスJr. (サンディエゴ・パドレス)
27歳 ※WBC開幕時点 本職:外野手 右投右打
1999年1月2日生/出身地:ドミニカ共和国 サン・ペドロ・デ・マコリス
オールスターx3 ゴールドグラブx2 シルバースラッガーx2 プラチナゴールドグラブx2 ホームラン王x2
 圧倒的な身体能力を持つスーパースター。メジャー昇格前から「俺はスターになる」と豪語し、本当にその通りになった。

 強肩・俊足・長打力を兼備し、ライトやセンターも守れる。MLBではグラウンド外でのケガや出場停止と向き合う時期もあったが、すっかり立ち直った彼にはリーダーシップ発揮が求められる。

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44 フリオ・ロドリゲス (シアトル・マリナーズ)
25歳 ※WBC開幕時点 本職:中堅手 右投右打
2000年12月29日生/出身地:ドミニカ共和国 ロマ・デ・カブレラ
新人王 オールスターx3 シルバースラッガーx2 WBC2023
 マリナーズの若き看板スター。攻守走すべてがハイレベルな5ツールプレイヤーなうえに、人柄も優れている。すでにMVP級の評価を受けており、ドミニカ代表の未来を背負う存在といって差し支えない。

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◇指名投手枠
ルイス・カスティーヨ (シアトル・マリナーズ)
33歳 ※WBC開幕時点 本職:先発 右投右打
1992年12月12日生/出身地:
オールスターx3
 シーズン通じて及第点のピッチングを続けているが、エースと呼ぶには物足りない成績。昨季はその座をブライアン・ウーに奪われた感があった。

エニエル・デロサントス (ヒューストン・アストロズ)
30歳 ※WBC開幕時点 本職:リリーフ 右投右打
1995年12月25日生/出身地:ドミニカ共和国 サン・ペドロ・デ・マコリス
 ガーディアンズなど複数球団で実績を積んできたリリーフ右腕。スライダーを軸にミドルリリーフとして安定した投球を続けている。

 ここ数年は毎年のように移籍を繰り返し、現役選手を代表する”ジャーニーマン”として既に8球団を渡り歩いている。

その他の選手 ジョエル・ペゲーロ、ホアン・メヒア、ヨハン・ラミレス、ジャラミル・ヒラルド
 
◇不参加、選考漏れ
フレディ・ペラルタ、フランバー・バルデス
 メジャーリーガーを豊富に抱えるとはいえ、さすがにオールスター級に不参加が続くと痛手ではある。

サミュエル・バサヨ (ボルティモア・オリオールズ)
21歳 ※WBC開幕時点 本職:捕手 右投右打
2004年8月13日生/出身地:ドミニカ共和国 サントドミンゴ
 オリオールズが誇るトッププロスペクトで、将来のスター候補。捕手としてはずば抜けた長打力を持ち、打撃面でのインパクトはすでにメジャー級。WBCでも見たかった。

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ホセ・ラミレス (クリーブランド・ガーディアンズ)
33歳 ※WBC開幕時点 本職:二塁手、三塁手 右投両打
1992年9月17日生/出身地:ドミニカ共和国 バニ
オールスターx7 シルバースラッガーx6
 ガーディアンズの看板選手にしてMLB屈指のオールラウンダー。コンパクトなスイングで広角に打ち分ける打撃、俊足、安定した守備と万能型の能力を誇る。

 小柄な体格とは真逆の大きな存在感があり、ここまで5年連続オールスター選出を果たしている。今回は予想外の不参加に。

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エリー・デラクルーズ (シンシナティ・レッズ)
24歳 ※WBC開幕時点 本職:遊撃手 右投両打
2002年1月11日生/出身地:ドミニカ共和国 サバナ・グランデ・デ・ボヤ
オールスターx2 盗塁王x1
 長打力・走力・肩力すべてが規格外で、見ているだけでワクワクするプレイヤー。まだ若いが既にスーパースターの地位まで登り詰めた感があり、国際大会でも最も注目される選手の1人だ。

 一方でショートの守備はエラーも多く、本当はセンターが最適なポジションと思われる。昨季は左大腿四頭筋の捻挫を抱えながらも全162試合に出場。その影響でWBC参加が認められなかった。

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エマニュエル・クラッセ (クリーブランド・ガーディアンズ)
27歳 ※WBC開幕時点 本職:リリーフ 右投右打
1998年3月18日生/出身地:ドミニカ共和国 リオ・サン・フアン
オールスターx3 最優秀救援x2
 MLBを代表するクローザー。カットボールなのに102マイルに達する人間離れした球を投げる。3年連続オールスター、2度のマリアーノ・リベラ賞(ア・リーグの最優秀救援投手)の受賞歴がある。2024年はMVP投票でも票を得たが、25年はトレード期限直前に野球賭博に関与していた疑いが発覚。影響はWBC不参加どころではなく、MLBから永久追放となる事態に直面している。

◇監督/主なコーチ/GM
監督 アルバート・プホルス
通算rWAR:101.2
ロベルト・クレメンテ賞 MVPx3 新人王 オールスターx11 ゴールドグラブx2 シルバースラッガーx6 首位打者x1 ホームラン王x2 打点王x1 WBC2006
 イチローと同じ2001年に新人王を獲得後、長きに渡って活躍したレジェンド。2028年の資格1年目での殿堂入りは間違いなく、投票では満票も期待される。

 前回大会の直後に、代表監督就任が発表された。

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ベンチコーチ プラシド・ポランコ
通算rWAR:41.9
オールスターx2 ゴールドグラブx3 シルバースラッガーx1 WBC2006
 フィリーズなどで正二塁手として活躍した職人。守備が上手いだけでなく、打席では極めて優れた選球眼を持ち、一番多いシーズンでも47個しか三振をしたことがなかった。将来は指導者になると言われ続けていた。

Embed from Getty Images“右打ちの天才”と言われるほど高い打撃技術を持っていた

ブルペンコーチ ホセ・カノー
通算rWAR:-0.3
 息子のロビンソン・カノーと顔がそっくりな元先発投手。1989年にメジャー昇格を果たし、6試合に登板した。指導者歴が長い。

投手コーチ補佐 ジョエル・ペラルタ
通算rWAR:4.1
 レイズなどでセットアップマンとして活躍した元リリーフ右腕。レイズ時代にジェイク・マギーと組んだ左右の勝ちパターンはいいコンビだった。

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打撃コーチ? フェルナンド・タティスSr.
通算rWAR:6.3
WBC2009
 タティス・ジュニアの父親として知られる元長距離ヒッター。通算113本、1999年には34本を打ったスラッガーだったが、ケガがちでフルシーズン稼働したのは2度しかなかった。

 親子揃って1イニング2本塁打の記録が残る一方、Jr.がステロイドをやってしまったときには、なぜちゃんと教育しなかったのか?と世間から強く批判された。

◇参考1:過去の名選手
 ホアン・マリシャル
通算rWAR:62.8
殿堂入り オールスターx10 最多勝x2 最優秀防御率x1
 MLBでトッププレイヤーになった最初のドミニカ共和国出身選手。1960年代にジャイアンツで活躍し、殿堂入りを果たしている。

 独特のハイキック投法と圧倒的な投球内容で時代を支配し、後のドミニカ人メジャーリーガーたちの道を切り開いたパイオニアである。

 ペドロ・マルティネス
通算rWAR:83.9
殿堂入り サイ・ヤング賞x3 オールスターx8 最多勝x1 最優秀防御率x5 最多奪三振x3 WBC2009
 1990年代後半から2000年代中頃にかけて、MLB史上最高レベルの支配力を誇った右腕。打高投低の時代に驚異的な成績を残し、ドミニカ共和国史上最高の投手と称される存在で、殿堂入りも満票に迫る評価を受けた。

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 サミー・ソーサ
通算rWAR:58.6
ロベルト・クレメンテ賞 MVPx1 オールスターx7 シルバースラッガーx6 ホームラン王x2 打点王x2
 誰もが知る1990年代のホームランアーチスト。MLB通算609本塁打を放ち、特に1998年にはマーク・マグワイアと歴史的なホームラン王争いを繰り広げ、野球界全体を未曾有の熱狂に包み込んだ。

 一方でコルクバット使用やステロイド疑惑が常につきまとい、ダーティなイメージがあったのも事実。古巣カブスとは長らく仲違いした状態が続いていたが、2024年オフに自ら過去の過ちを認めて謝罪。カブス側も翌年から球団イベントに招くなど関係改善が進み、ようやく雪解けを迎えた。

 デービッド・オルティス
通算rWAR:55.0
殿堂入り ロベルト・クレメンテ賞 オールスターx10 シルバースラッガーx7 ホームラン王x1 打点王x2 WBC2006 WBC2009
 “ビッグ・パピ”の愛称で親しまれた強打のDH。特にポストシーズンでの勝負強さは伝説的で、2004年のワールドシリーズではバンビーノの呪いを解く奇跡を起こした。

 キャリアのほとんどが指名打者だったのでWARが控えめだが、精神的支柱・象徴としての存在感は群を抜いている。

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 エイドリアン・ベルトレ
通算rWAR:93.7
殿堂入り オールスターx4 ゴールドグラブx5 シルバースラッガーx4 プラチナゴールドグラブx2 ホームラン王x1 WBC2006 WBC2017
 三塁守備史に名を刻む名手であり、長年にわたって安定した成績を残した殿堂入り内野手。19歳の若さでメジャーデビューしながら、39歳で引退するまで大きな故障はほとんど無し。きわめて長い期間レギュラーを守り続けた。

 圧倒的な打撃成績だけでなく、ヒザを着く打法の元祖(?)だったり、チームメイトに頭を触られると激怒するが実は許している、というおちゃめな一面があったのがさらに良かった。

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◇参考2:日本に来た助っ人外国人
フリオ・フランコ (千葉ロッテ1995,98)
バルビーノ・ガルベス (巨人1996~00)
ドミンゴ・マルティネス (西武1997~98, 巨人99~01)
トニ・ブランコ (中日2009~12, DeNA13~14, オリックス15~16)
フランミル・レイエス (日ハム2024~)