【確定】WBC2026 カナダ代表メンバー一覧|選手名鑑


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最終更新日:2026/2/28

【寸評】「フルメンバーが揃えば」メキシコやベネズエラにも劣らない隠れ優勝候補のカナダ。だがしかし、またしても主力の大量離脱に泣く形となった。

 特にリリーフ3本柱スミス、ブラッシュ、ロマーノの不参加は痛恨で、終盤の試合運びに大きな不安を残す。フリーマンの辞退も、戦力ダウン以上に精神的支柱を欠く点でしんどい。

▼目次 – カナダ代表選手一覧
【先発】
ジェームソン・タイオンマイケル・ソロカカル・クアントリルジェームズ・パクストンアダム・マッコローガン・アレンマット・ウィルキンソンノア・スキロウアントワーヌ・ジャン

【リリーバー】
ロブ・ザストリズニージョーダン・バラゾビックカーター・ローウェンエリック・セラントラインディゴ・ディアスマイカ・アッシュマンフィリップ・オーモン

【捕手】
ボー・ネイラーリアム・ヒックス

【内野手/ユーティリティ】
ジョシュ・ネイラーオットー・ロペスタイラー・ブラックエイブラハム・トロエドワード・ジュリアンアダム・ホールマット・デービッドソン

【外野手】
タイラー・オニールデンゼル・クラークオーウェン・ケイシージャレッド・ヤングジェイコブ・ロブソン

【不参加、選考漏れ】
ニック・ピベッタミッチ・ブラッドジョナ・トング / ケイド・スミス、マット・ブラッシュ、ジョーダン・ロマーノ / フレディ・フリーマン

【監督/主なコーチ/GM】
アーニー・ウィットポール・クアントリルラッセル・マーティンスタビー・クラップ

――――――――――――――――――――――――
【参考1:過去の名選手】
ラリー・ウォーカージョーイ・ボットージャスティン・モルノージェームズ・パクストンエリック・ガニエ

【参考2:日本に来た助っ人外国人】
マット・ステアーズ / ロブ・デューシー / ナイジェル・ウィルソン / アーロン・ガイエル / スコット・マシソン

◇先発
50 ジェームソン・タイオン (シカゴ・カブス)
34歳 ※WBC開幕時点 本職:先発 右投右打
1991年11月18日生/出身地:アメリカ合衆国 フロリダ州レイクランド
WBC2013
 2010年ドラフトで全体2位指名を受けた野球エリート。両親ともにカナダ出身で、本人もカナダとアメリカの二重国籍を持つ。

 昨季は自身4度目の二ケタ勝利をマークした。2019年にトミー・ジョン手術を受けて以降は控えめになったが、腕を大きくブン回す投球フォームはいまも健在。

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40 マイケル・ソロカ (アリゾナ・Dバックス)
28歳 ※WBC開幕時点 本職:先発 右投右打
1997年8月4日生/出身地:カナダ アルバータ州カルガリー
オールスターx1
 ルーキーイヤーの2019年に13勝4敗・防御率2.68と素晴らしい成績を残したが、その後2度もアキレス腱を断裂した悲運の先発右腕。2021~22年を全休し、完全復活の2024年はホワイトソックスの先発ローテに入ったが、チームがメジャーワーストの121敗という惨状もあり、防御率4.74ながら0勝10敗という厳しい結果に。

 昨季は復調し、オフにダイヤモンドバックスから750万ドルの単年契約ゲットした。なお、かつてはマイク・ソロカと表記されていたが「マイケルと呼ばれたい」という本人の希望で変更された。

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47 カル・クアントリル (レンジャース傘下AAA)
31歳 ※WBC開幕時点 本職:先発 右投左打
1995年2月10日生/出身地:カナダ オンタリオ州ポートホープ
WBC2023
 メジャー通算841試合登板の名リリーバー、ポール・クアントリルを父に持つ二世右腕。大学は名門スタンフォード、プロ入りはドラフト1巡目。クリーブランド(当時インディアンス)で先発として頭角を現し、先発ローテに定着した。

 ここ最近は不調で3A生活となっているものの、イケメン・高学歴・野球エリートと三拍子揃った人物。次の人生はクアントリルに生まれ変わりたいと思う。

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22 ローガン・アレン (FA(前NCダイノス))
28歳 ※WBC開幕時点 本職:先発 左投右打
1997年5月23日生/出身地:アメリカ合衆国 フロリダ州ウエストパームビーチ
 3年前までインディアンスやロッキーズで先発ローテ入りを争っていた元メジャーリーガー。同組のパナマ代表にも同姓同名の先発左腕が選ばれていて、”ローガン・アレン対決”が実現するか密かな楽しみがある。

64 アダム・マッコ (ブルージェイズ傘下AAA)
25歳 ※WBC開幕時点 本職:先発 左投左打
2000年12月30日生/出身地:スロバキア ブラチスラバ
 スロバキア出身というだけでもレアなのに、Youtubeでバーランダーやプライスのピッチングを見まくって150km/h超を投げられるようになったという、話題性しかないマイナーリーガー。

 独学で野球を覚えただけあって、ファストボールの球威以外は課題が多い。なお、カナダ代表候補なのは中学時代に家族で移住し、カナダ国籍を取得しているため。

35 マット・ウィルキンソン (ガーディアンズ傘下A+)
23歳 ※WBC開幕時点 本職:先発 左投右打
2002年12月10日生/出身地:カナダ ブリティッシュコロンビア州バンクーバー
 ガーディアンズ傘下のぽっちゃり体系の左腕投手。アリゾナ州の無名の短大に通っていたが、サマーリーグでは少ない登板機会でいつも好投し、2023年のドラフト指名(10巡目)に漕ぎつけた。今季は初めてマイナー上位挑戦のシーズンになりそう。高い奪三振能力を誇る。

25 ノア・スキロウ (メキシカンリーグ)
27歳 ※WBC開幕時点 本職:先発 右投右打
1998年7月21日生/出身地:カナダ オンタリオ州ケンブリッジ
WBC2023
 どちらかというと軟投派タイプの元有望株。2022〜23年に3Aでプレー。メジャー昇格は時間の問題と思われていたが、1度も声がかからないままDFAとなった。昨季以降は独立リーグで登板中。

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14 アントワーヌ・ジャン (ロッキーズRkリーグ)
24歳 ※WBC開幕時点 本職:先発、リリーフ 左投右打
2001年8月1日生/出身地:カナダ ケベック州モントリオール
 逆境をはねのけて昨季プロ入りを果たしたモントリオール出身の左腕。高校時代に一度ドラフト指名を受けながらもアラバマ大への進学を選択したが、2023年にトミー・ジョン手術を受けてシーズンを全休。思うように投げられない時間を過ごした。同世代のエドワード・ジュリアンが高卒から順調にメジャーへ駆け上がり、ツインズのレギュラーに定着していた時期とも重なり、周囲から比較される苦しい立場に置かれたこともあった。

 その後ヒューストン大へ転学すると才能が開花。圧巻の投球でBig 12 Conference年間最優秀投手に選出され、一気に評価を回復した。そして昨季、ロッキーズと契約を結び、遠回りの末にプロの舞台へとたどり着いた。

65 ジェームズ・パクストン (FA(引退))
37歳 ※WBC開幕時点 本職:先発 左投左打
1988年11月6日生/出身地:カナダ ブリティッシュコロンビア州ラドナー
 一昨年のシーズン終了後に引退した元先発投手。ケガがちで規定投球回に達したシーズンは1度もないが、73勝41敗。投げれば毎度試合を作る投手だった。

 ナックルカーブにばかり注目が集まるが、もともとファストボールの評価も高い本格派だった。現役最終年でも平均93マイル以上を計時していた。

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◇リリーバー
58 ロブ・ザストリズニー (ミルウォーキー・ブリュワーズ)
33歳 ※WBC開幕時点 本職:リリーフ 左投右打
1992年3月26日生/出身地:カナダ アルバータ州エドモントン
WBC2023
 国際大会によく選ばれているサウスポー。カナダ生まれだが幼少期にテキサスへ移住し、アメリカとの二重国籍を持っている。

 2016年のメジャーデビュー以降、常にメジャー枠ギリギリの序列にいるため、しょっちゅうDFAを食らっている。ブリュワーズは自身2度目の所属で、これまで在籍したのは延べ10球団という結果に。

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16 ジョーダン・バラゾビック (タイガース傘下AAA)
27歳 ※WBC開幕時点 本職:リリーフ、先発 右投右打
1998年9月17日生/出身地:カナダ オンタリオ州ミシサガ
 3年前、路上を歩いていたら突然殴られ、顔面を骨折したかわいそうな人。ツインズの元有望株で、2020~22年に有望株ランキングTOP100に入っていた。

 2023年にメジャーデビューを果たすも、わりと早いタイミングでDFAに。2024年は韓国へ渡ったが活躍できず、3Aで再起をかけている。

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44 カーター・ローウェン (パドレス傘下AAA)
27歳 ※WBC開幕時点 本職:リリーフ 右投右打
1998年9月28日生/出身地:カナダ ブリティッシュコロンビア州アボッツフォード
 ジュニア時代からカナダ代表チームに選ばれていたマイナー左腕。ハワイの短大からドラフト40巡目の低評価でプロキャリアをスタートした。

 ケガで何度か長期離脱するシーズンが続いたが、昨季ついに3Aに昇格。今季中のメジャーデビューが濃厚で、クローザーに成長することを期待されている。

87 エリック・セラントラ (ロイヤルズ傘下AAA)
25歳 ※WBC開幕時点 本職:リリーフ 右投右打
2000年5月2日生/出身地:カナダ ケベック州モントリオール
 コントロール難がもう少し改善されればメジャーでもクローザーが務まりそうな逸材。100マイル近い威力あるファストボールだけでなく、それ以上に評価の高いカーブを武器としている。

52 インディゴ・ディアス (Dバックス傘下AA)
27歳 ※WBC開幕時点 本職:リリーフ 右投右打
1998年10月14日生/出身地:カナダ ブリティッシュコロンビア州ノースバンクーバー
WBC2023
 マイナー下位ながら前回WBCで好投した巨漢投手。

57 マイカ・アッシュマン (オリオールズ傘下AA)
23歳 ※WBC開幕時点 本職:リリーフ 左投左打
2002年8月22日生/出身地:アメリカ合衆国 ユタ州ソルトレイクシティ
 ソルトレイクシティが生んだ有望株左腕。ユタ大学で鉄壁のクローザーとして活躍してタイガースに入団後、昨季7月にチャーリー・モートンとのトレードでオリオールズ傘下に移った。すでに2Aに昇格しており、メジャーのブルペン入りも近い。

 身長2メートル超と体格に恵まれ、強メンタルのクローザー向きだと好評価されている。

37 フィリップ・オーモン
37歳 ※WBC開幕時点 本職:リリーフ、先発 右投左打
1989年1月7日生/出身地:カナダ ケベック州ガティノー
WBC2009 WBC2013 WBC2023
 2020年に引退したはずの元メジャー投手。前回大会でも召集されて話題になっていた。カナダ代表は本当にメンバー入りさせたい大物が集まらず、こういうことをする。

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◇捕手
23 ボー・ネイラー (クリーブランド・ガーディアンズ)
26歳 ※WBC開幕時点 本職:捕手 右投左打
2000年2月21日生/出身地:カナダ オンタリオ州ミシサガ
WBC2023
 ジャマイカの血を引くネイラー3兄弟の次男。キャッチャーだが兄よりシュッとしてる。2024年以降バッティングで苦戦しており、メジャー定着をかけて大事なシーズンが続く。

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34 リアム・ヒックス (マイアミ・マーリンズ)
26歳 ※WBC開幕時点 本職:捕手、一塁手 右投左打
1999年6月2日生/出身地:カナダ オンタリオ州トロント
 左打ちで選球眼に優れている捕手。2024年オフのルール5ドラフトでマーリンズに指名され、3A未経験ながら開幕戦でメジャーデビューする大抜擢を受けた。

 マイナー時代からおよそ7割がキャッチャー、3割がファーストという起用法が続いている。

 
◇内野手/ユーティリティ
12 ジョシュ・ネイラー (シアトル・マリナーズ)
28歳 ※WBC開幕時点 本職:一塁手、左翼手 左投左打
1997年6月22日生/出身地:カナダ オンタリオ州ミシサガ
オールスターx1 WBC2017
 ガーディアンズなどで通算104本塁打を放っている強打の一塁手。昨季はDバックスとマリナーズの2球団でプレーした。今大会では指名打者での起用が有力視されている。

 2015年のドラフト1巡目指名でプロ入り。弟のボーとマイルズも1巡目(マイルズは補完)指名され、当時かなり話題を呼んだ。ジャマイカ人の血を引いているためか、あまりカナダ人っぽく見えない。

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6 オットー・ロペス (マイアミ・マーリンズ)
27歳 ※WBC開幕時点 本職:内野手 右投右打
1998年10月1日生/出身地:ドミニカ共和国 サントドミンゴ
WBC2023
 ドミニカ共和国生まれでカナダ育ち。前回WBCはカナダ代表だったが、2019年のプレミア12ではドミニカ代表として出場している。

 ショートを含む内野全般を高いレベルで守れるのが強み。カナダ内野陣は一塁手や打撃優位型ユーティリティに偏っており、ロペス抜きの編成は成り立たない。

7 タイラー・ブラック (ミルウォーキー・ブリュワーズ)
25歳 ※WBC開幕時点 本職:一塁手 右投左打
2000年7月26日生/出身地:カナダ オンタリオ州トロント
 ブリュワーズの40人枠に入っている待ち球系の一塁手。2024年メジャーデビューもホームランが出ず、昨季はマイナースタートとなったうえ手首を骨折して出遅れた。

 マイナーでは優れた選球眼でフォアボールを量産し、4割を超える高出塁率を維持していた。足が速く三塁打が多いうえ、シーズン20本塁打を期待できるポテンシャルを持つ。ただし、一塁手にしてはホームランが少ない、という厳しい評価もある。

31 エイブラハム・トロ (ロイヤルズ傘下AAA)
29歳 ※WBC開幕時点 本職:内野手 右投両打
1996年12月20日生/出身地:カナダ ケベック州ロンゲール
WBC2023
 ケベック州で生まれ育ったベネズエラ系カナダ人。地域柄フランス語が盛んなため、英・仏・西の3か国語が堪能。多国籍のメジャーでその能力を存分に生かしている。

 内野はだいたいどこでも守れるユーティリティ性がある。ただし守備力の評価はやや低め。

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15 エドワード・ジュリアン (コロラド・ロッキーズ)
26歳 ※WBC開幕時点 本職:二塁手 右投左打
1999年4月30日生/出身地:カナダ ケベック州ケベックシティ
WBC2023
 メジャー40人枠には入っているが立場が危うくなってきた内野手。昨季までツインズでプレーしていた。

 デビューイヤーの2023年に109試合に出場。16本塁打・OPS.839をマークして二塁手のレギュラーを掴みかけたが、その後は打撃不振が続く。

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2 アダム・ホール (FA(前ブリュワーズ傘下))
26歳 ※WBC開幕時点 本職:外野手 右投右打
1999年5月22日生/出身地:イギリス バミューダ諸島ハミルトン
 2017年にドラフト2巡目でプロ入りしたオリオールズの元有望株。一度は独立リーグへと転落するも、ブリュワーズに拾われて再び3Aまで昇格。かつては二遊間をメインに守っていたが外野にコンバートされ、スピードを活かした広い守備範囲を見せている。

 生まれはイギリス領バミューダ諸島。幼少期にカナダへ渡ったが、奇しくも移住先の都市名は(オンタリオ州の)”ロンドン”であった。

24 マット・デービッドソン (NCダイノス)
34歳 ※WBC開幕時点 本職:三塁手、一塁手 右投右打
1991年3月26日生/出身地:アメリカ合衆国 カリフォルニア州ユカイパ
 母親がマニトバ州ウィニペグ出身で、かねてからWBC出場を希望していたメジャー経験者。2024年は広島東洋カープでプレーし、及第点の打撃成績だったものの退団。KBO(韓国プロ野球)経験も持つ。

 フリーマンが辞退していなければ恐らく選外で、ギリギリ代表入りしたと思われる。

 
◇外野手
9 タイラー・オニール (ボルティモア・オリオールズ)
30歳 ※WBC開幕時点 本職:左翼手 右投右打
1995年6月22日生/出身地:カナダ ブリティッシュコロンビア州バーナビー
ゴールドグラブx2 WBC2017 WBC2023
 ボディビルダーの父親を持つ、ある意味サラブレッドな外野手。2023年までカージナルスのレギュラー左翼手を務め、打撃では30本超えを2度記録し、守備でもゴールドグラブ賞を2回受賞している。

 近年は打率2割5分を割るシーズンが続き、三振も異様に多い。センターを守れないこともあり、出場機会を急激に減らしてしまうかも。

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1 デンゼル・クラーク (アスレチックス)
25歳 ※WBC開幕時点 本職:外野手 右投右打
2000年5月1日生/出身地:カナダ オンタリオ州トロント
WBC2023
 アスレチックスでプレーしている身体能力の高い外野手。センターの守備力には特に定評があり、メジャーデビューした昨季はいきなり好守を連発した。なお、ネイラー兄弟とは親戚関係にある。

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21 オーウェン・ケイシー (マイアミ・マーリンズ)
23歳 ※WBC開幕時点 本職:外野手 右投左打
2002年7月8日生/出身地:カナダ オンタリオ州バーリントン
WBC2023
 赤毛がトレードマークの有望株パワーヒッター。2024年から2年続けて有望株ランキング全体50位前後にランクされている。

 外野は3ポジション守れるが、どちらかというと両翼向き。

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29 ジャレッド・ヤング (メッツ傘下AAA)
30歳 ※WBC開幕時点 本職:一塁手、右翼手 右投左打
1995年7月9日生/出身地:カナダ ブリティッシュコロンビア州プリンスジョージ
WBC2023
 かつてはクリーンナップ候補と期待されていたパワーヒッター。前回WBCでは4番を任された。

 2024年シーズン途中にKBOに移籍し、38試合で10本塁打とそのパワーをアピール。現在はメッツ傘下の3Aでメジャー再昇格&レギュラー獲りのチャンスを窺っている。

8 ジェイコブ・ロブソン (アトランティックリーグ)
31歳 ※WBC開幕時点 本職:左翼手 右投左打
1994年11月20日生/出身地:カナダ オンタリオ州ロンドン
WBC2023
 長年デトロイト・タイガース傘下でプレーした外野手。2021年にメジャー昇格を果たしたが、出場は4試合・7打席にとどまった。2022年以降は独立リーグやメキシカンリーグに在籍している。

 2023年大会のときの代表メンバーではあったが、カナダ外野陣には20代前半の俊足好守タイプがゴロゴロおり、今回は選外となる可能性が高いと思われていた。

 
◇不参加、選考漏れ
ニック・ピベッタ (サンディエゴ・パドレス)
33歳 ※WBC開幕時点 本職:先発 右投右打
1993年2月14日生/出身地:カナダ ブリティッシュコロンビア州ビクトリア
WBC2017
 熱いハートを持つ正統派先発右腕。これまではどちらかというと3~4番手クラスのイニングイータークラスの評価をされる投手だったが、昨季はキャリアハイの成績。サイ・ヤング賞の得票もあったが、今回のWBCには消極的だった。

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ミッチ・ブラッド (レンジャース傘下AA)
22歳 ※WBC開幕時点 本職:先発 左投左打
2003年7月3日生/出身地:カナダ オンタリオ州ニューマーケット
WBC2023
 レンジャース傘下でプレーしているミドルプロスペクト。前回大会では10代にしてカナダ代表選出の栄誉を勝ち取ったが、本戦はよりにもよってアメリカ戦に起用された。

 相手はベッツやトラウト、ゴールドシュミット、アレナドと続くと悪魔のような打線。結果はヒット→四球→四球→二塁打→犠牲フライ→四球→ヒット。2つ目の四球を与えたところでタイムがかかり、監督から「楽しんで投げろ」と声を掛けられたが楽しめるはずもなく、0回1/3を投げて6失点を喫した。涙をこらえるような表情でマウンドを降りたのが印象的だった。

 次回大会で再選出されれば、あの悔しさを晴らすリベンジに注目が集まるはずだ。…と思っていたが、メジャー定着を目指してWBCは不参加となった。

ジョナ・トング (メッツ傘下AAA)
22歳 ※WBC開幕時点 本職:先発 右投右打
2003年6月19日生/出身地:カナダ オンタリオ州マーカム
 広東系中国人のルーツを持つメッツの有望株。昨季はA+でスタートしながらもメジャー到達するスピード出世を果たした。残念ながらWBCは不参加。

ケイド・スミス、マット・ブラッシュ、ジョーダン・ロマーノ
 本来はブルペンの中核を担うはずだった実力派リリーバー3本柱が揃って不参加。さらにローワン・ウィック、ザック・ポップ、カーティス・テイラーといったメジャーレベルの投手も軒並み外れており、リリーフ陣は大きな不安を残す陣容になってしまった。

フレディ・フリーマン (ロサンゼルス・ドジャース)
36歳 ※WBC開幕時点 本職:一塁手 右投左打
1989年9月12日生/出身地:アメリカ合衆国 カリフォルニア州ビラパーク
MVPx1 オールスターx8 ゴールドグラブx1 シルバースラッガーx3 WBC2017 WBC2023
 ジョーイ・ボットーの引退後、カナダ系選手では最も実績を残しているベテランプレイヤー。かつてはブレーブスの看板選手だったが、これも大谷効果なのか、気付けばブレーブスのイメージはすっかり無くなった気がする。

 2025年の怒涛のワールドシリーズを終え、今大会はコンディション回復のため辞退。療養と家族サービスに勤しむようだ。

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◇監督/主なコーチ/GM
監督 アーニー・ウィット
通算rWAR:18.3
オールスターx1
 カナダ人の血は引いていないが、カナダ野球と極めて縁の深い元メジャー捕手。

 1976年の拡張ドラフトでブルージェイズへ移籍し、レギュラー捕手に定着。オールスター選出、8年連続二桁本塁打など実績を重ね、チームが1試合10本塁打のMLB記録を樹立した試合では自身も3本塁打を放つなど、球団史に残る存在となった。

 引退後もブルージェイズ組織で指導者を務め、その流れで国際大会のカナダ代表監督に就任。カナダ野球殿堂入りも果たし“名誉カナダ人”ともいえる人物になっている。

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投手コーチ ポール・クアントリル
通算rWAR:17.8
オールスターx1 WBC2006
 カナダの野球殿堂入りしているカナダ人の元メジャーリーガー。キャリアの前半は平凡な先発投手だったが、リリーフ転向後に才能が開花。4年連続80試合以上登板かつリーグ最多登板を記録し、”ラバーアーム”と評された。

 引退から20年以上経ち、今はカル・クアントリルの父親として認識する世代が多いかもしれない。

一塁コーチ ラッセル・マーティン
通算rWAR:38.7
オールスターx4 ゴールドグラブx1 シルバースラッガーx1 WBC2009
 カナダが誇る名捕手。ドジャース、ヤンキース、ブルージェイズなど強豪球団で長く正捕手を務め、オールスター4回選出。パワーと選球眼を兼ね備えた打撃に加え、投手陣を束ねるリーダーシップにも定評があった。

 2009年WBCに出場し、その後も2013年、2017年大会への参加を強く望んだが、保険問題で実現せず。ちなみにその2回はショートで出場しようと企んでいた、というエピソードも残っている。

三塁コーチ スタビー・クラップ
通算rWAR:-0.1
 カージナルスの一塁ベースコーチを務めている指導者。メジャーでの出場は通算23試合と多くないが、現役時代からリーダーシップと人望の厚さで知られた。傘下3Aメンフィス・レッドバーズでは永久欠番に指定され、組織内での評価は非常に高い。

 ちなみに”スタビー”は本名ではなく、祖父の代から受け継がれるニックネームである。

◇参考1:過去の名選手
 ラリー・ウォーカー
通算rWAR:72.7
殿堂入り MVPx1 オールスターx5 ゴールドグラブx7 シルバースラッガーx3 首位打者x3 ホームラン王x1
 

 ジョーイ・ボットー
通算rWAR:63.6
MVPx1 オールスターx6 ゴールドグラブx1 WBC2009 WBC2013
 

 ジャスティン・モルノー
通算rWAR:27.0
MVPx1 オールスターx4 シルバースラッガーx2 首位打者x1 WBC2006 WBC2009 WBC2013 WBC2017
 

 ジェームズ・パクストン
通算rWAR:13.8
 

 エリック・ガニエ
通算rWAR:11.7
サイ・ヤング賞x1 オールスターx3 最優秀救援x2 WBC2017
 

◇参考2:日本に来た助っ人外国人
マット・ステアーズ (中日1993)
ロブ・デューシー (日ハム1995~96)
ナイジェル・ウィルソン (日ハム97~01近鉄02)
アーロン・ガイエル (ヤク2007~11)
スコット・マシソン (巨人2012~19)