Tylor Megill (フルネーム/Tylor J. Megill)Embed from Getty Images1995-07-28生|201cm104kg|先発 右投右打出身地/アメリカ合衆国 カリフォルニア州ロングビーチドラフト/2018年NYM8巡目(全体230位)指名メジャーデビュー/2021-6-23 |
■選手紹介ボロボロだったメッツの先発ローテーションを救った先発右腕。2021年開幕前までほぼ無名の存在だったが、野戦病院と化したチームでスポット的に先発したところ好投を続け、そのまま先発ローテーションの一角となった。身長が2メートル超あり「ビッグ・ドリップ」と呼ばれている。高校でドラフト指名されなかったメギルは、ロヨラ・メリーマウント大学へ進学。1年プレーしただけでコミュニティカレッジのサイプレス大学へ転学、さらに翌年アリゾナ大学へ編入している。大学時代は先発希望していたがリリーフで出ることの方が多かった。メッツ入団後のメギルはファストボールとスライダーのツーピッチで奪三振を量産し、比較的早くマイナーを駆け上がった。メッツの有望株ランキングに載ったのは20~30位程度だったが、メッツの先発投手陣が(先発だけではないが)相次いで戦線離脱し、2021年にメジャー昇格後即先発登板。試合を壊さないピッチングを続け、そのまま先発ローテーション入りした。もともと高評価だったフォーシームの球速は、平均94マイルだった2021年よりスピードアップしている。2022年は平均95マイル台を計時した。投球フォームは特徴的な左腕の使い方をしていて、右打者からはクロス気味に感じられるためか対右打者に圧倒的に強い。マイナー時代は酷評されたチャンジアップも少し上達していて、今後もスターターとして生き残れる力がある。もっとも、メッツでは必ずケガ人が続出するので、この球団にいる限りはスターターの座は安泰かもしれない。2022年も2大エースが長期離脱している。タイラーという名前は普通"Tyler"と綴るが、3歳違いの兄トレバー(Trevor)に合わせて"Tylor"と名付けられた。トレバーも2021年に初出場を果たしていて、兄弟で同じ年にメジャーデビューした史上4組目のメジャーリーガーとなっている。また、2015年に入学したロヨラ・メリーマウント大学ではトレバーも所属していて、兄弟だけでチーム全体の1/4の投球イニングを投げた。2人の間の学年にはデービッド・フレッチャーがいた。寄稿日:2022-06-11 最終更新日:2022-06-11 |
オールスター:なし主な表彰:なしタイトル:なし |
▼レギュラーシーズン個人成績年 チーム 試 勝 敗 セ 防御率 イニング 安 責 本 四 死 三振 WHIP K/BB2021 NYM 18 4 6 0 4.52 89.2 88 45 19 27 2 99 1.28 3.67 |