8月も後半。今週は雨天順延のヤンキース戦を挟んでデトロイト・タイガースと3連戦。長い暗黒期を脱出しつつあるタイガース相手に大谷翔平はホームランを量産できるか?注目だ。
※日付は現地時間
対ニューヨーク・ヤンキース @ヤンキースタジアム
8/16(月) ゲリット・コール
一時は3人しかいなかった先発陣だが、新型コロナの陽性反応が出ていたコールの復帰が決定。今日(日本時間では8/17)のエンゼルス戦に滑り込み、登板見込みだったルイス・ヒールは翌日のレッドソックス戦に登板することとなった。
今季もすでに10勝を挙げてチームの大黒柱となっているが、粘着物質の取り締まり強化以降は成績は悪化、直近7ゲームで4.87では雑音が止まないのも無理はない。今季エンゼルス戦は初めてだが2018~19年はコールが圧倒しており巻き返しを図りたいところだろう。
対デトロイト・タイガース @コメリカパーク
8/17(火) ケイシー・マイズ
タイガースが大事に育ててきた2018年の全体1位指名投手。メジャー初年度の昨季はお試し昇格の感があったが(防御率6点台)、今季は実質的なエースとなっている。球界を代表する投手になる可能性を秘めているが、肩と背中に負担がかかりそうなピッチングフォームに一抹の不安を感じる。大谷は6月に23号2ランをお見舞いしている。
8/18(水) タリック・スクーバル
Embed from Getty Imagesマイズとともに先発陣を背負うことになる左の若手投手。マイズの成長は間違いないとして、スクーバルの成長度合がタイガースの将来を左右するだろう。今季はここまで8勝10敗・防御率4.10とまずまず。7月に入ってから別人のようにコントロールが良くなり、38回2/3で与四死球はたったの5個。8月は2試合投げて無失点と覚醒の兆しか?
8/19(木) マット・マニング
Embed from Getty Images今季メジャーデビューの2016年ドラフト1巡目右腕。マニングも同じく将来のタイガースの先発ローテーション形成を期待されているが、防御率6.10と今のところ力不足。フォーシームの球速はメジャー平均だが威力がなく、三振狙いで高めの吊り球としてファストボールを投げても空振りが取れない。デビュー戦の相手がエンゼルスで、5回を投げ切って2失点と健闘したが負け投手になった。父親は元NBAの選手。
引き続きビジターとなる今週後半はクリーブランド・インディアンスとの3連戦となっている。ローテーションの順番では下記の投手が登板予定だが不安定な先発陣のため入れ替えがあるかもしれない。
対クリーブランド・インディアンス @プログレッシブ・フィールド
8/20(金) サム・ヘンジェス
8/21(土) トリストン・マッケンジー
8/22(日) カル・クアントリル
8/23(月) 休み
ベースボーラー <MLB名鑑.com専属コラムニスト>