Josh Sborz (フルネーム/Joshua Alan Sborz)Embed from Getty Images 1993-12-17生|191cm98kg|リリーフ 右投右打出身地/アメリカ合衆国 ワシントンDCワシントンドラフト/2015年LADラウンドB(全体74位)指名メジャーデビュー/2019-6-20 ■選手紹介バージニア大学時代に輝かしい実績を残した右のリリーフ投手。ジュニア(3年生)だった2015年にカレッジワールドシリーズで優勝し、クローザー兼スターターとして活躍したスポーツは最優秀選手賞(Most Outstanding Player)に選ばれている。兄のジェイ・スボーツも元メジャーリーガーで通算1試合出場。ワシントンD.C.出身のスボーツは高校生の頃から有名だった。バージニア州の地元マクリーン高校に通い、投手と一塁で出場して高校通算20勝・20本塁打を積み上げた。3年次は投手として9勝2敗3S・防御率0.84・58回2/3・95奪三振を、打者として打率.422・7本塁打・28打点を記録し、バージニア州最優秀選手に選ばれた。高校卒業後は強豪バージニア大学に進学、投手として3シーズンプレーした。フレッシュマン(1年生)ではリリーバーとして防御率1点台を記録した。ソフモア(2年生)のシーズン中に先発ローテーションに入った。チームはカレッジワールドシリーズ決勝まで進出し、バンダービルト大との最終戦に先発登板した。コントロール難に襲われるシーンが度々あったことでジュニアではリリーバーに戻されたが、カレッジワールドシリーズの大事な場面では先発登板。2年連続でバンダービルト大との対戦となったカレッジワールドシリーズ決勝では第2戦で勝利投手になるなど、4試合を投げて3勝1S、スコアレスイニングは13回にも上りカレッジワールドシリーズの最優秀選手に選ばれた。2015年ドラフトでドジャースから2巡目指名を受けて入団。プロ入り初年度は先発・ブルペン両方で起用された。2年目から先発投手として育成が始まったが制球難が改善されず、大学時代と同じようにリリーバーに転向させられた。2019年にメジャー昇格したがシーズン100勝のドジャースでは分厚いリリーフ陣に割って入れず、2021年にレンジャースへ放出された。層の薄い新天地ではフルシーズンをメジャーで過ごし、セットアップマンを務めることもあった。フォーシームの球速は年を追うごとに速くなっていて、2021年の平均球速は97マイルに達した。大学時代から落ちるスライダーとカッターを武器にしている。プロ入り後に覚えたカーブは第4の球種で使用頻度は少ないものの、ゴロアウトに打ち取る率が高い。大学時代からコントロールを乱す場面がよくあり、初のメジャー定着となった2021年も59イニングで32個フォアボールを出しているように制球難が付きまとっている。ところで、ラストネームのSborzはMLB公式によると「スポーツ」 と読ませるようだが、日本語のウェブサイトだと検索に引っ掛からないので敢えて「スボーツ」 と記載している。寄稿日:2021-11-04 最終更新日:2021-11-04 オールスター:なし主な表彰:なしタイトル:なし▼バージニア大学時代のスポーツVIDEO ▼大谷にセカンドのグラブを破壊するほどのハードヒットを打たれるスボーツ . ▼レギュラーシーズン個人成績年 チーム 試 勝 敗 セ 防御率 イニング 安 責 本 四 死 三振 WHIP K/BB2019 LAD 7 0 1 0 8.00 9.0 10 8 2 4 0 7 1.56 1.752020 LAD 4 0 0 0 2.08 4.1 2 1 1 1 0 2 0.69 2.002021 TEX 63 4 3 1 3.97 59.0 52 26 7 32 0 69 1.42 2.16