Giovanny Gallegos (フルネーム/Giovanny Gallegos)Embed from Getty Images1991-08-14生|188cm98kg|リリーフ 右投右打出身地/メキシコ ソノーラ州シウダ・オブレゴンプロ入り/2011年1月NYY契約メジャーデビュー/2017-5-12 |
■選手紹介ヤンキースでメジャーデビュー後、カージナルスのブルペンを支え続けているメキシコ出身右腕。フライボールピッチャー。WBCメキシコ代表に2大会続けて選ばれている。2023年にはクローザーを務めプールCで活躍するも、決勝ラウンドでは「WBC史上最高の試合」で村上宗隆にサヨナラ2点タイムリーを浴びた。2012年、20歳の年にヤンキース傘下でプロのキャリアをスタート。当初は先発投手だったがシングルAに昇格したあたりからリリーバーに転向。メジャー初昇格を果たした2017年オフ、ルーク・ボイトとの1対2の交換トレードでカージナルスに移籍した。ボイトは2020年にホームラン王を獲得。ともにカージナルスに来たチェイレン・シュリーブは早い段階でDFAになったが、ガイエゴスは勝ちゲームで起用される投手に成長。最終的にはWIN-WINのトレードであった。2021年、かねてよりチームの最上位の有望株だったアレックス・レイエスをクローザーに据えていたが、制球がままならない状態が続きガイエゴスをクローザーに固定。リリーフだけで80イニングを投げた。逆に22年はガイエゴスがクローザーとして開幕を迎えるも、セーブ機会20回中14セーブにとどまり、104マイル右腕ライアン・ヘルズリーにその座を奪われた。それでも試合展開を問わず登板を繰り返し、ブルペンの重要な一角であり続けている。【投球スタイル】 ファストボールの球速はメジャー平均より1マイル速い94マイル。2017年のメジャーデビュー以降、四捨五入すると毎年94マイルをきわめて安定して記録している。クローザータイプの投手ではないが、マイナー時代から与四球率が低く、メジャーでも制球に困る場面はほとんど見られない。変化球はスライダーと2021年あたりから使いだしたチェンジアップ。スライダーは意図してやっているのか不明だが、毎球回転方向がランダムに自転しながら小さく動く、見慣れないボールだ。なお、2023年からピッチクロックが導入されたが、2022年まではガイエゴスのテンポ(投球間隔の中央値)が長い投手として知られていた。ジョナサン・ロアイシガやケンリー・ジャンセンとともにピッチクロックへの対策が急がれる代表格とされた。特に満塁時のテンポはメジャーで最遅だったが、ガイエゴス自身前向きにとらえてきっちり順応していた。寄稿日:2024-03-29 最終更新日:2024-03-29 |
オールスター:なし主な表彰:なしタイトル:なし |
▼レギュラーシーズン個人成績年 チーム 試 勝 敗 セ 防御率 イニング 安 責 本 四 死 三振 WHIP K/BB2017 NYY 16 0 1 0 4.87 20.1 21 11 3 5 0 22 1.28 4.402018 NYY 4 0 0 1 4.50 10.0 10 5 2 3 0 10 1.30 3.332018 STL 2 0 0 0 0.00 1.1 1 0 0 0 0 2 0.75 ∞ 2019 STL 66 3 2 1 2.31 74.0 44 19 9 16 3 93 0.81 5.812020 STL 16 2 2 4 3.60 15.0 9 6 1 4 0 21 0.87 5.252021 STL 73 6 5 14 3.02 80.1 51 27 6 20 6 95 0.88 4.75 |