Erick Fedde (フルネーム/Erick James Fedde)Embed from Getty Images1993-02-25生|193cm91kg|先発 右投右打出身地/アメリカ合衆国 ネバダ州ラスベガスドラフト/2014年WSH1巡目(全体18位)指名メジャーデビュー/2017-7-30 |
■選手紹介韓国でMVP級の成績を残し、メジャーリーグ返り咲きが期待されるグラウンドボール系先発右腕。もとはワシントン・ナショナルズで先発投手として投げていたが韓国に渡り、チェ・ドンウォン賞(※KBOのサイ・ヤング賞のようなもの)を受賞。アメリカで"第2のメリル・ケリー"になると予想され、日本では新外国人候補に名前が挙がったりと俄かに人気物件になった。ベガス生まれで10代前半の数年間ブライス・ハーパーと同じ学校に通っていた。高校と大学を地元ラスベガスで過ごし、2014年のドラフト1巡目(全体18位)指名を受けてナショナルズに入団した。この時フェッディはヒジを負傷しており、ドラフトの2日前にトミー・ジョン手術を受けたがナショナルズスカウトからの高評価は変わらなかった。プロ入り後3年目の2017年、マイナーでこれまで先発で投げてきたのをリリーバーに配置転換されかけた。だがメジャーではスティーブン・ストラスバーグの腕の神経障害やジョー・ロスのトミー・ジョン手術で先発投手の駒不足に陥り、フェッディにスポットスターターとして白羽の矢が立ちメジャー昇格となった。デビュー年以降も毎年先発をメインに出場機会を与えられる。だが、残念ながら順調だったマイナーリーグの実績をメジャーに繋げることができなかった。デビューからの6年間は屈筋と肩の故障でたびたび負傷者リストに載せられた。また、メジャーでは打者を打ち取る球種が無く、平均以上に四球を出しながらホームランを多く献上する課題を解決できずに煮え切らない成績が続いた。2022年に6勝13敗・防御率5.81と悪化させたところでノンテンダーFAとなった。2023年から韓国プロ野球のNCダイノスに加入したフェッディは、いきなり20勝6敗・防御率2.06・204奪三振の投手3冠を達成。KBOの歴史で初めて同一シーズン20勝・200奪三振を達成した外国人投手になった。【投球スタイル】 ファストボールは2シームメインで146~149km/h。過去に97マイルほどを計時したのが最速。アウトピッチはスライダーで、ほかにカットボールとチェンジアップも交える。球種を問わず制球力に優れるが空振りを奪う能力が乏しい。メジャーレベルでは粘り負けして歩かせてしまうことが多々あり、スタッツだけ見ると制球が悪い投手に見えてしまっている。【その他】 身長は193cmあるが痩せ型。筋肉が付きにくい体質であることを気にしていて、普段から多めの食事をとるよう努力している。寄稿日:2023-11-12 最終更新日:2023-11-12 |
オールスター:なし主な表彰:なしタイトル:なし |
▼レギュラーシーズン個人成績年 チーム 試 勝 敗 セ 防御率 イニング 安 責 本 四 死 三振 WHIP K/BB2017 WSH 3 0 1 0 9.39 15.1 25 16 5 8 1 15 2.15 1.882018 WSH 11 2 4 0 5.54 50.1 55 31 8 22 0 46 1.53 2.092019 WSH 21 4 2 0 4.50 78.0 81 39 11 33 2 41 1.46 1.242020 WSH 11 2 4 0 4.29 50.1 47 24 10 22 3 28 1.37 1.272021 WSH 29 7 9 0 5.47 133.1 144 81 23 48 4 128 1.44 2.67 |