【確定版】WBC2026 ニカラグア代表メンバー一覧|選手名鑑


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最終更新日:2026/2/28

【寸評】人口700万人ほどの小国だが、国内の野球人気は非常に高く、2024年のプレミア12はニカラグアが出場しないにもかかわらず全試合テレビ放送されたほどの野球大好き国家。立派なボールパークも持っている。応援したくなるチームであり、WBC本戦初勝利に期待したい。

 前回大会では全敗を喫しながらも、投手力と堅い内野守備で予選突破。ザモーラとレイトンの鉄壁二遊間コンビは本戦でも注目してほしい。守り勝つ野球を得意とするプレースタイルは、日本の野球に親和性があるかもしれない。メンバーもそれなりに主力を集められたが、大会1か月前にエースのメドラーノがマウンドで負傷、目に涙を浮かべながら降板した。

▼目次 – ニカラグア代表選手一覧
【先発】
カルロス・ロドリゲスロナルド・メドラーノオスマン・グティエレスケンワード・バートンディルマー・メヒア

【リリーバー】
エラスモ・ラミレスJ.C.ラミレスオスカー・ラヨスティベン・クルーズデュケ・エベルトアンヘル・オバンドーカルロス・テジェルブライアン・トーレスダニロ・バルムデス

【捕手】
メルビン・ノボアロナルド・リベラ

【内野手/ユーティリティ】
フレディ・ザモーラブランドン・レイトンマーク・ビエントスチェスラー・カスバートエリアン・ラヨエマニュエル・トルヒージョベンジャミン・アレグリアホセ・オロスコジーター・ダウンズ

【外野手】
イスマエル・ムンギアチェイス・ドーソンホアンディエゴ・モンテスオマー・メンドーサクリスチャン・サンドバル

【指名投手枠】
レオ・クロフォードロドニー・テオピレスターリン・オロスコ、ペドロ・トーレス

【不参加、選考漏れ】
ジョナサン・ロアイシガマウリシオ・デュボンアレックス・ブランディーノ

【監督/主なコーチ/GM】
ダスティ・ベイカーJr.ランドール・サイモンロドルフォ・ボネジャック・ジョーンズ

――――――――――――――――――――――――
【参考1:過去の名選手】
デニス・マルティネスアルバート・ウィリアムズマービン・ベナードデバーン・ハンサックエバース・カブレラ

【参考2:日本に来た助っ人外国人】
ビセンテ・パディーヤ / デービッド・グリーン

◇先発
10 カルロス・ロドリゲス (ブリュワーズ傘下AAA)
24歳 ※WBC開幕時点 本職:先発 右投右打
2001年11月27日生/出身地:ニカラグア リバス
WBC2023
 2024年にメジャーデビューした期待の先発右腕。どちらかといえば変化球投手だが、速球も150km/h前後はコンスタントに投げられる。ここ1年でコントロールも大きく向上しており、代表には絶対欠かせない存在。

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27 ロナルド・メドラーノ
30歳 ※WBC開幕時点 本職:先発 右投右打
1995年9月17日生/出身地:ニカラグア マナグア
WBC2023
 近年はメキシカンリーグでもプレーしている元マイナーリーガー(最高位は2A)。球の出どころが見づらいピッチングフォームは安心感して見ていられる。

 今回の予選では台湾戦に先発し5回無失点の快投で、本戦出場に大きく貢献。2023年のWBCでもイスラエル戦で2回無失点と安定した投球を見せた。

 なおスペイン代表資格も持ち、2022年のWBC予選ではスペイン代表としてチェコと対戦。辛抱強く投げたが、惜しくもチェコに初のWBC出場を許している。

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32 オスマン・グティエレス
31歳 ※WBC開幕時点 本職:先発 右投右打
1994年12月15日生/出身地:ニカラグア レオン
WBC2023
 大柄な体格をしている2023年WBCメンバーの先発投手。2017年までマイナーリーグでプレーし、最高位はシングルAだった。

 投球スタイルは常時150km/h中盤のファストボールとスライダーのパワーピッチ。速球派の少ないニカラグアでは価値あるタイプといえる。

36 ケンワード・バートン
27歳 ※WBC開幕時点 本職:先発 右投右打
1998年8月4日生/出身地:ニカラグア ブルーフィールズ
 ロー・スリークォータースローからツーシームを多投するゴロ打たせ系投手。国内リーグでは活躍しているが、国際大会でどれほどできるか?

41 ディルマー・メヒア
28歳 ※WBC開幕時点 本職:先発、リリーフ 左投左打
1997年7月9日生/出身地:ニカラグア エル・サウセ
WBC2023
 変化量の大きいカーブがマネーピッチの左腕投手。フォーシームの球速が140km/hに満たないせいか、前回のWBCではチェンジアップと誤認されていた。

 
◇リリーバー
30 エラスモ・ラミレス (ツインズ傘下AAA)
35歳 ※WBC開幕時点 本職:リリーフ 右投右打
1990年5月2日生/出身地:ニカラグア リバス
WBC2023
 サービスタイムが9年を超すベテラン右腕。キャリアの前半は先発投手だった。レイズ時代、セーブを挙げた翌日にオープナーとして先発で登板し「エブリデイ・エラスモ」の愛称が付けられるほど連投をこなした。

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66 J.C.ラミレス
37歳 ※WBC開幕時点 本職:リリーフ 右投右打
1988年8月16日生/出身地:ニカラグア マナグア
WBC2023
 近年はメキシカンリーグで投げている元メジャーリーガー。2017年を最後に出場していないもののMLB歴6年、通算142試合・26先発の登板実績がある。

 マネーピッチはカーブ。ほかにも球種は多いが、対左打者に対しては苦手意識がある。

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90 オスカー・ラヨ (ロイヤルズ傘下AA)
24歳 ※WBC開幕時点 本職:リリーフ 左投左打
2002年1月13日生/出身地:ニカラグア マナグア
 アンダー世代の頃から国際大会に出ているリリーフ左腕。ロイヤルズ傘下に所属し、今季初めて2Aで投げる。どこまで通用するか注目したい。

14 スティベン・クルーズ (ブリュワーズ傘下A)
24歳 ※WBC開幕時点 本職:リリーフ 右投右打
2001年11月14日生/出身地:ニカラグア マナグア
 昨季初めて2Aに昇格した若手リリーバー。コントロールが格段に良くなり、評価が急上昇中。2027年中のメジャーデビューが期待されている。

62 デュケ・エベルト (タイガース傘下A)
24歳 ※WBC開幕時点 本職:リリーフ 右投右打
2001年10月29日生/出身地:ニカラグア プエルト・カベサス
WBC2023
 2023年WBCのドミニカ共和国戦で、ホアン・ソト、フリオ・ロドリゲス、ラファエル・ディバースから3者連続奪三振。その直後にデトロイト・タイガースからマイナー契約のオファーが届き、一躍注目を集めた。

 ただその後はシングルAで苦戦中。ファストボールの平均球速は145km/h前後にとどまり、上位リーグ相手には厳しい状況にある。

2 アンヘル・オバンドー
27歳 ※WBC開幕時点 本職:リリーフ 右投右打
1999年1月19日生/出身地:ニカラグア マナグア
 昨年のWBC予選でも活躍した代表常連の投手。新型コロナの流行前、ヤンキース傘下のドミニカンサマーリーグで投げていた。

37 カルロス・テジェル
39歳 ※WBC開幕時点 本職:リリーフ 左投左打
1986年10月3日生/出身地:ニカラグア マナグア
WBC2023
 若い頃に3Aまで到達したベテラン左腕。20代前半はマイナーリーグ、以降は30代半ばまでメキシカンリーグでプレーを続けた。

 2種類のスライダー(Vスラ、Hスラ)を武器にしているが、意図的に使い分けているかどうかは不明。

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78 ブライアン・トーレス
24歳 ※WBC開幕時点 本職:リリーフ 右投右打
2001年4月12日生/出身地:ニカラグア レオン
 昨年のWBC予選に出ていた若いピッチャー。現在はウィンターリーグと母国でのプレーが中心だが、新型コロナ前はパイレーツ傘下のRookieリーグでプレーしていた。

42 ダニロ・バルムデス
26歳 ※WBC開幕時点 本職:リリーフ、先発 左投左打
1999年3月22日生/出身地:ニカラグア リバス
 国内リーグで活躍する左腕投手。前回WBCでは予選メンバー入りも登板機会がなく、本戦はロスター外だった。

 
◇捕手
75 メルビン・ノボア
29歳 ※WBC開幕時点 本職:捕手 右投右打
1996年6月17日生/出身地:ニカラグア ナンダイメ
WBC2023
 2023年メンバーのイケメンのキャッチャー。長く代表チームの正捕手を務めている。守備だけでなくバッティングも長打を打てる、攻守両面で頼りになる存在。

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25 ロナルド・リベラ
32歳 ※WBC開幕時点 本職:捕手 右投右打
1993年11月28日生/出身地:ニカラグア チナンデガ
  2025年予選に参加した打撃型のキャッチャー。30歳を超えているが、ノボアとボネという二大捕手に阻まれ続け、代表経験は少ない。

 今回ボネがコーチになり、バックアップ捕手の座が巡ってきた。

 
◇内野手/ユーティリティ
23 フレディ・ザモーラ (ブリュワーズ傘下3A)
27歳 ※WBC開幕時点 本職:遊撃手 右投右打
1998年11月1日生/出身地:ニカラグア マナグア
 ブリュワーズ傘下3Aに所属する期待の内野手。高い守備力が持ち味で、マイナーでは約8割をショートで出場している。バッティングが課題とされているが選球眼は優れている。その賢いプレースタイルから、間違いなく近いうちにメジャー昇格が叶うだろう。

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5 ブランドン・レイトン
27歳 ※WBC開幕時点 本職:遊撃手、二塁手 右投右打
1998年12月17日生/出身地:ニカラグア レオン
WBC2023
 二遊間がメインの守備の達人。ニカラグア代表ではショート専任のザモーラがいるため、セカンドに入ると予想されている。

 2023年までDバックスやレッズのマイナーに所属。有望株ランキングTOP100入りはないが、ミドル・プロスペクトとして期待され、最高で3Aまで昇格した。マイナー時代は「スティーブン・レイトン」の名前でプレーしていた。

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13 マーク・ビエントス (ニューヨーク・メッツ)
26歳 ※WBC開幕時点 本職:三塁手 右投右打
1999年12月11日生/出身地:アメリカ合衆国 コネチカット州ノーウォーク
 コネティカット州生まれのメッツの若手主力選手。トッププロスペクトと目され、2022年にメジャーデビュー。2024年には27本塁打を放ち、本格的に開花した。

 ドミニカ共和国出身の父とニカラグア人の母を持ち、WBCでは3カ国の出場資格がある。本人はドミニカ共和国代表で出たいと言っていたが、あちらにはホセ・ラミレス、ラファエル・ディバース、マニー・マチャドがおり、出場機会を得られない可能性大だった。

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24 チェスラー・カスバート
33歳 ※WBC開幕時点 本職:三塁手、一塁手 右投右打
1992年11月16日生/出身地:ニカラグア コーン諸島
WBC2023
 ロイヤルズでレギュラー三塁手を務めていた元MLBプレイヤー。メジャーのロースターを外れてからは母国リーグを中心にプレーしている。

 タイプ的にスラッガーではないが、打力が課題のニカラグア代表では主軸打者として君臨している。左投手に滅法強い。

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31 エリアン・ラヨ (ジャイアンツ傘下A)
23歳 ※WBC開幕時点 本職:三塁手、二塁手 右投右打
2003年3月4日生/出身地:ニカラグア シウダー・ダリオ
 WBC予選にも出ていた若手のパワーヒッター。サードとセカンドでの出場が多いが、予選では外野手登録だった。

9 エマニュエル・トルヒージョ
24歳 ※WBC開幕時点 本職:一塁手 右投右打
2001年10月19日生/出身地:ニカラグア チナンデガ
 WBC予選にも出場した若きパワーヒッター。2020年にMLB球団と契約したが、新型コロナの影響でマイナーリーグのシーズンが中止となり、1度も公式戦出場は叶わなかった。その後はずっと国内リーグでプレーしている。

1 ベンジャミン・アレグリア
28歳 ※WBC開幕時点 本職:内野手 右投右打
1997年8月6日生/出身地:ニカラグア マナグア
WBC2023
 代表経験豊富な三塁手。2023年WBCにも出場し、昨年の予選にも参加。しかし、今回の本戦ではビエントスやジーターといった大物選手の招集が成功しており、スタメンはおろか途中出場のチャンスすらあやしい⋯

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20 ホセ・オロスコ
26歳 ※WBC開幕時点 本職:遊撃手 右投両打
1999年6月3日生/出身地:ニカラグア マタガルパ
 2025年WBC予選に出場した国内リーグ主体の内野手。本職はショートだが、予選では外野手として登録されていた。

4 ジーター・ダウンズ (福岡ソフトバンクホークス)
27歳 ※WBC開幕時点 本職:内野手 右投右打
1998年7月27日生/出身地:コロンビア サンアンドレス
 両親がデレク・ジーターにあやかって命名したことで知られる内野手。マイナー時代はトッププロスペクトとして高く評価され、ムーキー・ベッツのドジャース移籍時に交換要員となったほど期待されていた。

 ダウンズにはコロンビアのイメージしかないが、実は父親がニカラグア生まれのため出場資格があった。これまで一貫してコロンビア代表で出たいと公言していたものの、コロンビア代表からは呼ばれなかった。一転して初めてのニカラグア代表入りが実現した。

 ⇒NPB外国人名鑑パ・リーグ編2025年版 参照

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◇外野手
18 イスマエル・ムンギア (ヤンキース傘下AAA)
27歳 ※WBC開幕時点 本職:外野手 左投左打
1998年10月19日生/出身地:ニカラグア チナンデガ
 17歳でSFジャイアンツと契約し、傘下のマイナーで8年を過ごした外野手。昨季はヤンキース傘下、今季はブルージェイズに所属する。

 優れた選球眼と高いコンタクト能力が持ち味。3Aでも安定した打撃を見せているが、数合わせのような起用が続く。スプリングトレーニングにも今季含めて4回招待されているが、いまだビッグリーグの舞台には立てていない。

15 チェイス・ドーソン (メキシカンリーグ)
28歳 ※WBC開幕時点 本職:外野手、二塁手 右投左打
1997年6月12日生/出身地:アメリカ合衆国 インディアナ州チェスタートン
 2025年WBC予選に参加。MLB球団とは契約したことがなく、大学卒業後は複数の独立リーグを渡り歩いてきた。昨季は初めてメキシカンリーグに挑戦した。20代前半までは主に二塁手だったが、近年はセンターでの出場が増えている。

 生まれはアメリカ・インディアナ州。血縁にニカラグア人はいないが、ウィンターリーグに数年参加し続けて永住権を取得。WBC予選の直前に選手登録が可能になった。

99 ホアンディエゴ・モンテス
30歳 ※WBC開幕時点 本職:外野手 右投両打
1995年5月15日生/出身地:グアテマラ グアテマラシティ
WBC2023
 右投右打が並ぶニカラグア代表では貴重なスイッチヒッターで、グアテマラ出身。クセの強い口髭がトレードマーク。

 国内リーグやウィンターリーグではほぼ外野しか守っていないが、前回WBCでは内野手登録だった。ニカラグア代表のWBC初ヒットを記録した選手でもあり、グアテマラ生まれでWBCに出場した唯一の例となっている。

 なお、ホアン・モンテスと表記されることもある。

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45 オマー・メンドーサ
28歳 ※WBC開幕時点 本職:左翼手 右投右打
1997年10月30日生/出身地:ニカラグア マナグア
 2025年WBC予選に出場し、複数安打を記録する活躍を見せた外野手。身長低め・横が大きい体格だが、シングルヒットが多い。レフトしか守れないことが彼の評価を下げている。

95 クリスチャン・サンドバル
25歳 ※WBC開幕時点 本職:外野手 右投右打
2000年5月9日生/出身地:ニカラグア フイガルパ
 2025年WBC予選に参戦した若手外野手。ニカラグアのウィンターリーグでは高打率をマークしているが、こちらも単打中心の打撃スタイル。

 
◇指名投手枠
レオ・クロフォード
29歳 ※WBC開幕時点 本職:先発 左投左打
1997年2月2日生/出身地:ニカラグア プエルト・カベサス
WBC2023
 新型コロナ前にドジャースのマイナーで投げていた先発投手。平均球速は140km/h前後だが、緩急の使い方を得意としている。牽制もかなり上手い。

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ロドニー・テオピレ
26歳 ※WBC開幕時点 本職:先発 右投右打
1999年9月16日生/出身地:ニカラグア ラグナ・デ・ペルラス
WBC2023
 代表常連のカスバートと親戚関係の大柄な先発投手。2024年に2Aまで昇格したがリリースされた。

その他の選手 スターリン・オロスコ、ペドロ・トーレス
 
◇不参加、選考漏れ
ジョナサン・ロアイシガ (ニューヨーク・ヤンキース)
31歳 ※WBC開幕時点 本職:リリーフ 右投右打
1994年11月2日生/出身地:ニカラグア マナグア
WBC2023
 ヤンキースのセットアップマンを務めたメジャーリーガー。全盛期には100マイルに達するファストボールを武器としていた。

 前回WBCでは予想外に大炎上してしまい、チームに大きなショックを与えた。同年のシーズン中に右肘の”インターナル・ブレイス手術”を受けて以降、満足にコンディションが整わない。

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マウリシオ・デュボン (ヒューストン・アストロズ)
31歳 ※WBC開幕時点 本職:内野手、外野手 右投右打
1994年7月19日生/出身地:ホンジュラス サンペドロスーラ
ゴールドグラブx1
 珍しいホンジュラス出身のメジャーリーガー。有望株と期待されながら、デビュー後しばらくは打撃で苦しんだが、ついにメジャー定着を勝ち取った。

 ニカラグア代表資格の有無ははっきりしないが、ニカラグア側が帰化させて招集を画策していると報じられていた。プロ入り前のティーンエイジャーだった頃にニカラグアへ渡り、そこでトライアウトを経てMLB球団と契約した経緯もあり、多少の思い入れがあったかもしれない(?)。

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アレックス・ブランディーノ
33歳 ※WBC開幕時点 本職:投手、内野手 右投右打
1992年11月6日生/出身地:アメリカ合衆国 カリフォルニア州パロアルト
WBC2023
 かつては内野のユーティリティとして期待された元ミドルプロスペクト。メジャー通算135試合出場の実績を持ち、父がニカラグア人で代表資格を有する。

 2024年シーズン中にナックルボーラーに転向したと噂されていた。スタンフォード大時代に投手として40イニング以上を防御率2点台に抑え、メジャーでも敗戦処理で5試合登板した実績がある。WBCで二刀流として登場するところを見たかった。

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◇監督/主なコーチ/GM
監督 ダスティ・ベイカーJr.
通算rWAR:37.0
オールスターx2 ゴールドグラブx1 シルバースラッガーx2
 メジャー通算242本塁打を誇る元外野手で、引退後は監督としても手腕を発揮。サンフランシスコ・ジャイアンツ、シカゴ・カブス、ワシントン・ナショナルズ、ヒューストン・アストロズなどを率い、2022年にはアストロズでワールドシリーズ制覇を達成した名将である。

 ニカラグアに血縁はないもののマネジメント力を評価され、今回から代表監督に就任。国内リーグ中心の選手たちをどう束ねるか、その手腕に注目が集まる。

打撃コーチ ランドール・サイモン
通算rWAR:0.1
WBC2006 WBC2009
 メジャー通算49本塁打を放ち、オリックス・バファローズにも在籍した元一塁手。いい意味でキュラソー出身らしいアクロバティックな選手だった。ニカラグアにルーツはないはずだが、今回から打撃コーチに就任した。

ブルペン捕手 ロドルフォ・ボネ
通算rWAR:-
WBC2023
 Bone と綴って「ボネ」と発音する若手キャッチャー。前回WBCに選出されていたが正捕手ノボアの壁は高く、国際大会では2番手捕手要員だった。今大会はコーチに回る。

外野コーチ ジャック・ジョーンズ
通算rWAR:11.6
 2000年代にツインズとカブスで右翼手のレギュラーを務めていた。3シーズン連続で20ホーマー超、ツインズ時代はトリー・ハンターと右中間コンビを組んだ。なお、ジョーンズ本人にニカラグアのルーツはないらしい。

◇参考1:過去の名選手
 デニス・マルティネス
通算rWAR:48.7
オールスターx4 最多勝x1 最優秀防御率x1
 1976年から98年にかけて、44歳までメジャーで活躍したレジェンド右腕。4度のオールスター選出、完全試合達成、最多勝・最優秀防御率のタイトル獲得と輝かしい実績を誇る。通算245勝は、2018年にバートロ・コロンに抜かれるまで中南米出身投手最多だった。

 アルバート・ウィリアムズ
通算rWAR:6.3
 現役時代は「アル・ウィリアムズ」の名で知られた、ミネソタ・ツインズの元先発右腕。1975年にマイナーでプレーを始めたが、内戦状態にあった母国ニカラグアからアメリカへのビザ発給が得られず、やむなく反政府軍に加わりゲリラ戦に従事。そのためキャリアに数年の空白ができた。

 それでも帰国後、1980年にメジャーデビュー。1984年にはツインズの開幕投手を務め、新球場メトロドームでの記念すべき最初の1球を投じた。

 マービン・ベナード
通算rWAR:8.6
 1995年から2003年までジャイアンツに所属した外野手。通算54本塁打を放ち、当時珍しい長打力を備えたリードオフマンだった。旧本拠地キャンドルスティック・パークの最後のホームランを打ったことでも知られる。

 デバーン・ハンサック
通算rWAR:0.7
 アフリカ系ニカラグア人のハンサックは、1999年シーズンオフにアストロズと契約。当時から経歴にナゾの多い選手として密かな人気を誇っていたが、年齢を4歳サバ読んでいたことが2年目に発覚。即座に契約解除となった。

 ニカラグアに帰国後はロブスター漁で生計を立てていたが、2006年にレッドソックスと契約し、同年中にメジャー昇格。シーズン最終戦に先発すると、5回無安打投球を披露。試合は雨でコールドゲームとなり、ルール上ノーヒッターにはならなかったものの、無安打完封という快挙を成し遂げた。以降はメジャーに定着できず、3Aでの頭数確保目的で使われ続けた。

 エバース・カブレラ
通算rWAR:5.1
オールスターx1 盗塁王x1
 2012年にナ・リーグの盗塁王に輝いた俊足外野手。MLB屈指のリードオフマンのキャリアを積み上げていくと思われていたが、翌年、球界を揺るがせたバイオジェネシス・スキャンダルで禁止薬物購入が発覚し50試合の出場停止処分を受けた。

 このスキャンダルで多くの選手が摘発された中、唯一記者会見を開いて真摯に対応。涙ながらに謝罪したことでカブレラだけは許しを得られた空気になった。ただ、やはり精神的なダメージはあったのか、以降は本来の力を発揮できないままフェードアウトしていった。

◇参考2:日本に来た助っ人外国人
ビセンテ・パディーヤ (福岡ソフトバンクホークス2013)
デービッド・グリーン (近鉄バファローズ1986)