【予想】WBC2026 イスラエル代表メンバー一覧|選手名鑑


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最終更新日:2026/1/24

▼目次 – イスラエル代表選手一覧
【先発】
ディーン・クレイマーコルトン・ゴードンジャレッド・シュスターロバート・ストックアーロン・ダベンポートエバン・クラベッツケニー・ローゼンベルグジェイコブ・スタインメッツ

【リリーバー】
マックス・レイザージェイク・バードスコット・エフロスハリソン・コーエンジェイク・フィッシュマンバビー・ロスマンザック・ワイス

【捕手】
ギャレット・スタッブスC.J.スタッブスアンディ・ヤージー

【内野手/ユーティリティ】
スペンサー・ホーウィッツザック・ゲロフマット・マービスチェイス・ストランプジェイク・ゲロフベンジャミン・ローゼンガード

【外野手】
ハリソン・ベイダージョク・ピーダーソンハンター・ビショップR.J.シュレックライリー・ミラー=グリーンダルトン・ガスリー

【監督/主なコーチ/GM】
ブラッド・オースマスブラッド・ゴールドバーグ

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【不参加、選考漏れ】
アレックス・ブレグマンマックス・フリードラウディ・テレスイーライ・モーガン

【参考1:過去の名選手】
ショーン・グリーンケビン・ユーキリスライアン・ブラウンリップ・パイクアダム・グリーンバーグ


◇先発
ディーン・クレイマー (ボルティモア・オリオールズ)
30歳 ※WBC開幕時点 本職:先発 右投右打
1996年1月7日生/出身地:アメリカ合衆国 カリフォルニア州ストックトン
WBC2017 WBC2023
 イスラエル代表の先発投手と言えばこの人。オリオールズの先発ローテーションの一角を担い、3年連続で防御率4点台前半と安定しており、昨季は2年ぶりに規定投球回到達&二桁勝利を記録した。

 

 両親ともにユダヤ人で、幼少期にイスラエルに住んでいた時期がある。そのためWBCでは2大会連続で代表入りしたほか、他の国際大会にもよく呼ばれている。銀髪のせいでちょっと年齢が上に見える。

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コルトン・ゴードン (ヒューストン・アストロズ)
27歳 ※WBC開幕時点 本職:先発 左投左打
1998年12月20日生/出身地:アメリカ合衆国 フロリダ州セントピーターズバーグ
 昨季メジャーデビューを果たした左腕。ファストボールの球威はメジャー平均を下回り、力で押すタイプではない。プロ入り時はリリーフが多かったが、今は先発起用の可能性も模索されている。

 アストロズ時代に指導者として在籍していたブラッド・オースマス監督と繋がりがあり、イスラエル代表入りのオファーを受けていた経緯がある。

ジャレッド・シュスター (カージナルス傘下AAA)
27歳 ※WBC開幕時点 本職:先発、リリーフ 左投左打
1998年8月3日生/出身地:アメリカ合衆国 マサチューセッツ州ニューベッドフォード
 ブレーブス時代はそこそこ期待のロー・プロスペクトだったが、アーロン・バマー獲得の大型トレード(1対5)の一員としてホワイトソックスへ移籍。左腕リリーバー1人に対して5選手も放出したことで当時話題になったトレードだった。

 弱小ホワイトソックスに移籍後に期待されたチャンスを生かしきれず、昨季もボコボコに打たれていた。球威がメジャー平均以下であるせいでシーリングが低いと見られているフシがあり、早くもメジャー定着に暗雲が立ち込めている。

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ロバート・ストック (メッツ傘下AAA)
36歳 ※WBC開幕時点 本職:先発、リリーフ 右投左打
1989年11月21日生/出身地:アメリカ合衆国 ワシントン州ベルビュー
WBC2023
 プロ入り後はマイナー下位で4年間捕手としてプレーしていた。投手転向後にメジャーへ到達し、通算5シーズンで57試合に登板。ただ、本来の先発としての起用機会は限られ、十分なアピールはできなかった。

 昨季は4年ぶりにメジャーへ復帰したものの、2登板で防御率10.13と結果を残せずに終わっている。

アーロン・ダベンポート (ガーディアンズ傘下AAA)
25歳 ※WBC開幕時点 本職:先発 右投左打
2000年7月25日生/出身地:アメリカ合衆国 ワシントン州デュバル
 金髪ロン毛の先発ピッチャー。2021年にガーディアンズからドラフト6巡目で指名され、着実に階級を上げてきた。昨季はシーズン途中に3Aに昇格し、ローテーションを崩すことなく20試合に登板した。

 曲がりの大きいカーブが一番の武器。コントロールは破綻しているほど悪いわけではないが、それよりも球種ごとに投球フォームが違うのが気になる。

エバン・クラベッツ (レッズ傘下AAA)
29歳 ※WBC開幕時点 本職:先発、リリーフ 左投左打
1996年12月19日生/出身地:アメリカ合衆国 フロリダ州マイアミ
WBC2023
 身長2メートルを超える大型左腕。前回WBCでもイスラエル代表に選出された。2024年にメジャーデビューを果たしたものの登板は1試合にとどまり、いわゆる”カップ・オブ・コーヒー”に終わっている。

 現在は故障による長期離脱が懸念されており、コンディションが最大の不確定要素となっている。

ケニー・ローゼンベルグ (キウム・ヒーローズ)
30歳 ※WBC開幕時点 本職:先発 左投左打
1995年7月9日生/出身地:アメリカ合衆国 カリフォルニア州ミルバレー
 エンゼルスで少し投げていた、大谷さんの元チームメイト。元エンゼルスにしては日本での知名度は低めかもしれない。

 メジャー経験者にしては球が遅く、どちらかというと技巧派に分類されるか?昨季はKBO(韓国プロ野球)に行くも、夏場にクビになった。

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ジェイコブ・スタインメッツ (ダイヤモンドバックス傘下A)
22歳 ※WBC開幕時点 本職:先発 右投右打
2003年7月19日生/出身地:アメリカ合衆国 ニューヨーク州クイーンズ
WBC2023
 ダイヤモンドバックス傘下マイナーに所属する先発左腕。昨季は故障者リスト入りしたまま実戦登板ゼロに終わった。

 ドラフト3巡目でプロ入りしているが、恐らく彼がMLBドラフトでは初の正統派ユダヤ教徒(Orthodox Judaism)だと考えられている。安息日には車が使えないため球場近くのホテルに前乗りするほか、食事面でもコーシャに対応した専用食がチームから手配されている。

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その他の選手 アレックス・カッツ、ジャレッド・レイキンド、ザック・レバン、エリック・レイゼルマン

◇リリーバー
マックス・レイザー (フィラデルフィア・フィリーズ)
26歳 ※WBC開幕時点 本職:リリーフ 右投右打
1999年6月3日生/出身地:アメリカ合衆国 フロリダ州コーラルスプリングス
 2024年にメジャーデビューを果たした右のリリーフ。主な武器はスライダーとチェンジアップで、コントロールが安定している。趣味はゴルフ。

ジェイク・バード (ニューヨーク・ヤンキース)
30歳 ※WBC開幕時点 本職:リリーフ 右投右打
1995年12月4日生/出身地:アメリカ合衆国 カリフォルニア州ニューホール
 メジャー経験豊富なシンカーボーラー。前回WBCでは直前に故障し、代表入りを辞退した。イスラエル代表では勝ちパターンで起用されると思われる。

スコット・エフロス (タイガース傘下AAA)
32歳 ※WBC開幕時点 本職:リリーフ 右投右打
1993年12月28日生/出身地:アメリカ合衆国 オハイオ州ツインズバーグ
 2022年にカブスからヤンキースにやってきたサイドスロー右腕。投球フォームを生かして左右の揺さぶりを得意とする。

 2023年にヒジをやってしまいトミー・ジョン手術を受けた。昨季ようやく復帰したもののまったく本調子ではなく、ヒジ以外のコンディションも悪かった。身体にガタが来ている?

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ハリソン・コーエン (ヤンキース傘下AAA)
26歳 ※WBC開幕時点 本職:リリーフ 右投右打
1999年5月28日生/出身地:アメリカ合衆国 ニューヨーク州ニューハイドパーク
 2022年にドラフト外でヤンキース入りした実戦派リリーフ投手。2024~25年にかけては所属階級を問わず安定した投球を続け、どのレベルでも防御率2点台以下に抑えている。

 昨季は3Aにも昇格し、数字だけ見ればいつメジャーにコールアップされても不思議ではない投球内容だった。大学時代は先発投手だった。

ジェイク・フィッシュマン (メキシカンリーグ)
31歳 ※WBC開幕時点 本職:リリーフ 左投左打
1995年2月8日生/出身地:アメリカ合衆国 マサチューセッツ州シャロン
WBC2023
 変則フォームの左腕リリーバー。前回WBCのほか、東京オリンピックでもイスラエル代表として出ていた。

 2022年にメジャーで7試合に登板した後、2023年以降はメキシカンリーグでプレーしている。

バビー・ロスマン (メキシカンリーグ)
33歳 ※WBC開幕時点 本職:リリーフ 右投両打
1992年6月29日生/出身地:アメリカ合衆国 カリフォルニア州ラ・ハブラ
WBC2023
 右のリリーフ投手。メジャーでは通算1試合登板にとどまり、1イニング2失点の記録が残っている。以降はメキシカンリーグでプレーしており、キャリアの流れはフィッシュマンと近い。国際大会ではブルペンの一角としていつも名前が挙がる。

ザック・ワイス
33歳 ※WBC開幕時点 本職:リリーフ 右投右打
1992年6月16日生/出身地:アメリカ合衆国 カリフォルニア州アーバイン
WBC2023
 スライダーを得意球にしているリリーフ右腕。UCLA在学中にカレッジワールドシリーズ制覇を経験し、2021年の東京五輪、2023年WBCではイスラエル代表として登板した。エンゼルスで大谷と同僚だった期間があるため、ちょっとだけ日本でも名が知られている。

 90マイル中盤のファストボールを持ち、マイナーでは高い奪三振率を誇る。昨季はメジャー昇格には至らなかったが、フルシーズンをAAAでプレーした。

その他の選手 ロブ・カミンスキー、ライアン・シェリフ、ジョシュ・ウルフ、ジェイク・ミードニック

◇捕手
ギャレット・スタッブス (フィラデルフィア・フィリーズ)
32歳 ※WBC開幕時点 本職:捕手 右投左打
1993年5月26日生/出身地:アメリカ合衆国 カリフォルニア州サンディエゴ
WBC2023
 守備力を最大の武器とするメジャーリーガー捕手。かなりの守備型キャッチャーで、打撃面では苦戦が続いている。弟のC.J.も同じ捕手の元メジャーリーガー。

 かなり前からイスラエル代表で出たいと明言しており、ユダヤ系のルーツを大事にしている。ちなみに前回WBCでも代表入りしたものの出番は1試合のみ、しかも三塁手での起用だった。

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C.J.スタッブス (FA)
29歳 ※WBC開幕時点 本職:捕手 右投右打
1996年11月12日生/出身地:アメリカ合衆国 カリフォルニア州サンディエゴ
WBC2023
 兄ギャレットと同様、守備偏重型のキャッチャー。2024年に念願のメジャーデビューを果たしたが、昨季は2Aでも打てずシーズン後にFAに。

アンディ・ヤージー (カージナルス傘下AAA)
27歳 ※WBC開幕時点 本職:捕手、一塁手 右投左打
1998年7月5日生/出身地:カナダ オンタリオ州トロント(ノースヨーク)
 カナダ代表に選ばれる可能性もあるユダヤ系カナダ人の大型スラッガー。恵まれた体格から生み出される長打力が魅力で、捕手だけでなく一塁手でも起用されている。プロ入り最初のダイヤモンドバックスでは、むしろ一塁手としての出場機会が多かった。

その他の選手 ジョーダン・ディッシン、ジェイソン・アグレスティ、タル・エレル

◇内野手/ユーティリティ
スペンサー・ホーウィッツ (ピッツバーグ・パイレーツ)
28歳 ※WBC開幕時点 本職:一塁手、二塁手 右投左打
1997年11月14日生/出身地:アメリカ合衆国 メリーランド州ティモニウム
WBC2023
 2023年にメジャー初昇格後、結果を残しているレギュラー一塁手。最大の強みは優れた選球眼で、出塁率の高さが際立つラインドライブヒッターである。長打力は中程度だが、打線につながりを持たせることができる。

 また一塁守備の評価も高く、マイナーリーグのゴールドグラブ賞を受賞している。

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ザック・ゲロフ (アスレチックス)
26歳 ※WBC開幕時点 本職:二塁手 右投右打
1999年10月19日生/出身地:アメリカ合衆国 デラウェア州リホボスビーチ
WBC2023
 右投右打の攻守バランス型内野手。主に二塁・三塁を守り、パワーと走力を兼ね備えている。出場すればイスラエル代表の主力になりうる。

 一方レギュラーシーズンでは守備は良いものの、もとの期待値に対してバッティングでは活躍できていない。昨季は春季キャンプで右手を骨折し、リハビリ中に肋骨も痛めて長期離脱。復帰後も9月に左肩を脱臼…と故障が相次いだ。WBCは所属球団からNGかな。

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マット・マービス (ナショナルズ傘下AAA)
27歳 ※WBC開幕時点 本職:一塁手 右投左打
1998年4月16日生/出身地:アメリカ合衆国 ワシントンDC
WBC2023
 元トッププロスペクトだった左打ちの長距離砲。メジャーデビュー後は壁にぶち当たり、定着できないまま戦力外になった。イスラエル代表では中軸候補。

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チェイス・ストランプ (カブス傘下AAA)
27歳 ※WBC開幕時点 本職:内野手 右投右打
1998年3月8日生/出身地:アメリカ合衆国 ジョージア州アトランタ
 パワー寄りのバッティングをする右打の内野手。選球眼とパワーを両立しており、大学時代から一貫して高い出塁率をマークしてきた。守備では内野の複数ポジションをこなす柔軟性が評価されている。

 UCLA出身で、かつては大学球界有数のスラッガーとしてドラフト2巡目指名を受けてプロ入りした。メジャーデビュー間近ではあるが、年齢も上がってきており勝負どころを迎えている。

ジェイク・ゲロフ (ドジャース傘下A+)
24歳 ※WBC開幕時点 本職:三塁手、二塁手 右投右打
2002年2月25日生/出身地:アメリカ合衆国 デラウェア州ルイス
 ザック・ゲロフの弟。長打力を武器にしているが、守備範囲の面からショートは守れない。捕手のスタッブス兄弟もそうだが、こちらも兄弟でプレースタイルがよく似ている。

ベンジャミン・ローゼンガード (パイオニアリーグ)
26歳 ※WBC開幕時点 本職:内野手 右投左打
2000年1月18日生/出身地:アメリカ合衆国 イリノイ州シカゴ
 2023年にイスラエル国籍を取得し、WBC出場を目指している知的な内野手。現在は独立リーグで活躍しており、昨季はパイオニアリーグで約300打席に立って打率.463!

 高校時代から学業成績が凄く、英語・スペイン語・ヘブライ語のほか中国語と日本語もしゃべる多言語話者。将来は外交官を志していると言われ、人間性の高さからチーム内外で厚い信頼を集めている。

その他の選手 マイケル・ウィーランスキー、ノア・メンドリンガー、チェイス・エンゲルハード

◇外野手
ハリソン・ベイダー (FA(前フィリーズ))
31歳 ※WBC開幕時点 本職:中堅手 右投右打
1994年6月3日生/出身地:アメリカ合衆国 ニューヨーク州ブロンクスビル
ゴールドグラブx1
 守備はうまいが打撃はフリースインガーのハッスル系外野手。カージナルスで数年プレーした後はジャーニーマンになっているが、どのチームでも常にレギュラーを勝ち取ってきた。父親がユダヤ人。

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ジョク・ピーダーソン (テキサス・レンジャース)
33歳 ※WBC開幕時点 本職:指名打者、外野手 左投左打
1992年4月21日生/出身地:アメリカ合衆国 カリフォルニア州パロアルト
オールスターx2 WBC2013 WBC2023
 右腕に強い、というべきか左腕に弱いというべきか、極端なプラトーン起用をされている左の強打者。2019年にシーズン36本塁打のうち35本を右腕から放つという偏った成績を残した影響で、ここ数年は左腕投手の試合にまともにスタメン出場させてもらえていない。

 近年は外野手より指名打者メインになってきている。これまでグラウンド内外でよくニュースになるタイプの選手だったが、昨季はあまり話題を聞かなかった。

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ハンター・ビショップ (ジャイアンツ傘下AAA)
27歳 ※WBC開幕時点 本職:外野手 右投左打
1998年6月25日生/出身地:アメリカ合衆国 カリフォルニア州サンカルロス
 パワーはあるが伸び悩んでいる素材型・再浮上待ちの外野手。2019年ドラフト全体10位指名を受けた元トッププロスペクトで、当時はメジャーのレギュラー程度なら確実と言われるほど期待されていた。

 しかし、マイナー上位に来てからは持ち前のパワーを発揮できず、明らかに伸び悩んでいる。いつのまにか27歳になり、いまだメジャー未昇格とは予想できなかった。

R.J.シュレック (ブルージェイズ傘下AAA)
25歳 ※WBC開幕時点 本職:外野手 右投左打
2000年7月12日生/出身地:アメリカ合衆国 カリフォルニア州ロサンゼルス
 大学時代はまったく無名だったが、デューク大から最終学年でバンダービルト大に編入すると一気に開花。打率.306・14本塁打・59打点の好成績を挙げ、ドラフト9巡目でプロ入りが叶った。

 高い出塁率と長打力が魅力。そのうえ守備もうまく、MLB公式のマイナーリーグ好プレー動画に何度か取り上げられたことがある。肩も強い。今季中のメジャー昇格が濃厚。

ライリー・ミラー=グリーン (ホワイトソックス傘下A+)
25歳 ※WBC開幕時点 本職:外野手 右投右打
2000年9月4日生/出身地:ロシア連邦 トムスク
 数少ないロシア生まれの外野手。シベリアで生まれ、幼少期にアメリカ人夫婦のもとへ養子に出された。高校時代にバージニア州のMVPを受賞し、大学も屈指のパワーヒッターとして名が知られる選手で、”シベリアの本塁打王”と呼ばれていた。

 身長198cmの恵まれた体格だけでなく、野球よりも凄いのが学業成績。大学在学中はGPA4.00(全科目A評価)を卒業まで維持し続けた超エリートでもある。

ダルトン・ガスリー (アトランティックリーグ)
30歳 ※WBC開幕時点 本職:外野手、三塁手 右投右打
1995年12月23日生/出身地:アメリカ合衆国 フロリダ州サラソタ
 メジャーの元リリーフ右腕だったマーク・ガスリーの息子。俊足と守備力を売りに、2023年にメジャーデビューを果たしたがほぼマイナー暮らしで、昨季はアトランティックリーグ行き。

 近年は外野での出場が増えつつあるが、プロ入り後はショートメインだったほど守備面の評価が高かった。今でも内外野どこでも出場可能。

その他の選手 サム・ビラー、ザック・レベンソン、マイケル・スナイダー
◇不参加、選考漏れ
アレックス・ブレグマン (シカゴ・カブス)
31歳 ※WBC開幕時点 本職:三塁手 右投右打
1994年3月30日生/出身地:アメリカ合衆国 ニューメキシコ州アルバカーキ
オールスターx3 ゴールドグラブx1 シルバースラッガーx1
 現役では指折りの攻守に優れた三塁手。長年アストロズの中心選手として活躍してきたせいか、昨季レッドソックスでの赤いユニフォーム姿は違和感が凄かった。

 今大会こそメンバー入りを期待する声が高まっていたが、アメリカ代表としての出場が決定。正直、フリードとこの人はイスラエル代表で出てもらうには大物すぎる。

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マックス・フリード (ニューヨーク・ヤンキース)
32歳 ※WBC開幕時点 本職:先発 左投左打
1994年1月18日生/出身地:アメリカ合衆国 カリフォルニア州サンタモニカ
オールスターx3 ゴールドグラブx4 シルバースラッガーx1 最多勝x1
 天は二物を、いや三物を与える超絶イケメン大物メジャーリーガー。ヤンキース移籍1年目の昨季は19勝を挙げ、名実ともにエースとして活躍した。

 ブレグマンと同じくアメリカ、イスラエル両代表の資格を持つことから常に去就が話題となってきたが、今年に入ってWBCアメリカ代表を辞退すると報じられている。

 ただしこの件、イスラエル代表については参加しないと一言も言っていない・・・とはいえ、ケガ人だらけのヤンキース先発陣の状況下では、WBCのせいで故障離脱しようものなら誹謗中傷だらけになるのは目に見えている。不参加はやむをえないだろう。

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ラウディ・テレス
29歳 ※WBC開幕時点 本職:一塁手 右投右打
1996年5月13日生/出身地:アメリカ合衆国 カリフォルニア州サクラメント
 ユダヤ系メキシコ人の一塁手。前回大会と同じく、メキシコ代表入りを選択した。

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イーライ・モーガン (FA(前カブス))
29歳 ※WBC開幕時点 本職:リリーフ 右投右打
1996年5月13日生/出身地:アメリカ合衆国 カリフォルニア州ランチョパロスベルデス
 2021年のメジャーデビューから色々と変わったリリーフ右腕。プロ入りからメジャー2年目までは先発だったが、途中でリリーフに転向。それまで球は速くない平均的な投手だったのが、”バックスバニー”の愛称のチェンジアップをごり押しする投球スタイルにシフト。そしてデビュー当時は髪が短くてティーンエイジャーにも見えたが、いつの間にかフルビアード(full beard)を蓄えた野人のような風貌に。変わりすぎやろ!

 なお、今回のWBCイスラエル代表予想ロースターでは、様々な媒体でモーガンの名前が挙がっているが、本人はクリスチャンであることを公言している。ユダヤ教徒ではないと自己認識している選手については、迷ったがMLB名鑑.comではイスラエル代表候補から除外と判断した。

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◇監督/主なコーチ/GM
監督 ブラッド・オースマス
通算rWAR:6.5
オールスターx1 ゴールドグラブx3
 2013年大会以来、久々にイスラエル代表監督に復帰した元オールスター捕手。もとは前回大会から引き続きイアン・キンズラーが監督を務める予定だったが、昨年途中で方針が変わり、オースマスが指揮を執ることとなった。

 現役時代は守備力とリーダーシップに定評があり、引退後はMLBで監督・ベンチコーチとしての経験も積んでいる。母親がユダヤ人。

投手コーチ ブラッド・ゴールドバーグ
通算rWAR:-0.3
WBC2017
 2017年に11試合に登板した元メジャーリーガー。同年のWBCイスラエル代表ではクローザーを任されていた。

 前回大会ではアーロン・ライヒマンが投手コーチを担当していたが、今季からロッキーズの投手コーチに栄転。後釜にゴールドバーグがおさまった形だ。

◇参考1:過去の名選手
 ショーン・グリーン
通算rWAR:34.7
オールスターx2 ゴールドグラブx1 シルバースラッガーx1 WBC2013
 イスラエル系メジャーリーガーを代表する名外野手。ブルージェイズやドジャースを中心に長年主軸として活躍した。2001年に49本塁打を放っているが、ドジャースタジアムが今よりもっと投手有利だった頃で大きな価値があった。その後に打撃成績を落としてからは、高年俸だったこともあってかなりのバッシングを受けていた。MLB史に残る1試合4本塁打も達成しており、間違いなくメジャー史に残る名プレイヤーだった。

 ケビン・ユーキリス
通算rWAR:32.4
オールスターx3 ゴールドグラブx1
 『フォアボールのギリシャ神』として注目を浴びた出塁率オバケ。メジャーデビュー直前はマネー・ボールが出版、上映され、出塁率を重視することになった時代で、その中で実際にビーンGM(アスレチックス)がレッドソックスにいたユーキリスをしきりに欲しがっていた様子が描かれていた。レッドソックスでデビューしたユーキリスは卓越した選球眼に長打力も磨き、守備でも一・三塁を高いレベルで守った。レッドソックスが調子が良かった2000年代を支えた名プレイヤーだった。現役最終年の2014年には楽天イーグルスでプレーした。

 ライアン・ブラウン
通算rWAR:47.2
 ブリュワーズ一筋で活躍した強打の外野手。2007年に新人王、2011年にはナ・リーグMVPを受賞し、球界を代表するスラッガーとして君臨した。

 ユダヤ系選手として初のMVP受賞者であったが、当時の打撃成績はマット・ケンプを下回っていた。後にドーピング疑惑が浮上し、その後検査方法の隙をついて無罪に持ち込もうとする姿勢が大きな批判を浴び議論を予備、光と影があった。

 リップ・パイク
通算rWAR:14.2
MVPx1 新人王 オールスターx6 シルバースラッガーx5 ホームラン王x1
 1870~80年代に強打と俊足で鳴らした、メジャーリーグ黎明期を代表する名選手。ユダヤ人初のメジャーリーガーだとされており、歴史的に極めて重要な人物である。

 1試合しか出ていないが、8歳年下の弟イスラエル・パイクも元メジャーリーガー。

 アダム・グリーンバーグ
通算rWAR:0.0
WBC2013
 MLB史に残る特異なキャリアを持つ外野手。メジャーデビュー初打席の初球、いきなり頭部死球を受けて脳震盪を起こし、それが原因で野球選手としてのキャリアが終わった。だが、彼の境遇を知ったファンの間で署名活動が起こり、2012年にマリーンズと1日だけメジャー契約を締結。再びメジャーの公式戦で打席に立った。

 ちなみに、2度のメジャー出場はいずれも代打だったため、Baseball Reference での彼のポジション表記は”Pinch Hitter” となっている。