Taylor Hearn (フルネーム/Taylor Lynn Hearn)Embed from Getty Images 1994-08-30生|198cm104kg|先発、リリーフ 左投左打出身地/アメリカ合衆国 テキサス州ロイスシティドラフト/2015年WSH5巡目(全体164位)指名メジャーデビュー/2019-4-25 ■選手紹介4年連続でドラフト指名されるという変わった経歴を持つサウスポー。球種と制球力の点でリリーフ向きと評されることがあるが、希望の先発投手として生き残れるだろうか?2021年後半からテキサス・レンジャースの先発陣の一角としてまずまずのピッチングをしている。昼間の試合に強い。テキサス州のど田舎で育ち、4歳から野球を始めた。地元の高校在籍時の2012年にドラフト22巡目指名されたが大学で野球をやるため進学。2013・14年にもドラフト指名されていずれも拒否。2年課程終了後、編入先のオクラホマ・バプテスト大学で1年を過ごし、2015年にワシントン・ナショナルズにドラフト5巡目指名で入団した。入団から1年たたないうちにトレードの駒となり、ピッツバーグ・パイレーツに移籍。2018年には地元であるレンジャースへトレードされた。レンジャースではAA・AAAで多くの登板機会に恵まれ、翌年6月にメジャー初登板が決まった。わずか1アウトしか奪えない間に5失点(自責点4)を喫するホロ苦いデビューとなったが、次の日に左ヒジを検査すると疲労骨折していたことがわかった。2021年にメジャーで42試合・104イニングに登板。7月半ばから先発として起用され、先発投手としては4勝4敗・防御率は5点台だったが課題の与四球率は2.65と安定したピッチングを見せた。ピッチングは92~95マイルのノビのあるフォーシームが最大の武器。調子が良いときは99マイルを計時することもある。変化球はスライダーとチェンジアップがあり、2021年からはツーシームも投げ始めた。フォーシーム以外の球種はまだまだで、苦しい場面でフォーシームに頼りがちになるのが課題。特にツーシームは、これまで歩の悪かった右打者を抑えるカギになりそうだ。地元のロイスシティでは英雄扱いされている。2017年2月23日に式典が行われ、母校ロイスシティ高校での背番号21が永久欠番となると同時に、"テイラー・ハーンの日"が制定された。また、2022年は本拠地での開幕戦に先発登板することになり、ロイスシティの住民たちは大いに喜んだ。寄稿日:2022-05-16 最終更新日:2022-05-16 オールスター:なし主な表彰:なしタイトル:なし▼エンゼルス相手にキャリア最長7イニングスを投げるテイラー・ハーンVIDEO . ▼レギュラーシーズン個人成績年 チーム 試 勝 敗 セ 防御率 イニング 安 責 本 四 死 三振 WHIP K/BB2019 TEX 1 0 1 0 108.00 0.1 3 4 0 4 0 0 21.00 0.002020 TEX 14 0 0 0 3.63 17.1 13 7 2 11 1 23 1.38 2.092021 TEX 42 6 6 0 4.66 104.1 96 54 17 42 3 92 1.32 2.19