1日休みをはさんで、今日からボルティモア・オリオールズとの3連戦。オリオールズの先発陣でまともなのはジョン・ミーンズのみ。他の投手は他球団なら全員とっくにDFAされているレベルで、ア・リーグ最低勝率に沈む最大の原因になっている。
というわけで今回は相手打線の方にスポットを当ててみたいと思う。大谷翔平は2戦目に登板予定だ。
【予想オーダー】
1番 中堅、セドリック・ムリンズ
投はミーンズ、打はムリンズがオリオールズの顔と言える存在になった。今季は開幕から走攻守に活躍、オールスターに選出され、前半戦はOPS9割超え。シーズン成績も30-30に手が届きそうな勢いでチームを牽引している。ただし直近数試合は調子を落としている。
2番 DH、ライアン・マウントキャッスル
日本のネット掲示板で山城さんと呼ばれている新人一塁手。ウリは長打力。三塁と左翼も平均以下だが守ることができる。
3番 一塁、トレイ・マンシーニ
大腸がんの治療から復帰したことで有名な長距離砲。2019年に35ホーマーを放っている。右投手に滅法強い。
4番 左翼、アンソニー・サンタンダー
ルール5ドラフトでオリオールズに加入。2018年に打ちまくり、上位打線を担うようになった。ルール5ドラフトの成功例としてよく名前が挙がる。変化球に手が出やすく選球眼が良くない弱点はデビュー以来解消されていない。
5番 右翼、D.J.スチュワート
開幕時点のチーム構想ではレフトのレギュラーにオースティン・ヘイズが入る予定だったが、不調により対右投手にスチュワート、対左にヘイズのプラトーン起用となっている。元ドラフト1巡目。
6番 二塁、ラモン・ウリアス
2020年スプリングトレーニング序盤に拾ってきた小柄なメキシコ人内野手。昨年メジャーデビューした。パワーはあまりないが広角に打ち分ける能力がある。弟のルイス・ウリアスの方が有名で、すでに2018年にメジャーデビュー済み。
7番 捕手、ペトロ・セベリーノ
ドミニカ出身のキャッチャー。守備型のキャッチャーという評価だが打撃力もそれなりにある。待ち球系で三振が多い代わりに四球も選ぶ。
8番 三塁、ケルビン・グティエレス??
それまでレギュラーを張っていたマイケル・フランコが一昨日DFAされたためサードのポジションは無名のマイナーリーガーが務めるとみられる。
9番 遊撃、リッチー・マーティンorホルヘ・マテオorジャーメイ・ジョーンズ??
レギュラー不在の遊撃手には若手の争い。皆伸びしろがあるが現状いずれも平均以下の打力しかない。ジョーンズが入った場合はセカンドに就き、ウリアスがショートを守る。
なお、予想先発投手は御覧の通り。パドレス2連戦ではダルビッシュ有が出てくる可能性もある。(※日付は現地時間)
対ボルティモア・オリオールズ @オリオールパーク・アット・カムデンヤーズ
8/24(火) スペンサー・ワトキンス
8/25(水) ディーン・クレイマー?
8/26(木) キーガン・エイキン
対サンディエゴ・パドレス @エンゼル・スタジアム
8/27(金) クレイグ・スタンメン
8/28(土) ?
8/29(日) 休み
ベースボーラー <MLB名鑑.com専属コラムニスト>