40号を放ちMVP獲得に現実味を帯びてきた大谷翔平。今週末は敵地プログレッシブフィールドでのクリーブランド・インディアンス戦が行われる。3連戦で登板予定の予想先発投手を紹介しよう。※日付はすべて現地時間
対クリーブランド・インディアンス @プログレッシブ・フィールド
8/20(金) サム・ヘンジェス
2014年に高卒でドラフト4巡目入団した生え抜き先発左腕。今年メジャーデビューを果たしたが、実力的にはまだAAレベル。今年のインディアンスは先発投手陣に故障が相次いでおり、無名のマイナーを複数メジャーデビューさせている。ヘンジェスもその1人で、このレベルの投手を使わざるを得ないところにインディアンスの台所事情の苦しさが伺える。5月に大谷との対戦で特大ホームランを打たれているが、打たれた球があまりに高く外れたクソボールだったため日米で話題になった。
8/21(土) トリストン・マッケンジー
Embed from Getty Images鉛筆みたいな身体からテンポよくストライクゾーンに投げ込む。2015年にドラフト1巡目(戦力均衡ラウンドA)で指名された有望株で、契約金230万ドルはこの年指名された高卒投手で最高額だった。フォーシームは91~95マイルと速くないが長い腕を生かしたフォームで球持ち・回転数がハイレベル。メジャー初年度の2020年は防御率3点台と好結果も、今季序盤はフォアボールを出しまくり一時AAAに降格。昇格後はコントロールは良くなったが昨年ほど球にキレがなく、2年目のジンクスに嵌まったように見える。
8/22(日) カル・クアントリル
Embed from Getty Images今シーズンがメジャー3年目の有望株先発右腕。パドレスの元ドラフト1巡目選手で昨年マイク・クレベンジャーとのトレードで移籍してきた。父親は主にリリーフ投手として841試合に登板したポール・クアントリル。スピードを抑え気味のシンカー主体だった父と違い、息子は平均95マイルの2種類の速球(フォーシーム・ツーシーム)とカッター、スライダー、チェンジアップで押す強気のピッチングを見せる。実はスタンフォード大学出身の秀才。
8/23(月)はオフ。24(火)からは敵地でボルティモア・オリオールズ3連戦、エンゼル・スタジアムに戻ってパドレス2連戦。
対ボルティモア・オリオールズ @オリオールパーク・アット・カムデンヤーズ
8/24(火) スペンサー・ワトキンス
8/25(水) ホルヘ・ロペス
8/26(木) キーガン・エイキン?
対サンディエゴ・パドレス @エンゼル・スタジアム
8/27(金) ライアン・ウェザーズ
8/28(土) ?
ベースボーラー <MLB名鑑.com専属コラムニスト>