MJ Melendez (フルネーム/Mervyl S. Melendez)Embed from Getty Images1998-11-29生|185cm86kg|三塁手、指名打者、右翼手 右投左打出身地/アメリカ合衆国 フロリダ州デイトナビーチドラフト/2017年KC2巡目(全体52位)指名メジャーデビュー/メジャー経験なし |
■選手紹介弱点だった荒い打撃を克服し、評価が急上昇している強肩キャッチャー。初めてのAAA級でも猛打が止まらず、2021年にAA・AAA2階級で41本塁打・103打点と打ちまくった。MJはマービルジュニアの略でフルネームは"マービル・サビエル・メレンデス"。弟のジェイデン・メレンデスもキャッチャー。MJの父マービルはプエルトリコのカロリーナで生まれ育ち、13歳でフロリダ州オーランドに移住した。母親はプエルトリコの首都サンファン生まれで5歳の時にこちらもフロリダへ渡ってきた。父マービルはフロリダの大学で野球をやっていて、その後指導者になり、アラバマ州の高校でコーチに就任。2013年にはベースボール・アメリカに"40歳未満の監督トップ10"に選ばれた。その後、フロリダ国際大学から猛烈なオファーがあり指導することになった。MJはアラバマ州の高校でプレーしていたが、父親がフロリダ国際大に招かれたため、シニア(4年生)になってフロリダ州の高校に転校した。卒業後に父親が指導するフロリダ国際大への進学が内定していたが、ロイヤルズからドラフト2巡目指名。熟考の末、高卒でプロへ進むことを決めたロイヤルズへの入団を決めた。マイナー1年目から長打力と強肩を披露。A+で脅威の盗塁阻止率60%(60回中36捕殺)を記録している。一方でバッティングは三振率が30%を超える粗削りな面があった。しかし、マイナーの特任打撃コーチに就任したマイク・トサールに徹底的に打撃改造を受ける。上半身の回転やレッグキックを大きく修正し、アプローチが大きく改善した2021年はマイナーリーグ最多の41本塁打を記録。以前の予想より大幅に速い2022年序盤にメジャー昇格、故障離脱したサルバドール・ペレスやカム・ギャラガーの穴を埋めている。ちなみに、トサール打撃コーチからは過去にホルヘ・ソレアとペレスも指導を受けており、メレンデスもホームランキングに輝く日が来るのかもしれない。ただし正捕手にはペレスが健在なため、サードや外野守備の猛特訓が必要だ。寄稿日:2022-06-20 最終更新日:2022-06-20 |
オールスター:なし主な表彰:なしタイトル:なし▼難しい変化球をキャリア初ホームランに仕留める、急成長中のMJ・メレンデス▼MJ・メレンデスの強肩とニッキー・ロペスの流れるようなタッチプレー |
▼レギュラーシーズン個人成績年 チーム 試 打席 安打 2B 3B 本 打点 四 死 三振 盗 打率 出塁 長打(~2021年メジャー経験なし) |