ミゲル・アンドゥーハー


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Miguel Andujar (フルネーム/Miguel Enrique Andujar)

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1995-03-02生|183cm96kg|外野手、三塁手 右投右打

出身地/ドミニカ共和国 サン・クリストバル州サン・クリストバル

プロ入り/2011年7月NYY契約

メジャーデビュー/2017-6-28
■選手紹介

大谷翔平と新人王争いを繰り広げた日本でも知名度の高いドミニカ人外野手。2018年にニューヨーク・ヤンキースで素晴らしい打撃成績を残し、大谷に次ぐ2位の新人王投票を集めた。しかし翌年以降はいくつかの大きな故障が打撃に悪影響を及ぼし、居場所を失った。サードの守備指標も壊滅的で、適性がありそうなコーナー外野手に転向し再起を図っている。

ドミニカ共和国のサン・クリストバル出身のアンドゥーハーは、2011年7月に国際FAとしてヤンキースと契約。トリプルAでの好調な打撃を認められ、22歳となった2017年にメジャーに昇格。ルーキー資格を残した2018年にサードのレギュラーになり、打率.297・27本塁打・92打点をマーク。新人王は大谷翔平に譲ったものの同僚のグレイバー・トーレスを上回る2位の得票数を集めた。

しかし翌年、春先に右肩関節唇の部分断裂が見つかる。ここで手術ではなくリハビリを選択したことが凶と出てしまった。復帰後はハードヒッティングが鳴りを潜め、12試合で打率.128・本塁打ゼロ。サードのレギュラーも移籍組のジオ・ウルシェラに奪われた。翌年も手首を痛めるなど万全な状態にならず、打席での怖さが戻ることはなかった。2019年以降ヤンキースでの出場はわずか105試合に留まり、2022年シーズン途中にピッツバーグ・パイレーツへと放出された。

新天地のパイレーツではトリプルAでは打率.338・16本塁打・OPS.941と復調の兆しを見せたが、メジャーのロスターに残れずDFAとなった。

【選手としての特徴】
技術より才能でプレーしている感が拭えないプレースタイルで、プルヒッティング・早打ちだが空振りも多い。選球眼の悪さはそのままにケガでスイングスピードが失われ、長打力のないフリースインガーとなってしまった。ルーキーイヤーはサードのレギュラーだったがメジャーワーストレベルの守備が露呈し、レフトへ転向している。

【その他】
ヤンキースを出される直前の2022年3月、故郷サンクリストバル島で強盗に遭う不運に見舞われた。帰省先の実家の農場にいたところを突然2人組に銃を突き付けられ、アンドゥーハーは暴行を受けた。また一緒にいた親戚は指を撃たれ、父親のSUVと金のネックレス(7,000ドル相当)が奪われてしまった。

寄稿日:2023-11-12 最終更新日:2023-11-12
オールスター:なし

主な表彰:なし

タイトル:なし

▼レギュラーシーズン個人成績

年  チーム 試 打席 安打 2B 3B 本 打点 四 死 三振 盗 打率 出塁 長打

2017 NYY  5  7  4  2 0  0  4  1 0  0  1 .571 .625 .857

2018 NYY 149 573 170 47 2 27 92 25 4 97  2 .297 .328 .527

2019 NYY 12  47  6  0 0  0  1  1 0 11  0 .128 .143 .128

2020 NYY 21  62  15  2 1  1  5  3 0  9  0 .242 .277 .355

2021 NYY 45 154  39  2 0  6 12  7 0 28  0 .253 .284 .383