ルイス・ギヨーメイ


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Luis Guillorme (フルネーム/Luis Miguel Guillorme)

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1994-09-27生|178cm86kg|二塁手、三塁手、遊撃手 右投左打

出身地/ベネズエラ 首都地区カラカス

ドラフト/2013年NYM10巡目(全体296位)指名

メジャーデビュー/2018-5-11
■選手紹介

パワーは無いが屈指の選球眼を持つ万能内野手で、メジャーには少ない曲者タイプ。マイナー時代からホームランは少なかったが三振と同じくらい四球を稼ぐ。打席での粘り強さに定評があり、カージナルスのジョーダン・ヒックスとの対戦で22球投げさせたことがある。セカンドの守備は堅くフランシスコ・リンドーアとの連携も(某選手と違い)良好で、ほかにサードとショートに入ることも可能。色だけが違う同じ型のグローブを何種類も持っている。感情を表に出すのを好まず常に冷静にフィールドを見渡している。

ギヨーメイはベネズエラのカラカスで生まれたが、12歳のときに家族でフロリダに移住し、ドラフトに掛かってプロ入りしている。故郷のオマール・ビスケルが好きな選手で、同じ背番号13を好んで付けている。守備がうまいのはビスケルの影響かもしれない。祖父母がスペインからの移民でギヨーメイは二重国籍を持っていて、2016年にスペイン代表チームに参加してヨーロッパ野球選手権大会に出場している。

2013年にメッツにドラフト10巡目で入団。ショートを守っていたが同じチームにいた超有望株のアーメッド・ロサリオが優先され、ギヨーメイはメインポジションをセカンドに移した。17年のスプリングトレーニングでダグアウトに飛んできたバットを片手でキャッチし、このシーンが大きく取り上げられメジャーデビューする前に有名になった。その翌年18年、毎年マイナーの階級を上がっていたギヨーメイはシーズン中にメジャー昇格を果たした。デビューから2年間は限られた出場機会に適応できなかったが、次第に好守で持ち味を発揮し、マルチな活躍ができる選手として一目置かれるようになった。

22年、ローリングス社が表彰するゴールドグラブ賞に、同年から従来の9ポジションに加えてユーティリティにも授与することが発表された。受賞歴のあるトミー・エドマンが最有力だが、捕手兼外野手のドールトン・バーショとともにギヨーメイにもチャンスがあり、初めてのタイトル獲得も夢ではない。

なお、メジャーリーガーには立派なヒゲを蓄える選手が多いが、ギヨーメイもそのひとり。18か19歳あたりからヒゲで遊ぶようになり、最初の頃はフー・マンチュウヒゲや山羊ヒゲ、ハンドルバーなどを生やし、飽きたら違うヒゲを試していた。2022年の初めに一回剃ったがしっくりいかなかったらしく再び生やしている。

寄稿日:2022-09-14 最終更新日:2022-09-14
オールスター:なし

主な表彰:なし

タイトル:なし

▼涼しい顔でバットをキャッチするギヨーメイ

▼1打席で22球投げさせるギヨーメイ

▼堅い内野守備にも定評があるルイス・ギヨーメイ

▼レギュラーシーズン個人成績

年  チーム 試 打席 安打 2B 3B 本 打点 四 死 三振 盗 打率 出塁 長打

2018 NYM 35  67  14  2 0  0  5  7 0  3  1 .209 .284 .239

2019 NYM 45  61  15  4 0  1  3  7 0 14  0 .246 .324 .361

2020 NYM 30  57  19  6 0  0  9 10 0 17  2 .333 .426 .439

2021 NYM 69 132  35  3 0  1  5 23 0 23  0 .265 .374 .311