カリル・リー


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Khalil Lee (フルネーム/Khalil Rashad Lee)

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1998-06-26生|178cm77kg|外野手 左投左打

出身地/アメリカ合衆国 デラウェア州ニューアーク

ドラフト/2016年KC3巡目(全体103位)指名

メジャーデビュー/2021-5-17
■選手紹介

プロバスケットボーラーになりたかったが身長が止まってしまい、高校時代に野球一本に絞る決断をした俊足外野手。少年時代に一時期ボルティモアに住んでいてアダム・ジョーンズを応援していたが、本当に好きな選手はケン・グリフィーJr.。高校時代は90マイル後半の速球を投げる二刀流で活躍した。

プロ入り前のリーはバージニア州の高校でプレーし、投手兼外野手としてチームを牽引。投打ともに向かうところ敵なしで、シニア(4年生)のシーズンにバージニア州の最優秀選手賞に選ばれた。学業も優秀で、ボランティア活動にも精を出す優等生だった。

2016年のドラフトでロイヤルズから3巡目指名を受ける。他の球団は高校生離れしたパワーピッチに注目していたが、ロイヤルズは走攻守の優れたツールを評価し、外野手として指名した。高校卒業後はリバティ大学へ奨学金付きでの進学が内定していたが、オーバースロットの75万ドルの契約金を提示され、プロ入りすることになった。

入団1年目にルーキーリーグで目を見張る活躍をしたことで、MLB公式が選ぶロイヤルズの有望株ランキング1位に選出された。2019年にはAA級で53盗塁をマークしたが、2020年にアンドリュー・ベニンテンディがメインの三角トレードに巻き込まれ、ニューヨーク・メッツへ移籍した。

移籍翌年の2021年にメジャーデビュー。初ヒットが延長12回勝ち越しタイムリーとなるクラッチぶりを見せたが、その前はメジャー初打席から8連続三振を喫しており、シーズン全体で18打席中13三振とヒッティングツールの力不足が明らかだった。

守備面では落下点までの追い方がいまいちだが、俊足を活かした守備範囲の広さと球際の強さはハイレベル。強肩のためライトを守ってきたがセンターに入ることも可能。打撃は小柄な体格に似合わずパワーがあり、あとはヒッティングツールのみ。打撃の正確性とゴロ率を改善すればレギュラー奪取は見えてきそうだ。

寄稿日:2022-06-12 最終更新日:2022-06-12
オールスター:なし

主な表彰:なし

タイトル:なし

▼キャリア初ヒットが延長戦勝ち越しタイムリーとなったカリル・リー

▼クラッチディフェンダーっぷりを見せるカリル・リー

▼レギュラーシーズン個人成績

年  チーム 試 打席 安打 2B 3B 本 打点 四 死 三振 盗 打率 出塁 長打

2021 NYM 11  18  1  1 0  0  1  0 0 13  0 .056 .056 .111