Keynan Middleton (フルネーム/Keynan Anthony Middleton)Embed from Getty Images1993-09-12生|191cm98kg|リリーフ 右投右打出身地/アメリカ合衆国 オレゴン州ポートランドドラフト/2013年LAA3巡目(全体95位)指名メジャーデビュー/2017-5-5 |
■選手紹介マネーピッチであるチェンジアップの割合を増やして成績を上げたパワータイプのリリーフ右腕。新人時代に平均97マイル台、30歳になっても96マイルを計時するフォーシームで押すピッチングだった。2023年に球種の配分を見直し、空振り率リーグ最上位のチェンジアップを多投することでキャリアハイの数字を残した。オレゴン州の高校卒業後、レーン・コミュニティカレッジで野球だけでなくバスケットでも活躍。2013年のドラフトでロサンゼルス・エンゼルスから3巡目指名を受け、MLBへの道を選択した。プロに入ると短大時代より球速を大幅にアップさせ、フォーシームは平均97マイルを計時するようになった。スライダーで三振を奪うスタイルで2017年5月にメジャーデビュー。エンゼルスの新人では3番目に多い64試合に登板・6勝1敗・防御率3.86と大健闘した。一方で単調な組み立てになりリリーフにしては異常に多い11被本塁打。明確な課題を残した。翌年に入るとさらにレベルアップ。シーズン序盤からクローザーに抜擢される活躍を見せていたが、途中に右ヒジを負傷し戦線離脱。トミー・ジョン手術を受け、それ以降は思うような活躍ができない時期が続いた。2020年オフにエンゼルスをノンテンダーとなり、21年に同地区のマリナーズ入りしたが、シーズン中にDFAとなってマイナー降格。翌年以降2年続けて開幕をマイナーで迎える苦しいスタートになったが、23年にホワイトソックスからメジャーにコールアップされると39試合に起用され、TDLに移籍したヤンキースでは12試合で防御率1.88と好投した。これまではスライダー、カーブ、チェンジアップを混ぜていた配球がチェンジアップを多投するスタイルにしたのが功を奏した。2024年はカージナルスから1年600万ドル+球団オプション1年の久々の好契約をゲット。久々の地区最下位からの脱却を図るチームのセットアップマンとして再びキャリアを築いていく。寄稿日:2024-03-29 最終更新日:2024-03-29 |
オールスター:なし主な表彰:なしタイトル:なし |
▼レギュラーシーズン個人成績年 チーム 試 勝 敗 セ 防御率 イニング 安 責 本 四 死 三振 WHIP K/BB2017 LAA 64 6 1 3 3.86 58.1 60 25 11 18 0 63 1.34 3.502018 LAA 16 0 0 6 2.04 17.2 14 4 1 9 1 16 1.30 1.782019 LAA 11 0 0 0 1.17 7.2 4 1 0 7 0 6 1.43 0.862020 LAA 13 0 1 0 5.25 12.0 12 7 2 6 0 11 1.50 1.832021 SEA 32 1 2 4 4.94 31.0 30 17 2 19 2 24 1.58 1.26 |