初めまして!デッドボーラーといいます。
このたび、MLB名鑑.comの専属コラムニストとして特集記事を執筆することになりました。野球好きだけどメジャーはちょっと… 外国人は覚えられない… といった方を中心に、メジャーリーグに興味を持ってもらえるような記事を書きたいと思います。
更新頻度は気まぐれになりそうですが、どうぞ宜しくお願いします。
さて、特集第1弾は、発音が難しいメジャーリーガーです。外国人の名前って難しいですよね。どう発音すればいいのか分からない選手を紹介したいと思います。
●DJ LeMahieu (ニューヨーク・ヤンキース)
Embed from Getty ImagesDJ・ルメイヒューは2019年からヤンキースでプレーしている巧打巧守の内野手です。ロッキーズ在籍時に首位打者に輝くなど実績を残しましたが、FA移籍したヤンキースでも欠かせない存在になりました。昨年首位打者になったことで、1900年以降では両リーグで首位打者になった初のメジャーリーガーとなりました。
MLB名鑑.comではルメイヒューに統一しておりますが、他サイトではルメイユ、ラメーヒューなどと表記されることもあります。
●Marc Rzepczynski (フリーエージェント)
Embed from Getty Images日本ではゼプチンスキーと訳されているリリーフ左腕です。インディアンス時代にテリー・フランコーナ監督から発音できないよと言われたことがあるそうです。左殺しのスペシャリストなので、2020年に適用された時短政策のせいで市場価値が下がり、最近はメジャーの舞台から遠ざかっています。
●Isiah Kiner-Falefa (テキサス・レンジャース)
Embed from Getty Imagesアイザイア・カイナー=ファレファはハワイのオアフ島出身の内野手です。2021年はショートを守りましたが球団がマーカス・セミエンとコーリー・シーガーを相次いで獲得したことにより、来季はサードとしてプレーすることになりそうです。メジャーデビュー当初はキャッチャーとして出場していました。アイザイアがマスクを被っていた試合でオースティン・ビベンズ=ダークスがマウンドに上がった時は、MLB史上初めて”ハイフン入り同士のバッテリー”が誕生したと話題になりました。元広島カープのキラ・カアイフーのように、ハワイの人は特徴的な名前が多いですね。
●Mark Grudzielanek
Embed from Getty Images現役選手ではありませんが、マーク・グルジラネックは1990年代後半~2000年代に活躍した元遊撃手・二塁手でした。グルジラネックの他にグラジラーネク、グレサローニクなどと訳されていました。殿堂入りこそしていませんが、通算5度の打率3割やゴールドグラブ賞などの輝かしい実績があり、サイクルヒットを達成したこともあります。2019年までホワイトソックス傘下のAAAシャーロット・ナイツで監督を務めていました。
なお、筆者デッドボーラーがもっとも発音が難しいと思ったのがこの選手。
●Kungkuan Giljegiljaw
読めませんよ。カンカン・ギリギラウ(?)は台湾原住民族の血を引くキャッチャーです。以前は台湾人っぽく朱立人(Li-Jen Chu)と名乗っていましたが、2019年にパイワン族の名前に変更しました。2020年に招待選手としてインディアンスのスプリングトレーニングで開幕メジャーロースター入りを争っていた矢先、新型コロナで開幕戦が延期に。先行きが見通せないなか、台湾国内リーグでプレーすることを選び、帰国してしまいました。
先述のSTではオープン戦でタイムリーを放つなど結果を残しつつあり、通常のシーズンであれば年内にメジャーデビューもあり得ただけに残念に思っています。
いかがでしたか?また記事を書きますので是非読みに来てください!