Brandon Nimmo (フルネーム/Brandon Tate Nimmo)Embed from Getty Images1993-03-27生|191cm93kg|外野手 右投左打出身地/アメリカ合衆国 ワイオミング州シャイアンドラフト/2011年NYM1巡目(全体13位)指名メジャーデビュー/2016-6-26 |
■選手紹介笑顔が魅力的なメッツの生え抜き外野手。野球不毛の地ワイオミング州の出身で、コロラド州の真隣の街シャイアンに住んでいたため、ゴリゴリのロッキーズファンだった。出塁能力が高い。本来は両翼タイプだがチーム事情でセンターでよく出場している。サメ釣りが趣味。少年時代、右利きのニモに父親は左打ちを練習させ、10歳までスイッチヒッター。それ以降は左打席に立つようになった。ゴルフも左打ちにさせようとしたがクラブが無かったため右で打っている。コロラド州出身の父の影響でロッキーズの試合をよく観ており、同じ左打ちのトッド・ヘルトンの大ファンになり、打撃フォームを参考にした。ただしメジャーリーガーになってもヘルトンとはニアミスが続き、対面は2021年まで実現しなかった。2010年のアンダーアーマー・オールアメリカ(高校野球のオールスター戦)でニック・バーディとともにMVPに選ばれる活躍をした。ニモ以前はワイオミング州の選手では1966年にマイケル・ビーバーが6巡目(全体109位)で指名されたのが最高位だったが、2011年にニューヨーク・メッツからドラフト1巡目(全体13位)で指名された。メッツ入団後はマイナーでフォアボールを良く選び、高い出塁率を武器に評価を上げていった。同時に左膝や手首などのケガで昇格に時間がかかった。2016年6月にメジャーに初昇格した。選球眼の良さを生かし、2017年以降は.370以上の出塁率を毎年記録している(2022年6月現在)。2020年のオフの間にサウスポー対策の特訓をした。2020年までの対左投手の通算打率.243・出塁率.358だったのが2021年は打率.306・出塁率.429に劇的に向上した。スイングしかけたバットを止めるのが上手いので非常に出塁能力が高いが、そのうえ初球打ちの打率も高い。俊足でメジャーでも上位20%に入るほど速いのに盗塁の技術に乏しい。外野守備の反応もそこそこ良く、センターも守れるができれば両翼で使いたいタイプである。唯一の欠点はケガによる離脱が多すぎること。様々な箇所の怪我でIL入りを繰り返していて、140試合出場の2018年以外はシーズン100試合未満にとどまっている。オールスターに選ばれる実力は持っているので、ピークを過ぎないうちにフルシーズンの活躍を期待したい。寄稿日:2022-06-07 最終更新日:2022-06-07 |
オールスター:なし主な表彰:なしタイトル:なし▼"ほぼ地元"クアーズフィールドで2ホーマー・4安打の大活躍のブランドン・ニモ |
. ▼レギュラーシーズン個人成績年 チーム 試 打席 安打 2B 3B 本 打点 四 死 三振 盗 打率 出塁 長打2016 NYM 32 73 20 1 0 1 6 6 1 20 0 .274 .338 .3292017 NYM 69 177 46 11 1 5 21 33 2 60 2 .260 .379 .4182018 NYM 140 433 114 28 8 17 47 80 22 140 9 .263 .404 .4832019 NYM 69 199 44 11 1 8 29 46 5 71 3 .221 .375 .4072020 NYM 55 186 52 8 3 8 18 33 6 43 1 .280 .404 .4842021 NYM 92 325 95 17 3 8 28 54 5 79 5 .292 .401 .437 |