タッカー・デービッドソン


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Tucker Davidson (フルネーム/Joseph Tucker Davidson)

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1996-03-25生|188cm98kg|先発、ロングリリーフ 左投左打

出身地/アメリカ合衆国 テキサス州アマリロ

ドラフト/2016年ATL19巡目(全体559位)指名

メジャーデビュー/2020-9-26
■選手紹介

2022年に抑えのライゼル・イグレシアスの交換トレードでエンゼルス入りした先発左腕。23年は先発6番手兼ロングリリーフで開幕を迎えるが、結果が出なければ早いうちに切られる可能性もある。

テキサス州北部で生まれたデービッドソン。高校では野球のほかアメフトでクォーターバックを務めるアスリートだった。高校卒業後にMLBに入りたかったがドラフトで指名漏れしたため、NAIAに属するミッドランド大学に進学し2年後のドラフト指名を待った。

2016年のプロ入り後は投球フォームとスライダーを改良に成功。順調に昇格し20年シーズン終盤に初昇格を果たす。メジャーデビューまではとんとん拍子だったが初登板では2回持たず7失点の大炎上だった。翌年のレギュラーシーズンでは4試合しか登板機会がなかったが、ワールドシリーズの第5戦に急遽先発登板した。

22年は出場機会を増やすも調子が上がらず、8月にライゼル・イグレシアスとのトレードの駒となりエンゼルスに移籍。新天地でも1勝5敗・防御率6点台と結果を残せなかった。

ファストボールはメジャー平均以上の93~95マイルが出てスライダーもある程度メジャーで使えているが、制球力が悪い。与四球率が多いのも問題だが、空振りをとりたいときに変化球を狙ったところに投げられずにBB/K(与四球と奪三振の比率)が非常に悪い。

2023年はマイナーオプションが切れているデービッドソンが若手より優先して26人ロースターに入る。結果が出ないようだとグリフィン・キャニングやチェイス・シルセスあたりの若手先発候補に代わられる可能性が高く、結構危ない立ち位置にいる。

寄稿日:2023-03-30 最終更新日:2023-03-30
オールスター:なし

主な表彰:なし

タイトル:なし

▼レギュラーシーズン個人成績

年  チーム 試 勝 敗 セ 防御率 イニング 安 責 本 四 死 三振 WHIP K/BB

2020 ATL  1 0 1 0 10.80  1.2  3  2  1  4 0  2 4.20 0.50

2021 ATL  4 0 0 0  3.60 20.0 15  8  3  8 0 18 1.15 2.25