今週後半からヒューストン・アストロズと3連戦が行われる。ブルージェイズ戦では待望の8月初アーチが飛び出した大谷翔平は同地区の雄を相手にどんな活躍を魅せるか注目したい。
※日付は現地時間
対ヒューストン・アストロズ @エンゼルスタジアム
8/13(金) ザック・グレインキー
Embed from Getty Imagesメジャー18年目を迎えた超一流投手。年齢も35歳を超え平均球速が90マイルを割り込んでもなおローテーションの柱として投げている。ただしスライダーの精度が悪化しているせいで対右打者相手に空振りを奪えなくなってきており、ここ2年の対右打者の被打率.289・長打率.503と打たれている。対左は被打率.201。エンゼルスは今シーズン2試合対戦して2試合とも7回2得点に抑えられている。
8/14(土) ルイス・ガルシア
Embed from Getty Images昨年メジャーデビューしたベネズエラ出身右腕。昨年限られた登板機会で結果を出し、2021シーズンは開幕から先発ローテーションを守っている。こちらは左打者に弱く、また球団の方針なのか常に85球前後で降板させられている。もし好投しても大谷の3打席目が回ったところで右ピッチャーが出てくるだろう。
8/15(日) ランス・マッカラーズJr.
Embed from Getty Imagesトミー・ジョン手術から復活した、ナックルカーブがウリの先発右腕。マイナー時代からナックルカーブを高く評価されてきた。速球は平均94マイルだが勝負どころでは98マイル出すこともある。トミー・ジョン手術後はチェンジアップもうまく使えるようになった。なぜかホゼ・イグレシアスを苦手としていて通算で8打数被安打5・奪三振0。大谷はマッカラーズにまったく打てておらず10打席でヒットなし・4三振。
対ニューヨーク・ヤンキース @ヤンキースタジアム
8/16(月) ルイス・ヒール or ブルペンデー?
Embed from Getty Images8/16は先月に雨天中止となった試合の振替で1試合のみヤンキースタジアムで行われる。故障者&コロナ陽性者続出のヤンキースはメジャーレベルの先発は3人しかアクティブロースターにいない。AAAにいるルイス・ヒールを先発させるかブルペンデーで乗り切るだろう。
敵地でのヤンキース戦のあとはデトロイト・タイガース、クリーブランド・インディアンス戦と遠征が続く。
対デトロイト・タイガース @コメリカパーク
8/17(火) タリック・スクーバル
8/18(水) マット・マニング
8/19(木) タイラー・アレクサンダー
ベースボーラー <MLB名鑑.com専属コラムニスト>