Matthew Liberatore (フルネーム/Matthew Joseph Liberatore)Embed from Getty Images1999-11-06生|193cm91kg|先発 左投左打出身地/アメリカ合衆国 アリゾナ州ピオリアドラフト/2018年TB1巡目(全体16位)指名メジャーデビュー/メジャー経験なし |
■選手紹介今のところ欠点が見当たらない将来有望な先発左腕候補。2018年にレイズに1巡目指名を受けて入団したのち2020年明けのトレードでカージナルスへやってきた。交換相手のランディ・アロザレナが予想外の大活躍、レイズのア・リーグ優勝にいきなり貢献したため、一部のメディアやにわかファンからトレード失敗だと批判が起きた。しかし、もともとリバトーレは2023年ぐらいからメジャーで投げてもらう見込みの若手である。あまりに短絡的な批判であり、リバトーレへの期待値はこれまでと変わらない。リバトーレと言えばカーブで、70マイル台後半のスピードで縦方向に鋭く落ちる。とにかくキレがすごく、たいていの左打者はヒザが崩れる。カーブだけなら即メジャーで通用するだろう。その他の球種もレベルが高い。速球は2シームで93マイル(たまに投げる4シームも94マイル程度)と平均的だがよく制球できている。チェンジアップの精度も高い一方、スライダーはプロ入り後に本格的に習得したためまだ改善の余地がある。どの球種もコントロール・コマンドともに良く、ゴロ打たせが得意でホームランを食らいにくい。ピッチングフォームもきれい。時々クイックモーションでタイミングを外しにかかる。カージナルスの野手の有望株ノーラン・ゴーマンとは5歳からの幼馴染で、両親同士も親友で家族ぐるみの付き合いがある。どちらも高校時代にアリゾナ大学から勧誘を受けていたが、両方とも高卒でのプロ入りを選択。リバトーレがトレードでカージナルスに来たのでようやくゴーマンとチームメイトになれた。また、苗字が難易度高めの読み方ではあるが、現地ではリバトーレあるいはリバトーアと発音している。日本のネットニュースでリベラトレと書かれた記事が多いようだが、なるべく正しい発音に近い表記をしてほしいものだ。寄稿日:2021-06-20 最終更新日:2021-06-20 |
オールスター:なし主な表彰:なしタイトル:なし |
▼レギュラーシーズン個人成績年 チーム 試 勝 敗 セ 防御率 イニング 安 責 本 四 死 三振 WHIP K/BB(~2020年メジャー経験なし) |