ボビー・ウィットJr.


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Bobby Witt Jr. (フルネーム/Robert Andrew Witt Jr.)

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2000-06-14生|185cm91kg|遊撃手 右投右打

出身地/アメリカ合衆国 テキサス州コリービル

ドラフト/2019年KC1巡目(全体2位)指名

メジャーデビュー/メジャー経験なし
■選手紹介

2019年に高卒ながらドラフト全体2位で指名され、2022年のア・リーグ新人王最有力候補に挙げられている超エリート内野手。走攻守のすべてのツールが非の打ち所が無く、メジャーを代表するスター選手になることを期待されている。父親は通算142勝の元メジャーリーガー、姉の旦那は元西武ライオンズのザック・ニール。

高校時代のウィットJr.はシニア(4年生)で5割以上の打率を残し、ゲータレード年間最優秀選手に選ばれた。同賞は全米の幅広い競技の中から最も優れた高校生アスリートに贈られる、アマチュアスポーツの頂点とも言える賞である。父親が通ったオクラホマ大学への進学が内定していたが、ドラフト全体2位で指名されたうえ、高校生史上最高額の779万ドルの契約金を提示されたためプロ入りした。

プロ入りして実質1年目となった2021年は、AA・AAAで合計124試合に出場し打率.290・33本塁打・97打点・29盗塁を記録。期待に違わぬ実力を見せ、ベースボール・アメリカが選出するマイナーの年間最優秀選手にも選ばれた。ちなみに、AAAでのシーズン最終戦では1個盗塁を決めたが雨が強まり、3回途中で中止となったせいで30-30の達成を逃している。

2022年からの新労使協定で開幕ロースターにルーキーを登録し、新人王投票トップ3など活躍した場合にドラフト指名権を獲得できるようになるルール改正があった。これによりウィットJr.の開幕メジャーが事実上確定。メディアや有識者の大半がア・リーグ新人王最有力と予想している。

なお、父親のボビーSr.は1986年から2001年まで大リーグでプレーした元投手。荒れ球を武器にメジャーデビューしてから5年連続で100四球以上を与えつつ、通算142勝を挙げた。ボー・ジャクソンから空振り三振を奪い、ジャクソンが悔しさのあまりバットを真っ二つに折った有名な珍プレーがある。また、1995年に野茂英雄がメジャー初ヒットを打った相手はボビーSr.である。

寄稿日:2022-06-20 最終更新日:2022-06-20
オールスター:なし

主な表彰:なし

タイトル:なし

▼ボビー・ウィットJr.のメジャー初安打

▼ボビー・ウィットJr.の超ファインプレー

▼ボー・ジャクソンが膝でバットをへし折る有名なシーン(投手はボビー・ウィットSr.)

▼レギュラーシーズン個人成績

年  チーム 試 打席 安打 2B 3B 本 打点 四 死 三振 盗 打率 出塁 長打

(~2021年メジャー経験なし)