アンドリュー・ベニンテンディ


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Andrew Benintendi (フルネーム/Andrew Sebastian Benintendi)

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1994-07-06生|175cm82kg|左翼手 左投左打

出身地/アメリカ合衆国 オハイオ州シンシナティ

ドラフト/2015年BOS1巡目(全体7位)指名

メジャーデビュー/2016-8-2
■選手紹介

メジャーデビュー前に有望株ランキング1位にランクされた元レッドソックスの外野手。走攻守すべてのツールのバランスが取れていて、ここ一番の勝負どころに強いのも魅力だ。2021年はレフトでゴールドグラブを受賞した。セントルイスに自宅がある。

アマチュア時代のベニンテンディは高校・大学で様々な栄誉に輝いている。特に2015年はゴールデン・スパイク賞とディック・ハウザー賞を受賞し、チームもカレッジワールドシリーズに進む充実した1年を過ごした。ドラフトでは高校生のとき全体31位指名を拒否し、アーカンソー大学在籍時に受けた全体7位指名でレッドソックスに入団した。

プロ入り後はわずか1年でメジャーデビュー。初安打を岩隈久志から放った。当時、ダスティン・ペドロイアから「(22歳でなく)32歳のような振る舞いをしている。常に自分をコントロールできているから長く活躍できるはずだ。」と太鼓判を押された。また、チリ・デービス打撃コーチからスイングがセクシーだと褒められ(?)ている。

ルーキー資格を残した2017年、メジャーでフルシーズン過ごして20本塁打、20盗塁をマーク。走塁・守備でもハイレベルに活躍したが、この年はアーロン・ジャッジ(52本塁打)が凄すぎたため、新人王獲得とはならなかった。

デビュー後早くから活躍していたベニンテンディだったが、短縮シーズンの2020年は右胸の故障などコンディションが整わず、自己最少の14試合の出場で打率.103と悲惨なシーズンに終わり、翌年のシーズン途中でトレードに出された。ボストンの花形ポジションであるレフトの名プレーヤーとして、テッド・ウィリアムズ、カール・ヤストレムスキー、ジム・ライス、マニー・ラミレスのあとにベニンテンディの名を刻む夢は叶わなかった。

一方、ロイヤルズでは10年レフトを務めたアレックス・ゴードンが引退し、外野の補強が急務となっていた。カリル・リーとフランチー・コルデロの両プロスぺクトを放出し、三角トレードでベニンテンディを獲得した。ロイヤルズ初年度は17本塁打を放っただけでなく、マイケル・A・テイラーと鉄壁の左中間コンビを形成。候補者止まりだったゴールドグラブをようやく受賞することができた。

ちなみに、有数の守備力を持つレフトとして周知されているが、もともとの本職はセンター。レッドソックスでメジャーデビューしたとき、センターにはより守備力が高いジャッキー・ブラッドリーJr.がおり、レフトで出場するようになった。同時期にはムーキー・ベッツもライトへコンバートされている。レッドソックス時代は宿敵ヤンキースとの相性が良く、ロイヤルズに来てからは同地区ナンバー1の好投手シェーン・ビーバーを得意としており、クラッチぶりを発揮している。

寄稿日:2022-06-20 最終更新日:2022-06-20
オールスター:なし

主な表彰:ゴールドグラブ賞1回(21),

タイトル:なし

▼ベニンテンディのレフトフェンス超えホームランキャッチ

▼絶対に落とせないALCS第7戦9回2死のベニンテンディのダイビングキャッチ

▼レギュラーシーズン個人成績

年  チーム 試 打席 安打 2B 3B 本 打点 四 死 三振 盗 打率 出塁 長打

2016 BOS 34 105  31 11 1  2 14 10 1 25  1 .295 .359 .476

2017 BOS 151 573 155 26 1 20 90 70 6 112 20 .271 .352 .424

2018 BOS 148 579 168 41 6 16 87 71 2 106 21 .290 .366 .465

2019 BOS 138 541 144 40 5 13 68 59 7 140 10 .266 .343 .431

2020 BOS 14  39  4  1 0  0  1 11 1 17  1 .103 .314 .128

2021 KC 134 493 136 27 2 17 73 36 2 97  8 .276 .324 .442