【確定版】WBC2026 コロンビア代表メンバー一覧|選手名鑑


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最終更新日:2026/3/1

【寸評】これから強くなるかもしれない野球後進国。サッカー大国のイメージだが、ここ数年でメジャーリーガーや3A級選手が増えている。今大会も予選からのスタートだったが、実力的には同組パナマより上だと思われる。

 エース候補のフエンテスの不参加は痛手だが、同組のプエルトリコ、カナダはもっと編成に苦戦しており、リーグ突破のチャンスは充分にある。

▼目次 – コロンビア代表選手一覧
【先発】
ホセ・キンタナフリオ・テヘランナビル・クリスマットエイドリアン・アルメイダオースティン・バーグナールイス・パティーニョ

【リリーバー】
ギジェルモ・スニガリーバー・サンマルティンジョン・ロメロタイロン・ゲレーロデービッド・ローデュイヤプソン・ゴメスダニス・コレアペドロ・ガルシアリオ・ゴメスエルキン・アルカラエマーソン・マルティネス

【捕手】
エリアス・ディアスホルヘ・アルファロカルロス・マルティネス

【内野手/ユーティリティ】
ドノバン・ソラーノジオ・ウルシェラジョーダン・ディアスダヤン・フリアスマイケル・アローヨレイナルド・ロドリゲス

【外野手】
ブライアン・ブエルバスヘスス・マリアガハロルド・ラミレスグスタボ・カンペロ

【指名投手枠】
ショーン・リニャン / フリオ・ビバス、エゼキエル・ザバレタ

【不参加、選考漏れ】
ディディエ・フエンテスジョナサン・インディアジーター・ダウンズ

【監督/主なコーチ/GM】
ホセ・モスケラジョナタン・ソラーノ

――――――――――――――――――――――――
【参考1:過去の名選手】
エドガー・レンテリアオーランド・カブレラホルバート・カブレラアーネスト・フリエリエミリアーノ・フルート

【参考2:日本に来た助っ人外国人】
ホルバート・カブレラ / ジャシエル・ヘレラ / タイロン・ゲレーロ / ギジェルモ・モスコーソ

◇先発
62 ホセ・キンタナ (FA(前ブリュワーズ))
37歳 ※WBC開幕時点 本職:先発 左投右打
1989年1月24日生/出身地:コロンビア アルホナ
オールスターx1 WBC2017
 コロンビア人の投手と言えば、テヘランとキンタナの左右二枚看板が鉄板だった。テヘランの方はメジャーの舞台から押しのけられてしまったが、キンタナはいまなお一線級で踏みとどまっている。2025年は11勝7敗と2年連続の二ケタ勝利を挙げ、大谷翔平に特大弾を浴びた場面はあったもののリーグ優勝決定シリーズでは先発を任されるほど厚い信頼を置かれている。

 2017年WBCではアメリカ代表相手に5回2/3をわずか被安打1に抑える好投。前回大会はスプリングトレーニング中のケガで出場できなかった。

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49 フリオ・テヘラン
35歳 ※WBC開幕時点 本職:先発 右投右打
1991年1月27日生/出身地:コロンビア カルタヘナ
オールスターx2 WBC2017
 MLBで長きにわたって活躍した”コロンビアの英雄”。2010年代中盤にブレーブスの先発ローテを支え、オールスター選出2度、二ケタ勝利5度の輝かしい実績を誇る。WBCでも2017年にカナダ戦で先発し、コロンビア野球史初の勝利投手になっている。

 全盛期から三振量産型ではなく、打たせて取る投球が持ち味だったが、ベテランとなってから球威の低下が目立つようになっている。

 なお、スペルがTeheran なので「テヘラン」としているが発音が違うらしく、「テラーン」「タラン」「テーラン」といった表記揺れが多い選手でもある。

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61 ナビル・クリスマット (レンジャース傘下AAA)
31歳 ※WBC開幕時点 本職:先発、リリーフ 右投右打
1994年12月25日生/出身地:コロンビア バランキージャ
WBC2017 WBC2023
 前回大会では、コロンビアが唯一勝利したメキシコ戦で先発を任された右腕。チェンジアップを多投するスタイルで、MLBではパドレスのリリーバーのイメージが強い。

 昨季は先発メインで起用されたものの、なんとも言えない成績に終わった。なお、ナ・リーグ西地区の球団への移籍を繰り返しており、残すはジャイアンツとロッキーズで投げれば地区制覇(?)となる。

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19 エイドリアン・アルメイダ (メキシカンリーグ)
31歳 ※WBC開幕時点 本職:先発 左投左打
1995年2月25日生/出身地:ベネズエラ プエルトカベヨ
 メキシカンリーグで活躍する先発左腕。2025年WBC予選のドイツ戦に先発登板し、3回無失点・5奪三振の好投でチームを本大会出場に導いた。スライダーがマネーピッチ。

45 オースティン・バーグナー (レンジャース傘下AA)
28歳 ※WBC開幕時点 本職:先発、リリーフ 右投右打
1997年5月1日生/出身地:アメリカ合衆国 フロリダ州ボカラトン
 大学時代にサマーリーグで高評価を受け、プロ入りしたパナマ系アメリカ人投手。196cmの長身から投げ下ろすスタイルで、コントロールが比較的安定している。

77 ルイス・パティーニョ (メキシカンリーグ)
26歳 ※WBC開幕時点 本職:先発 右投右打
1999年10月26日生/出身地:コロンビア バランキージャ
 2020年に20歳でメジャーデビューした元トッププロスペクト。有望株ランキングの常連だったが、制球難に加えてケガだらけで、2024年にはトミー・ジョン手術を受けてキャリアが大きく停滞した。

 TJから復帰後も先発として調整登板しているが、ちょっとそろそろリリーフ転向の声が…。今季は3年ぶりのメジャー登板&定着に期待。

 
◇リリーバー
66 ギジェルモ・スニガ (マリナーズ傘下AAA)
27歳 ※WBC開幕時点 本職:リリーフ 右投右打
1998年10月10日生/出身地:コロンビア カルタヘナ
WBC2023
 近年は公式には「ギージョ・スニガ」と表記されている快速右腕。元々は先発だったが、クローザー候補として育成されている。102マイル(約164km/h)に達するファストボールが武器。

 マイナーリーガーとして迎えた前回WBCでは、102マイルを連発しトラウトとゴールドシュミットから三振を奪った。今大会でも大事な場面で起用されるだろう。

22 リーバー・サンマルティン (ジャイアンツ傘下AAA)
29歳 ※WBC開幕時点 本職:リリーフ 左投左打
1996年4月15日生/出身地:コロンビア カルタヘナ
WBC2023
 身体が細い軟投派の左腕リリーバー。実績を考えると外せない投手。

 昨季はケガから復帰したばかりで、公式戦は1試合登板だけ。シーズン優先のためWBCは回避の恐れがあった。

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73 ジョン・ロメロ
31歳 ※WBC開幕時点 本職:リリーフ 右投右打
1995年1月17日生/出身地:コロンビア カルタヘナ
WBC2023
 通算9試合登板の元MLB経験者。ベネズエラのウィンターリーグで好投していた。今回のクローザー候補。

56 タイロン・ゲレーロ (レッドソックス傘下AAA)
35歳 ※WBC開幕時点 本職:リリーフ 右投右打
1991年1月9日生/出身地:コロンビア ボカチカ
WBC2017
 30代だがいまだ100マイルを投げられる剛腕。デカくて細い。前々回(2017年)のWBCでコロンビア代表に選ばれている。

 MLB通算113試合登板。2022年に千葉ロッテに1年所属し、2025年に再びロッテに加入した。

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39 デービッド・ローデュイ (レッズ傘下A)
22歳 ※WBC開幕時点 本職:リリーフ 右投右打
2003年10月15日生/出身地:コロンビア シンセレホ
 レッズのマイナー下位で育成されているミドル・プロスペクト右腕。最近の若手コロンビア人リリーバーには珍しく、安定した制球力を持ち合わせたタイプで、楽しみな存在。

30 ヤプソン・ゴメス
32歳 ※WBC開幕時点 本職:リリーフ 左投左打
1993年10月2日生/出身地:ベネズエラ サンクリストバル
WBC2023
 小柄な体格だが、鋭いスライダーとチェンジアップを効果的に使う左腕投手。コントロールに定評があり、特に左打者への外角低めはなかなか打たれない。

41 ダニス・コレア
26歳 ※WBC開幕時点 本職:リリーフ 右投右打
1999年8月26日生/出身地:コロンビア カルタヘナ
WBC2023
 球速100マイルを超える剛腕だが、コントロール難を最後まで克服できず。3Aを3シーズン過ごしながら、メジャー昇格には届かなかった。昨季はメキシカンリーグでプレー。

72 ペドロ・ガルシア (メキシカンリーグ)
30歳 ※WBC開幕時点 本職:リリーフ 右投右打
1995年3月21日生/出身地:ベネズエラ マラカイボ
WBC2023
 2024年のプレミア12にベネズエラ代表で出ていたコロンビア系ベネズエラ人のリリーフ右腕。身長180cmながら体重100kgに迫るがっしり系の体格から投じるファストボールは常時150km/h超。回転数が高いのかかなり威力がある。

 2024年途中までレッズ傘下の3Aに在籍していたが、滅多打ちにあうことが多くメジャーは遠かった。3Aを3シーズン経験した後2025年にメキシカンリーグへ移ったところは、同じく代表リリーバーのコレアと同じキャリアだ。

92 リオ・ゴメス
31歳 ※WBC開幕時点 本職:リリーフ 左投左打
1994年10月20日生/出身地:アメリカ合衆国 フロリダ州マイアミ
WBC2023
 以前レッドソックス傘下のマイナーにいたアメリカ人リリーフ投手。3Aまで昇格したことがあり、ここ2年は味全ドラゴンズ(台湾)で投げていた。

 ESPNなどでスポーツ記者をしていたキューバ系アメリカ人のペドロ・ゴメス氏の息子として有名。母親がコロンビア人。

26 エルキン・アルカラ
28歳 ※WBC開幕時点 本職:リリーフ 右投右打
1997年8月2日生/出身地:コロンビア カルタヘナ
 近年不調だが、3年前まではメキシカンリーグ屈指のリリーフ投手と認識されていた右腕投手。メキシコのウィンターリーグで2年続けて最優秀投手に輝いたことがある。ファストボールとスライダーが中心。

96 エマーソン・マルティネス
31歳 ※WBC開幕時点 本職:リリーフ、先発 右投右打
1995年1月11日生/出身地:ベネズエラ グイグエ
 コロナ渦前までレンジャース傘下でプレーしていた元マイナーリーガー。投球テンポが良く、コントロールを重視した投球が持ち味。

 
◇捕手
46 エリアス・ディアス (FA(前パドレス))
35歳 ※WBC開幕時点 本職:捕手 右投右打
1990年11月17日生/出身地:ベネズエラ マラカイボ
オールスターx1 WBC2023
 ベネズエラ系コロンビア人。2023年WBCでは正捕手を務め、今回も代表の中心選手になりそう。OPSは低調だが、リードを含めた守備の評価が高い。

 2023年のオールスターではホームランを放ち、MVP獲得。昨季終了時点でサービスタイムは9年87日(*1年=172日換算)となっており、あと少しで生涯年金ゲット。

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38 ホルヘ・アルファロ (ロイヤルズ傘下AAA)
32歳 ※WBC開幕時点 本職:捕手 右投右打
1993年6月11日生/出身地:コロンビア シンセレホ
WBC2017 WBC2023
 2013年、2014年にフューチャーズゲーム(マイナーの球宴)に選出され、MLB公式有望株ランキングでも5年連続トップ100入りの本物の元トッププロスペクト。フィリーズ傘下で大事に育てられていたが、J.T.リアルミュート獲得のトレードでマーリンズに移籍。同じキャッチャー相手に駒として放出されたのは気の毒だった。

 打撃と強肩がウリだったがコロナ以降打撃不振に陥り、キャリアは下降線を辿っている。オールスターくらいは出られる選手になると期待されていた分、物足りなさが残ってしまう。

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70 カルロス・マルティネス (メキシカンリーグ)
30歳 ※WBC開幕時点 本職:捕手、一塁手 右投右打
1995年5月2日生/出身地:コロンビア カルタヘナ
 リードと捕球技術に高い評価を受けてきた守備型キャッチャー。リーダーシップにも定評がある。

 マイナー時代は長打をまったく打てなかったが、独立やメキシコに拠点を移してからホームランが出るようになりつつある。今では一塁手として出ることも。

 
◇内野手/ユーティリティ
7 ドノバン・ソラーノ (FA(前レンジャース))
38歳 ※WBC開幕時点 本職:内野手 右投右打
1987年12月17日生/出身地:コロンビア バランキージャ
シルバースラッガーx1 WBC2017
 キャリアも終盤に差し掛かっているベテラン内野手。コロンビア代表の常連として長く活躍し、現在でも一塁・二塁・三塁をこなせる柔軟性がある。

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29 ジオ・ウルシェラ (FA(前アスレチックス))
34歳 ※WBC開幕時点 本職:内野手 右投右打
1991年10月11日生/出身地:コロンビア カルタヘナ
WBC2017 WBC2023
 近年メジャーでの出場機会が減ってきているが、コロンビア代表候補の野手では今一番実績がある内野手。WBCには2013年の予選のときから代表入りしている。

 同郷のサッカー選手のハメス・ロドリゲスと仲が良く、球場に見に来てもらったことがある。大物メジャーリーガーだが Urchela のカナ表記はいまだ定まらず、”ウルシェラ”派と”アーシェラ”派がいる。

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13 ジョーダン・ディアス (FA(前オリックス))
25歳 ※WBC開幕時点 本職:内野手 右投右打
2000年8月13日生/出身地:コロンビア モンテリア
WBC2023
 昨季オリックスに在籍した元メジャーリーガー。16歳でアスレチックスと契約し、メジャーまでたどり着いた。内野のユーティリティという扱いだが、守るのはショート以外の3ポジション。

71 ダヤン・フリアス (ガーディアンズ傘下AAA)
23歳 ※WBC開幕時点 本職:内野手 右投両打
2002年6月25日生/出身地:コロンビア カルタヘナ
WBC2023
 内野全ポジションを守れる優秀なユーティリティ。スイッチヒッターではあるが、右打席の方が得意。昨季初めて3Aに昇格も壁に阻まれた。

8 マイケル・アローヨ (マリナーズ傘下AA)
21歳 ※WBC開幕時点 本職:二塁手 右投右打
2004年11月3日生/出身地:コロンビア カルタヘナ
 MLB有望株ランキングトップ100入りの有望株。フォアボールを多く選ぶがそれ以上にやたら三振の数が多く、さらにデッドボールも異様なほど多い。歴代の死球王と比べてもかなりハイペースでぶつけられており、何かコツでもあるのだろうか?

17 レイナルド・ロドリゲス (メキシカンリーグ)
39歳 ※WBC開幕時点 本職:一塁手 右投右打
1986年7月2日生/出身地:コロンビア カルタヘナ
WBC2017 WBC2023
 一塁手のスタメン候補に挙がる超ベテラン。10年近く前に3Aでプレーしていた経験があり、現在はメキシカンリーグを主戦場にしている。

 WBC以外の国際大会にもよく呼ばれる選手で、チームに必要な存在だ。なお、キンタナは親戚らしい。

 
◇外野手
12 ブライアン・ブエルバス (アスレチックス傘下AA)
23歳 ※WBC開幕時点 本職:外野手 右投右打
2002年6月8日生/出身地:コロンビア モンテリア
 2018年オフにアスレチックスと10万ドルで契約後、徐々に力をつけてきた外野手。2024年に初めて2Aへ昇格すると、コロンビアのウィンターリーグでホームラン王を獲得した。

 昨年のWBC予選ではマリアガとともに打撃好調で、予選突破に大きく貢献した。外野守備も良い。

16 ヘスス・マリアガ
27歳 ※WBC開幕時点 本職:外野手 右投右打
1998年12月17日生/出身地:コロンビア カルタヘナ
WBC2023
 コロンビアがWBC予選を余裕で突破できた最大の立役者。とにかく打撃好調で打率.500/出塁率.538/長打率1.000という衝撃的な成績を残した。

 元マイナーリーガーで、コロナ前まではDバックスのマイナー下部に在籍。近年は母国コロンビアやベネズエラなどで夏冬を通じてプレーしている。

43 ハロルド・ラミレス (メキシカンリーグ)
31歳 ※WBC開幕時点 本職:外野手 右投右打
1994年9月6日生/出身地:コロンビア カルタヘナ
WBC2023
 元MLBの強打者。昨春のWBC予選でも主力として活躍した。打撃では率と長打両方でチームに貢献できるが、守備は良くない。

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57 グスタボ・カンペロ (エンゼルス傘下AAA)
28歳 ※WBC開幕時点 本職:外野手、捕手 右投両打
1997年9月20日生/出身地:コロンビア ロリカ
WBC2023
 身長170cmに満たない小柄な体格ながら、2024年にMLBデビューを果たした外野手。2年続けてメジャーの壁に跳ね返されているが、打撃センスは評価されている。

 前回WBCのときはキャッチャーメインだったが、ここ最近は外野両翼に落ち着きつつある。無事にメンバー入りしているが、昨季後半にケガで長期離脱して参戦が危ぶまれていた。

 
◇指名投手枠
ショーン・リニャン (ナショナルズ傘下A+)
21歳 ※WBC開幕時点 本職:先発 右投右打
2004年11月7日生/出身地:コロンビア カルタヘナ
 MLB公式ではショーン・ポール・リニャンと表記されている有望株右腕。最大の武器はスクリューボールに似た挙動の高回転チェンジアップ。これはデビン・ウィリアムズが投げる”エアベンダー”と同じ回転をしていることが判明しており、マイナーリーガーの中では最高級のボールだと高く評価されている。

 昨季は1Aスタートながら約30イニングで50奪三振を記録し、3Aでの緊急登板も経験する飛躍の1年に。フエンテスと並ぶ次世代のコロンビア代表エース候補に急浮上した。

その他の選手 フリオ・ビバス、エゼキエル・ザバレタ
 
◇不参加、選考漏れ
ディディエ・フエンテス (アトランタ・ブレーブス)
20歳 ※WBC開幕時点 本職:先発 右投右打
2005年6月17日生/出身地:コロンビア サンティアゴ・デ・トル
 19歳で2Aに昇格し、昨季20歳でメジャーデビューを果たした若き先発右腕。メジャーでは4試合登板して派手に打ち込まれたが、まだ評価が下がる段階ではなく、むしろこれからが本番だ。

 身体は決して大きくないが結構いい球を投げる。155km/h付近のファストボールと横の変化が大きいスライダーを持ち、それでいてコントロールも悪くない。

 一昨年くらいまではルイス・パティーニョが大きな期待を背負っていたが、ヒジの故障で低迷している。いまやコロンビア代表エース候補はフエンテスの時代になりそうだが、今大会は不参加となった。

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ジョナサン・インディア (カンザスシティ・ロイヤルズ)
29歳 ※WBC開幕時点 本職:二塁手 右投右打
1996年12月15日生/出身地:アメリカ合衆国 フロリダ州フォートローダーデール
新人王
 長距離ヒッターでないが、15本塁打以上を3度マークした長打力も持っている二塁手。2023年は熱心なWBC代表入りの打診が来ていたが、当時所属球団のレッズが認めてくれず不参加になっていた。今回またしても不参加に。

 グラブさばきが上手く、内野ならどこでも守れる高い技術を持っている。ところが肩が致命的に弱く、MLBではセカンド専任の状態。その影響でダブルプレー成功率が低くて守備指標が伸びないため、”守備が悪い”というイメージを持たれている。なんか勿体ない選手。

ジーター・ダウンズ (福岡ソフトバンクホークス)
27歳 ※WBC開幕時点 本職:内野手 右投右打
1998年7月27日生/出身地:コロンビア サン・アンドレス
 ソフトバンクでプレーしている内野手。デレク・ジーターに因んで名付けられたことでよく知られている。

 コロンビア代表内野陣では当落線上だったのか、今大会では声がかからなかった。代わりに父親のルーツであるニカラグアから代表入りのオファーがあり、初めて同国代表での出場が決まった。

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◇監督/主なコーチ/GM
監督 ホセ・モスケラ
通算rWAR:-
 2023年のWBCでベンチコーチを務め、24年に正式にWBC監督に就任。年齢は若いが監督経験は豊富で、コロンビアのウィンターリーグでは複数回優勝、カリビアンシリーズでも優勝を経験している。短期決戦での戦い方をよく知っていると評判だ。

ベンチコーチ ジョナタン・ソラーノ
通算rWAR:-0.5
 コロンビア代表を長年支えてきた元メジャー捕手。弟のドノバンと兄弟メジャーリーガーとして知られ、公式戦で対戦したこともある。2019年に引退後、母国リーグのカルタヘナで監督を務めたほか、MLBのオールスターやワールドシリーズに関わったりしている。

◇参考1:過去の名選手
 エドガー・レンテリア
通算rWAR:32.4
オールスターx5 ゴールドグラブx2 シルバースラッガーx3
 カージナルスなどで活躍したコロンビア史上最高のプレイヤー。素晴らしい守備力で激戦区の遊撃手ゴールドグラブを2度受賞し、打撃でも20本塁打以上こそ記録できなかったものの、2ケタ本塁打を5度、打率.330超を2度マーク。ショートとしてはハイレベルな打撃成績を残した。

 1990年代後半は、A-RODやガルシアパーラらの登場で“打てるショート”が主流になり始めた時代だった。そんななかレンテリアは守備と打撃両方をハイレベルにこなし、理想的なバランス型遊撃手であり続けた。1997年には世界一を決める安打を放ち、2010年にはワールドシリーズMVPも受賞。彼の存在はコロンビア野球界に計り知れない影響を与え、後続のメジャーリーガー増加の大きな原動力となった。

 ちなみに全然関係ないが管理人の推しの選手であり、サイト立ち上げ前はハンドルネームを江戸川レンテリアを候補の1つにしていた。

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 オーランド・カブレラ
通算rWAR:21.3
ゴールドグラブx2
 顔が濃い名ショート。打力はレンテリアに及ばなかったが、守備力なら彼を上回るとの評価もあった名手で、2001年と2007年にゴールドグラブを受賞している。そして走塁もうまく、価値が高い試合巧者と見られていてトレードのオファーも多かった。

Embed from Getty Images2004年、レッドソックスでは2ヶ月ほどしかプレーしていないがrWAR1.8を記録し、ポストシーズンでも好守で活躍。地味ながらバンビーノの呪いを解くキーマンの1人であった。

 ホルバート・カブレラ
通算rWAR:-0.1
 顔は似ていないがオーランド・カブレラの兄。マイナー時代はショートだったが、弟やレンテリアとは違って出場機会を求めてポジションに拘らなかったのが特徴だ。内外野すべてをこなし、MLBでバッテリー以外の7ポジションを満遍なく守った。

 2005~06年にはソフトバンクでプレーしている。

 アーネスト・フリエリ
通算rWAR:2.0
WBC2017
 コロンビアが誇った荒れ球リリーバー。パドレス、エンゼルスでセットアップマンからクローザーまで務め、150km/h超のファストボールで抑え続けた。とにかくコントロールが悪く、バッターは配球を予測しようがなかった。

 2014年には同じベテランリリーフ右腕のジェイソン・グリーリとの交換トレードが成立。「グリーリとフリーリがトレードされた」という語感の良さも相まって、当時のMLBファンの間でちょっとした話題となった。

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 エミリアーノ・フルート
通算rWAR:-0.4
 2006年にわずか1シーズンだけメジャーでプレーした元有望株投手。コロンビア生まれのピッチャーでは、意外にもフルートが初めてのメジャーリーガーだった。

 マリナーズに入団してメジャーを目指し、マイナーのオールスターにも選ばれたことがある有望株だった。しかし、イチローがいたあの頃のマリナーズはフロントスタッフやコーチが頻繁に変わり、若い投手の育成方針がブレまくっていた。カンピーヨ(メキシコ)やナジオッテら、他球団なら成功したかもしれない投手の1人だった。

◇参考2:日本に来た助っ人外国人
ホルバート・カブレラ (SB2005~06)
ジャシエル・ヘレラ (西武2022~23)
タイロン・ゲレーロ (ロッテ2022,25~)
ギジェルモ・モスコーソ (DeNA2014~16)