ラモンテ・ウェイドJr.


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LaMonte Wade (フルネーム/LaMonte Aaron Wade)

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1994-01-01生|185cm93kg|外野手、一塁手 左投左打

出身地/アメリカ合衆国 メリーランド州ボルチモア

ドラフト/2015年MIN9巡目(全体260位)指名

メジャーデビュー/2019-6-28
■選手紹介

ジャイアンツに来て戦力となった外野手。ツインズのマイナーにいた頃はあまり目立っていなかったが、ジャイアンツに来てから9回以降の勝負所で打ちまくり、移籍1年目にしてサンフランシスコのファンの心を掴んだ。ニックネームはその終盤の勝負強さから"レイトナイト・ラモンテ"もしくは"レイトイニング・ラモンテ"。

【球歴】
メリーランド州ボルティモアで生まれたウェイドJr.は、地元の高校に通い野球とバスケットボールをプレー。野球では外野手兼投手を務め、2012年のメリーランド州でNo.1の有望選手にランクされた。高校卒業後はメリーランド大学カレッジパーク校に進んでメリーランド・テラピンズでプレー。フレッシュマン(1年生)のときに数試合登板してからは野手に専念し、同期のホゼ・クアスや1個下のブランドン・ラウとテラピンズの主軸を担った。

2015年にドラフト9巡目指名を受けてミネソタ・ツインズに入団。マイナー時代はどちらかというと選球眼が良い外野手という評価をされていた。大きな注目を集めることはなかったが、昇格2年目の階級で必ず成績を伸ばし、2019年にメジャー昇格を果たした。

ツインズで目立った活躍ができぬ間にトレードが成立。投手のショーン・アンダーソンとのトレードで2021年からサンフランシスコ・ジャイアンツ入りした。すると2021年は9回限定ではOPS1.409、延長戦時OPS1.200と終盤に限って打ちまくり、予想外の107勝を挙げるチームの象徴的存在となった。

翌年は打撃不振に陥ったものの、2023年は立ち直り21年に匹敵する活躍を見せている。現地6/2にオラクル・パークで通算100本目のメモリアルなスプラッシュヒットを放ち、同年のハート&ハッスル賞の候補者に選ばれた。

【プレースタイル】
試合終盤に強い特徴は前述の通りだが、もう一つ特徴的なのは左投手を極端に苦手としている点だ。初めてヒットを放ったのはメジャー3年目(2021年)の後半戦まで出ず、21年は打率.135・OPS.389、22年は打率.100・OPS.252と壊滅的だった。23年は月末現在で出塁率・長打率ともに3割台に乗せており、克服できれば不動のレギュラーになれるだろう。

守備は両翼をメインにセンターも守れる外野手だが、肩が弱く守備指標も良くない。ファーストでの出場機会が増えてきており、2023年はブランドン・ベルトがFA流出したこともあってファーストのレギュラーに納まっている。

寄稿日:2023-08-10 最終更新日:2023-08-10
オールスター:なし

主な表彰:なし

タイトル:なし

▼100本目となるメモリアル・スプラッシュヒットを放つラモンテ・ウェイドJr.

▼レギュラーシーズン個人成績

年  チーム 試 打席 安打 2B 3B 本 打点 四 死 三振 盗 打率 出塁 長打

2019 MIN 26  56  11  2 1  2  5 11 2  9  0 .196 .348 .375

2020 MIN 16  39  9  3 0  0  1  4 1  9  1 .231 .318 .308

2021 SF 109 336  85 17 3 18 56 33 5 89  6 .253 .326 .482