アドリー・ラッチマン


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Adley Rutschman (フルネーム/Adley Stan Rutschman)

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1998-02-06生|188cm100kg|捕手、一塁手 右投両打

出身地/アメリカ合衆国 オレゴン州ポートランド

ドラフト/2019年BAL1巡目(全体1位)指名

メジャーデビュー/メジャー経験なし
■選手紹介

2019年のドラフトの全体1位指名選手のキャッチャー。苦しい戦いが続くオリオールズにとって最大の希望といえる存在である。至って真面目な性格でリーダーシップに優れ、走力以外の4ツールを非常に高く評価されている。スイッチヒッターで、打席と反対側のバッティンググローブから着けるというゲン担ぎをしている。2022年の開幕戦からメジャーでスタメン出場する予想が多かったが、故障のため5月下旬のデビューとなった。

オレゴン州立大学では、フレッシュマン(1年生)ではフットボールと掛け持ちし、翌年次から野球に専念する。2018年のソフモア(2年生)でチームをカレッジワールドシリーズ制覇に導き、自身はMVP。2019年にはゴールデンスパイク賞とディックハウザー賞をダブル受賞する素晴らしい実績を残した。ドラフトでは大方の予想通りドラフト全体1位でオリオールズに指名され、当時の最高額810万ドルで契約した。

新型コロナの影響で2021年が実質プロ1年目となったが、AA・AAA級でOPS.899を記録、守備でもマイナーリーグのゴールドグラブを受賞して、早くもファームでやるべき課題がなくなった。翌2022年に開幕からメジャーでスタメンマスクを被る予定だったが、痛めていた上腕三頭筋の具合をみて5月下旬にお披露目となった。

ちなみに、足が遅いのが唯一の弱点なのにメジャー初安打が三塁打だった。10年以上前、マット・ウィータースという大きな期待を背負ったキャッチャーがいた。2007年のドラフト1巡目(全体5位)オリオールズに入団、ラッチマンと同じ両打ちのうえ、初ヒットも同じ三塁打だったのでデジャブを感じたO'sファンも多かったようだ。

寄稿日:2022-06-26 最終更新日:2022-06-26
オールスター:なし

主な表彰:なし

タイトル:なし

▼メジャー初安打を三塁打で飾るラッチマン

▼レギュラーシーズン個人成績

年  チーム 試 打席 安打 2B 3B 本 打点 四 死 三振 盗 打率 出塁 長打

(~2021年メジャー経験なし)