フィル・ゴスリン


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Philip Gosselin (フルネーム/Philip David Gosselin)

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1988-10-03生|185cm85kg|二塁手、三塁手 右投右打

出身地/アメリカ合衆国 ペンシルバニア州ブリンマー

ドラフト/2010年ATL5巡目(全体164位)指名

メジャーデビュー/2013-8-16
■選手紹介

エンゼルスでいつの間にか上位打線を打つようになった便利屋の内野手。大谷翔平とそれほど絡みがないため、日本人からの知名度は低いかもしれない。

高校時代にショートを守っていたゴスリンはバージニア大学に進学。ACC(アトランティック・コースト・カンファレンス)所属のバージニア"キャバリアーズ"では主にリードオフマンを任された。ソフモア(2年生)の2009年はサンディエゴ州立大で旋風を巻き起こしていたスティーブン・ストラスバーグからホームランを放つなど、キャバリアーズ初のカレッジワールドシリーズ進出の立役者となった。ジュニア(3年生)では歴代キャバリエのシーズン最多安打(100本)を放ち、打率.382を記録する大活躍でオールACC1stチームとオールアメリカ3rdチームに選ばれた。

プロ入り後、2012年にAAに到達。翌2013年にはAAA到達して同年中にメジャーデビューも果たす。メジャー初ヒットをセーフティバントで決め、ここまでは順調そのものだった。2014年はAAAでは打率.344・OPS.866の好成績を残すもメジャーではOPS.624と平凡な成績に終わる。46試合の出場機会のうち38試合で4つのポジションに就き、代打8回、代走4回とこの年から便利屋として起用されるようになっていく。

2015年は開幕から打撃好調で打率.320を維持していたが5月に守備中にゴロに飛び込んだ際に左手親指を剥離骨折。60日故障者リストに入っている最中にダイヤモンドバックスへトレードされた。2016年は初めてフルシーズンをメジャーで過ごした。全試合の半分以上にあたる83試合で代打として起用され、シーズン最終戦は延長11回に劇的な代打サヨナラ適時打を放った。守備に就いた50試合では一塁・二塁・三塁・両翼を守った。

2016年以降は開幕でメジャー契約が取れないシーズンが続き、チームを転々とする。2020年までにパイレーツ、レンジャース、ブレーブス、レッズ、フィリーズに所属しては出場機会に恵まれず、不遇の時を過ごす。

2021年にエンゼルスから招待選手として声がかかる。開幕メジャーとはならなかったが、5月にメジャーへ昇格するとスタメンで起用されるようになる。相変わらずポジションは固定されないが、アンソニー・レンドンやジャスティン・アップトンの長期離脱やテイラー・ウォードの守乱などで空いた穴を埋め、いつの間にか外せない選手となった。打順も長打はないが打率が残せるため3~5番にラインナップされる試合が増えた。

スペックについては、バッティングはミート力に長けていて、相手投手の利き腕やピッチングスタイルに関係なく打球を前に飛ばす能力がある。得点圏にランナーがいると打率が上がるクラッチヒッター。シチュエーション別だと満塁時の打率が最も高い"満塁男"でもある。走力は盗塁技術が無いため盗塁数が少ないため、実はメジャーでも指折りの俊足であることはあまり知られていない。守備は便利屋として一塁手、二塁手、三塁手、両翼で起用されている。守れるポジションが多いがレギュラーレベルに比べると少し動きが鈍い。肩は平均レベル。

Twitterのアカウント"PGosselin15"は2013年暮れにメジャー40人枠に入った時に与えられた背番号15から来ている。メジャー公式によるとゴスリンの趣味はゴルフとハイキングと読書だそうだ。

寄稿日:2021-09-25 最終更新日:2021-09-25
オールスター:なし

主な表彰:なし

タイトル:なし

▼2015年のレギュラーシーズン最終戦で延長代打サヨナラタイムリーを放つゴスリン

▼レギュラーシーズン個人成績

年  チーム 試 打席 安打 2B 3B 本 打点 四 死 三振 盗 打率 出塁 長打

2013 ATL  4  6  2  0 0  0  0  1 0  2  0 .333 .429 .333

2014 ATL 46 128  34  4 0  1  3  5 2 27  2 .266 .304 .320

2015 ATL 20  40  13  4 0  0  2  2 0  5  2 .325 .357 .425

2015 ARI 24  66  20  5 1  3 13  7 2 11  0 .303 .382 .545

2016 ARI 122 220  61 12 1  2 13 15 1 46  3 .277 .324 .368

2017 PIT 28  40  6  1 0  0  2  2 0  9  0 .150 .190 .175

2017 TEX 12  8  1  1 0  0  0  0 0  3  0 .125 .125 .250

2018 CIN 20  24  3  0 0  1  2  4 0  8  0 .125 .250 .250

2019 PHI 44  65  17  3 0  0  7  3 0 16  0 .262 .294 .308

2020 PHI 39  92  23  5 0  3 12 10 0 27  0 .250 .324 .402